« 【共認社会の新しい農法とは?】(6)水による栄養素循環~必要元素が存在しても、使える状態であることが重要~ | メイン | 【共認社会の新しい農法とは?】(7)人間社会と生態系の関係~古代文明から学ぶもの~ »
2010年04月08日
農業インターンシップ受け入れ日本一!・・・農業インターンシップって何?
こんばんわsugi70です
類農園の紹介シリーズ第2弾は、エコファーマーに引き続き、農業インターンシップについて紹介していきたいと想います
類農園には、毎年たくさんの学生が来てくれています。数週間という短い期間ですが、インターンシップを通じて、一緒に農作業をしたり、農業の未来について一緒に考えてみたりと、お互いにとって良い励みになっています
そして、気がついたらインターンシップの累計受け入れ数がなんと日本一
正直僕たちもびっくりでした
今回は、なんでそもそも、こんなにたくさんのインターンシップ生を受け入れているのか、そのような関係を通じてこれからどうしていきたいのかをお伝えしたいと想います
1.農業インターンシップとは?
皆さんは、農業インターンシップ制度をご存知ですか?
学生を対象とし、農業法人にて、数週間の間、農業を体験してもらう制度です。
以下は、全国新規就農相談センターより引用しました。
農業インターンシップは、学生の皆さんが農業法人で就業体験をする制度です。全国農業会議所では、平成11年度から農林水産省の補助を受けて、農業インターンシップを実施しています。その目的は大きく2つあります。一つ目は就職先として農業という業界を知ってもらうこと、二つ目は私たちが日頃食べている食料とその生産について関心を持ってもらうことです。短い期間といえども農業を体験することは、農業という業界で働くこと、日本の食料・農業事情について実態を知る貴重な体験になると思います。

類農園は、このインターンシップ制度が始まる1年前に設立され、現在まで毎年たくさんのインターンシップ生が来てくれました
お陰様で、平成11年~19年までの累計インターン数は116名と、全国1位です
もちろん昨年も、たくさんの学生が農園を訪ねてくれました。嬉しいことですね
2.類農園がこんなにたくさんの研修生を受け入れているのは何で?
インターンシップ生を受け入れ始めたのは、農園が設立して間もない頃からで、そのときの状況は、人手が足りず、インターンシップの学生であっても、一緒に作業してくれたらとても助かるといった理由が主なものだったそうです。
ですが、だんだんと農園の意識も変わってきて、現在では、むしろ一緒に充足し合える仲間であったり、「農」の将来を考え、支えあう仲間を求めているんだと感じています。
数週間という短い期間だからこそ、学生には、色々な体験をしてもらいたいですし、認識や知識を学んで帰ってもらいたいです。だからこそ、季節ごとの作業については、できる作業だったら何でもやってもらっています。そして、会議やミーティングの場にも一緒に参加してもらい、社会や農業の勉強や、農園自身の課題、学生の就職の相談についてまで、全て一緒に行動し、考えていくというスタンスをとっています。
研修生と社員という垣根を越えて、一緒に何でも話し合えるような関係、それが、学生にとっても、私たちにとっても、最適な関係なのかなと実感しています。

今までたくさんの人が農園に研修に来てくれましたが、農園での充足体験や、学んだことを生かしていって社会に役に立ってほしいと考えています。これからもできるだけたくさんの人を受け入れていきたいですが、農園に来てくれた学生に対し、何を伝え、何を感じ取ってほしいのかを語れるようになることと、学生の様々な期待に応えられるような農園にすることがこれからの課題だと思います。
3インターンシップ生の感想
最後に、今まで来てくれたインターンシップ生の感想を引用したいと思います
毎回研修生が書いてくれているノートがあり、今回はその中から少し引用しました
全ていい内容だったので全部載せたいところですが・・・
大阪 大学生 C.Aさん
今回の実習で、類農園のみなさんと共に働き、会話(あまり上手く出来ませんでしたが・・・)をするうちに、私の中だけでの農業のイメージが変わり、農業を行うためには農業以外の世界を見ることも必要だということを知りました。他にも教わったことはたくさんありました。
一週間私を受け入れて下さって本当にありがとうございました。そして毎日おいしいご飯をありがとうございました。類農園のみなさんと出会えたことを幸せに思います。貴重な体験をありがとうございました。
大阪 大学生 Kさん
類農園の皆さん、本当にありがとうございました。 みんなとっても親切だし、楽しいし、とっても居心地良かったです。 私の相談にもたくさんのってくれて本当にありがとうございました。 ここに来るまでは、「社会に出るまでは大変そう。」とか、「ずっと学生のままがいい。」って思っていました。でも、色んな人に話を聞いたり、本社に行ったり、塾の先生の顔を見たりしたら、「社会に出るのもいいかもしれない。」「働くのも楽しそう。」って思えるようになりました。ここに来なかったら、そんな風には思えないままだったことでしょう。 あ~帰るのかあ・・・名残惜しいです。でもまた必ず来ます。くじけそうになったら来るので、また相談にのって下さいね。 本当にありがとうございました。幸せな二週間でした。
滋賀 大学生 Nさん
私は農業体験をして、将来自分が農業をできるかどうか考えるために類農園に来ました。 しかしここで得た最も大きなことは皆で一緒に何かやることの楽しさを知ったことでした。 「皆でわいわい話をしているとどんどん話が発展しておもしろかったし、最終的に一人では思いつかないようなすばらしい案が出来上がりました。私は今まで何でも一人ですることが多かったけれど、この楽しさを知ってこれからはいろいろなことをみんなでやりたいと思うようになりました。 2週間はあっという間でしたが、ずっと前にここにいたような気がします。それくらいみなさんと親しくなっていました。 いつか皆さんにまたお会いしたいです。 2週間本当に楽しかったです、ありがとうございました。
愛知 大学生 Sさん
自然が好きだから農業に興味を持ったという人は多いと思いますが、僕は農業=自然のようには感じませんでした。 それよりも、農業は人と協力し合わなければ成立しない業種であって特に人間くさい職だと感じました。 研修してわかったのは、作物は勝手にできるものではないということです。土を作り、畑を耕し、種を撒いて、雑草や虫と戦いながらやっとできるものでした。そういう意味では農業は凄く科学的です。間違った事をすれば必ず失敗してしまうものです。逆にいえば、良い作物が出来たときはすごく嬉しいと思います。 最後に、共同生活ってのはいいもんですね。みんなで一緒にご飯を食べたり、色んな話をしたり、短い期間でしたが、家族の一員になったような感じがしました。とても楽しかったです。また、いずれ類農園の皆さんにお会いしたいです。本当にありがとうございました。
このような感想が返ってくるだけでも、インターンシップ生に対して「こちらこそありがとう」という気持ちっでいっぱいです
彼らがまた農園を訪ねてくれた際にも、もっと充足してもらえるような農園をみんなでつくっていきたいです。
今回はここまでです。
読んで頂きありがとうございました
最後に応援クリック
も、お願いします
![]()
投稿者 sugi70 : 2010年04月08日 21:19
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.new-agriculture.net/cgi/mt-tb.cgi/1052
コメント
★こんばんわ~お疲れ様です。◎越後から来た おやじです!
皆様の温かいご指導を頂き なんとか研修も終わろうとしています。「農業」という仕事の大変さ大切さを身をもって改めて学ばせて頂きました。(遥々、来た甲斐”大”)今後も まだまだ 学ぶ事が沢山あり不安も「大」ですが、私が目指す物も 夢から目標に変わり 更に、類農園の皆さんからの活力で力強く背中を押して頂けた様な気がいたします。今後は心配や後悔はせず前向きに”今に 集中”して生きて行こうと考えます。
農園長様 ちょっと疲れ気味のこんな中高年を快くむかえて下さり 最後になりましたが 本当に本当に有難うございました。そしてこの皆様方とのご縁を生涯の宝物にして行こうと思います。
投稿者 K.W : 2010年04月10日 01:43
大学では、環境科学や環境保全学について勉強していましたので、仮に自分が農業をするとしたら有機肥料中心の環境保全型農業をしたいと思います。岐阜大学では、水田などの水場があることで森林が豊かになるという事を学んだので、林業や水稲をイメージしていましたが、研修は非常に短期間ですが受けてみて、弟子入りするにしても自分がやるなら、やはり畑だろうと思いました。
高校までは茨城県東海村に住んでいたので、田舎暮らしは好きですが、実際に農業をやるかどうかはまだわかりません。ただ、もともと生物学が好きで勉強していたので、農協などへの就職を考えた時期もあるのですが…。
就職活動はまだしばらく続きそうですが、かみなか農学舎も面白く、視野に入れたいと思います。
投稿者 K.U : 2010年04月10日 01:59

