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2009年12月24日

新シリーズ【「新しい農のかたち」の実現に向けた政策提言】(2)

みなさんこんにちは。せきやです。

政策提言シリーズ第2段!

農業を取り巻く環境は非常に厳しいものとなっていますが、農をどうしていくか?を考えていく中で、自国の食料保障の問題は切っても切れないものだと思います。 m001

現在、日本の自給率は散々たる数値となっています。 Crying or Very Sad このようになってしまった背景を見てみると、アメリカによる食料支配 m011 という構図が浮かび上がっています。国として生産基盤を他国に依存しているという状態は、非常に危険な状態 m008 なのだと思います。

今後、アメリカによる食料支配から脱却していく必要がありますが、その参考として今回は、日本と同じように生産基盤を他国に依存しているところから、脱却の実現に向けて確実に歩みをすすめている事例 m034 を紹介したいと思います。

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るいネット 石油依存からの脱却-キューバの有機農業 より

chuco.jpg
写真は、http://newfarm.rodaleinstitute.org/japan/features/200304/200304052Cuba/SJ_cuba.shtml">キューバ農業視察記さんからお借りしました。

>日本の農業が海外からの輸入による農作物に勝つには、この【有機農法】がポイントになる!可能性がここにある! (153746)

同感です。大規模農業から有機農業に転換した成功例としてキューバが挙げられる。(参考14096Cool

ソ連崩壊前のキューバの食糧自給率は43%であり、石油・食糧を含めた生活必需品をソ連、東欧からの輸入に頼っていたキューバは、深刻な栄養不足へと陥る。燃料の減少はトラクターをただの鉄の塊にして、農薬の減少は大規模な農場の管理を難しいものとした。そこで、人々は日々の生活を生き抜く為に自分達で食糧を確保するしかなく、機械や農薬も手に入らない状況では必然的に有機農業を始めるしかなかった。しかも、輸送用燃料の不足から、地産地消も結果として実現され、現在では食糧自給率は90%後半まで復活した。そして地域コミュニティの復活と、現在の日本の課題が全て解決されている。付け加えるなら、現在の主としてアメリカの健康志向の潮流から、フロリダへの有機野菜の出荷が現実味を帯びて検討されているとのこと。市場でも勝っていける見通しが立っている。

石油がなければ生けていけない。多くの人々が実感しているところだが、本当にそうなのだろうか?ひょっとしたら、そう思い込まされているだけ?

キューバの逆境からの脱出には、大いに学ぶべきところがある。


逆境を経験し、脱アメリカの道を歩んでいるキューバからは学ぶところがありそうです。 Very Happy そこで、もう少し、キューバがどのような逆境に陥り、そしてどのような対応をしてきたのか、少し調べたので、紹介したいと思います。 Wink

●キューバ革命
それまでは、砂糖農園、金融、鉱山、鉄道、電力、電信、貿易、商業、観光など公益事業のすべてをアメリカが支配し、その中でアメリカと癒着し民衆を搾取する、バチスタ政権が半世紀にも渡って存在していた。そこでフィデル・カストロがバチスタ独裁政権を打倒し、59年1月に革命政権を樹立。

●アメリカとの対立→ソ連との関係が深まる
農地改革の過程でキューバの大半を占めていた米国系企業の土地を接収したためアメリカと対立。
アメリカからの輸入がストップし、当時アメリカと冷戦状態だったソ連と関係が深まる。ソ連と、その他の社会主義国との輸出入に限定される。

●ソ連が崩壊し、絶望的な食料危機
その後、ソ連が崩壊。その結果、ソ連との関係が途絶え(輸入がストップ)、絶望的な食料危機に陥ってしまう。(1958年当初、食料自給率(カロリーベース)は70%。その後、1984年で47%に急落。その後も、全体としてはあまり変化がないようです。)リンク

●抜本的な経済復興
これまで、政策として、
m281 医療・教育などの公共サービスの無料化
m282 生活必需品を公平に分配する配給制度
m283 農地の国有化
m281 外貨獲得を目的とした医療などのサービス輸出
などが行われてきました。
その中で、自給率向上に向けて、一部地域の都市有機農業の取り組みや農業振興も含まれています。 m043

これらの取り組みの結果、アメリカからの経済制裁を受けながらも、GDPの増大を図り、経済成長を遂げてきましたVery Happy

今後は、国民的討論を組織しながら改革を進め、アメリカ支配からの脱却というベクトル上で、他国との関係を緊密にして外貨資本を重視し、市場開放の動きが進んでいくようです。 Wink リンク

少し前に、キューバの都市における有機農業は脚光を浴びましたが、調べていくうちに、それ自体で自給率が改善したとか話はあまりでてきませんでした。調べた範囲では現在のところも自給率は30~40%代という話が出てきます。
ただし、ソ連崩壊を契機に食料や物資の不足という逆境を経験し、脱アメリカという路線で、国民全体でなんとか国を復興させようとする動きがあるのは確かです。

まだ成功事例とは言い難いところがありますが、キューバから学ぶ事はたくさんあり、日本も脱米へと舵を切る事を考えていく必要はあるのではないでしょうか。 m058 m061

投稿者 keitaro : 2009年12月24日 08:00  

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コメント

たしかに、脱米を国一丸となって行い、今も試行錯誤しているところは、見習いたいですね!

投稿者 くま : 2009年12月28日 02:04

キューバの有機農業は成功事例としてよく紹介されていますが、食糧自給率は90%~40%と大きく違っていて事実がよくわかりません。

仮に食糧自給率40%が事実であれば、栄養障害や餓死者がででてくると思えます。

カロリーべースの考え方が現実の食糧自給率にそぐはないのかもしれません。

どうであれキューバは実態の解からない国です。

投稿者 trail : 2009年12月31日 13:51

くまさん、trailさん、コメントありがとうございます!

調べるほど、キューバ、よくわかりません!

安直にいい話に飛びつくのはよくないですね!

キューバについては、もう少し実態把握から始めた方がよさそうです。

投稿者 せきや : 2010年01月06日 22:34

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