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2009年03月02日
土地の私有意識と共同体的所有意識
日本の農業について、色々調べていると、土地の問題にぶち当たります
土地に、現在のような所有しているという意識はいつ生まれたのでしょう?
今回は、るいネットの記事を参考にまとめてみました
実は、江戸時代まで土地の私有意識はなかった!
江戸時代までは、集団で土地を管理したそうです。
入会権(いりあいけん)
村落共同体等(入会集団)が、一定の主として山林原野において土地を総有し、伐木・採草・キノコ狩りのなどの共同利用を行う慣習的な物権であり、民法が定める用益物権である。入会権が設定された土地のことを入会地(いりあいち)という。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
これを所有物に変えたのは明治の農地改革である。 明治政府は法律の近代的整備の必要から、欧米の全てのものに所有権を設定する概念を取り入れてしまった。これにより、農地や山林は多くの農民に分配され、これが農地制度の改革と認識されてしまっている。
しかし、これが大地主を生み出した。元々、土地の所有に慣れていなかった農民から、二束三文で土地を買い占める商才に長けた人間が出現した。これが戦前の大地主である。この農地制度から小作農を解放するために、戦後、再度農地改革が行われた。
引用先:農地改革が所有の意識と大地主を生み出した
明治に所有という概念が入ってきたようですが、
商才に長けた者が所有という概念を上手く使って、大地主になりました。
庶民には、個人の所有物という意識はまだなかったようです。
しかし、戦後そのみんなの意識は変わっていきました
GHGによる占領政策は大きく、自民党を通じた政治支配、電通を通じたマスメディア支配、教育基本法による教育支配、農地改革を通じた中産階級支配の4つに分けられるだろう。このうち、政治支配を除いて、全てはアメリカの価値意識を日本に移植していく政策であるといえるだろうが、中でも農地改革は余り指摘されることは無い割りに大きな成果を収めているように感じている(政治支配を除いたのは、現在の小泉首相と違って、当時の政治家は戦後日本の有り方に相応に苦慮しており、米国の支配に単純に従順だったわけでは無いからである)。
農地改革は、農地を地主から買い上げて小作人に土地を持たせたもので、戦後の日本の民主化のためと一般には言われるが(一部には共産主義化を防ぐとの見方もあるようだが)、これまで何ら財産を持たなかった小作人に土地と言う私有財産を持たせることの意味は、単に民主化というより、個人主義的私有意識と言う点で大きな意味を持つのではなかろうかと思う。
引用先:日本の個人主義 戦後の私有意識はどこから
戦前まで、所有意識のなかった人々に、戦後の改革で「個人」の土地所有を保障したことで、
個人主義的私有意識が生まれていったんですね
それは、現在ではあまりこだわる必要のないものに思えます。
これからの可能性を感じるのは、「みんなの場」という新しい意識
「みんなの場」という新しい意識の対象領域は、自分・他者・環境の全てを含んだもので、この領域を認識するにはそれら全体の構造認識が必要で、「自分にとってどうか?」というような分断された認識手法は全く通用せず、むしろ邪魔になってくる。
引用先:私権の及ばない領域。
みんなを想い浮かべれば、今の考え方に固執する必要はなくなってくる・・・
今でも共同体的所有は続いているそうなのです。→共同体的所有
生きていくための課題において抜け駆けも落伍者も出さない、村民一致の取り決め(=規範)
それを築くことは難しいことじゃないのかもしれません☆
投稿者 megu3 : 2009年03月02日 22:29
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コメント
こと農地に限れば、田舎でも、財産的な所有意識は、50代以下では、薄らいでいますね。でも、農地として荒廃させることは、極端に嫌う。誰かに耕作してもらう、あるいは、売り渡してでも、きれいに管理されることを、みんな望みます。公共財的な意識でしょうか。
投稿者 naganobu : 2009年03月03日 20:27
>売り渡してでも、きれいに管理されることを、みんな望みます。
そうなんですかΣ(@c@)
私も家の近くに、所有者不明で、荒れている土地があるのですが、田畑であったり、ひと気が感じられる方が嬉しいなぁと思います。
公共財的な意識なんでしょうか~?
投稿者 megu : 2009年03月05日 01:14
「墾田永年私財法」ってやつはまた別の話ですか?
投稿者 f : 2009年03月05日 21:20
fさんコメントありがとうございます☆
初めましてでしょうか~??
現代の土地の私有意識には自由に売り買いできるという意識があるように思います。
一方で、江戸時代以前の土地において、農民は使用権(≒耕す権利)を得ることしかできなかったようです。
墾田永年私財法では、
>農地を開墾して私有地にするのは貴族・豪族・寺社などで、彼らは実際に耕作する農民から年貢を取り立てるhttp://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1315078023
というようなことがあったようで。。。
調べてはみたのですが、あまり分かっていません(^^;)
fさんは、「墾田永年私財法」という言葉が出てくる時点で、お詳しそうですが、どのような疑問なのか、もう少し教えていただきたいです☆
投稿者 megu : 2009年03月06日 00:12
お返事おくれました。
挨拶もおくれました。
はじめまして中学時代歴史の成績がずっと「4」だった「f」と申します。
文章を読んでるときに昔勉強した記憶がオーバーラップしてきたものでろくに調べもせずにコメント書いてしまいましたが親切な方の投稿を読みすっきりしました。
投稿者 f : 2009年03月11日 19:28
「4」で「f」さんなのですね。
お返事ありがとうございます☆☆
「新しい農のかたち」ブログの会員のmeguです。私もちわわさんの投稿で、歴史についても、新しく理解することができました!!
質問してくださってありがとうございますm(__)m
投稿者 megu : 2009年03月14日 02:43
農業従事者の高齢化、認定農業者制度の導入に伴う大規模化、減反、気候変動の激化等々農地をめぐって、さまざまに条件が変化しています。このほかにも、近々農地法の改正が予定されており、農地転用許可の対象者も農事法人以外に株式会社にも広げられるように伺っています。農地を所有権移転したり、賃貸借するには、境界確定した上で地籍測量図の作成や里道・水利河川明示図が必要になり、また費用もかかりますが、あくまで相手側とのたしかな合意の上で手続きを進めてください。また、これらの準備ができたからといって、安易に借金のカタにするのは、よくはわかりませんが、「共同体的所有」意識からはずれることにならないとは限りません。やはり、集落は集落としての規範をもって、相互に律して集落としての営農を守っていってください。
投稿者 町の子 : 2009年03月31日 21:58
「現時点の問題は、農地でもコメでも食肉でも、規則があまりにも複雑で不透明なことです。何をすれば違法になり、何をすれば摘発されるのかさえ曖昧で、これでは正直者が報われません。この状況だったら何をやっても効果はありません。」(明治学院大学経済学部教授の神門善久氏「ずさんな農地行政が農業の自壊を招く」 日経ビジネスオンライン「 吉田鈴香の「世界の中のニッポン」」より)
(http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20090223/187014/)
専門家の現状分析だけにしっかりと耳を傾けなくてはならないものがありますが、安易な部外者からの提言や選挙対策用に農業問題を利用されることを避け、たしかな農業の未来像を描くには、氏の言われるように現状の正確な認識から出発することが必要なようです。
ところで、米のおいしさに関しては、やはり寒冷地域の東北、北陸産に定評があり、これによる産地間格差が現実の取引に影響していることは疑いないところだと思いますが、これが減反が米生産量に応じて規制されるということとどう関係してくるのか、疑問は尽きません。また、市街化の進んだ地域での転用の看過の問題も、経済的に背に腹は代えられない問題が見えるだけ関係当局の悩みがわかる気がします。
農地法も対策的には一見いい方向に改正されているようですが、なにしろ農地基本台帳が未整理では、お寒いかぎりのようです。
投稿者 町の子 : 2009年04月05日 19:31
>農地法も対策的には一見いい方向に改正されているようですが、なにしろ農地基本台帳が未整理では、お寒いかぎりのようです。
その通りですね。
データも規制の状況も、現状の正確な認識がなければ、なにを改善するのか分からないと思います。
町の子さんは、色々お詳しそうです。
>米のおいしさに関しては、やはり寒冷地域の東北、北陸産に定評があり、これによる産地間格差が現実の取引に影響していることは疑いないところだと思いますが、これが減反が米生産量に応じて規制されるということとどう関係してくるのか、疑問は尽きません。
上記のことが、関係しているという話があるんでしょうか?勉強不足ですみません。教えていただけると嬉しいですm(__)m
投稿者 megu : 2009年04月06日 01:38
megu こんにちは 私は、農業はまったくのド素人でして、ただ複雑なところに興味を持っているだけの人間ですので、、、、
減反について勉強しました。農水省の総合食料局食糧部計画課の人から聞きました。
減反目標は、昨年度の米需要(供給)実績と今年度6月末の米在庫見通しを示してその差を新年度全国需要量目標としたうえで、都道府県毎の過年度詳細情報を公表する形となっているようです。(7/31発表、11/30、3/31修正値発表)
一般論ですが、消費者は、出来るだけおいしくて安全な米を選ぶ権利があり、そのためそんなお米を作れる産地が出来るだけ増えて安くしてほしいというのが正直な願いなんでしょうが、一方で農地は、現状では、北陸、東北等の寒冷適地で耕地の大規模化が進行しているものの、減反が全国一律に行われているという矛盾があるという印象が現在あるようです。
日本全体としては、寒冷地は冷害が、温暖地は多収穫が期待されるも、地球温暖化や台風水害という短所、難題があるようで、両者、両刃の剣の側面があります。ゆえに、やはり気候的にこれらの中間に位置する産地が今後も安心できるといった趣ではあるようです。
これに加えるに約10パーセントのミニマムアクセスは、つくり過ぎへの抑制と不作時のリスクヘッジとして機能するという役割をはたしていると見られますが、現在の農政の課題の「自給率向上」に対しては、減反と並び、障壁として働いていることは事実でしょう。
ところで酒どころがおいしい米の産地であり、またおいしい水のありかであるように、水も大切な要素に挙げられると思います。雪解け水は天然の用水で貯水池も必要なく、ただきれいに川を流れくだり、あるいはミネラル成分を含んだ地下水として湧き出てくる、このことが日本だけの持ち味ですから、これこそ比較優位を誇ってよいのではないか、と思う次第です。実際のところも、供給実績は、こういう地域に偏りつつあるという印象です。
投稿者 町の子 : 2009年04月07日 13:20



と よろしくおねがいしま~す
のなどの共同利用を行う慣習的な物権であり、民法が定める用益物権である。入会権が設定された土地のことを入会地(いりあいち)という。