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2008年08月12日

食べるって何?

みなさん、こんにちは~ Very Happy たてこです m142
毎日ひっくり返りそうなくらい暑い日が続いてますね m248

今回から、毎日、当然のように口にしている「食品」について、
様々な角度から追求していきたいと思いますので、応援よろしくお願いします m023

まず第一弾として、

「食べる」って何?人類って、何をどうやって食べてきたの?

といったあたりに迫ってみたいと思います Rolling Eyes


まずはとっかかりとして、森枝卓士氏の「食の文化変容」序説という文章が
興味深かったので紹介します m030

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この森枝氏が言っている「食の文化変容」とは、

如何にして、そして、何故、人は新しい食を受け入れるのか、
あるいは、受け入れないのか

というテーマだそうで、人の味覚は保守的であると言う前提について検証されています m060

ある食品会社で行われた官能試験と呼ばれる味覚の検査で使われている溶液に目をつけ、 その濃度に着目し、「苦いとか酸っぱいは薄いものでも感知できるが、甘いや塩っぱいは ある程度濃くならないと分からないように、人間の味覚はできている!」という事実に着目し、 そこから

糖分やミネラルはある程度まとまった量を摂取しないと意味がない。だから、微量であれば、
人間のセンサーは感知しないように出来ている。対して、苦いや酸っぱいは食べたら
「危険である」のサインなのだから、微量でも感知するように出来ている

という仮説を導き出されています。

そこから、実は味覚とは生存のために

「食べても大丈夫かどうか」、「食べるべきものである」かを知るための
シグナルとしてもともとは存在していた
感覚だった m259
ということは、「食べるとアブナイ」ということで、食べなれないものは食べないという保守性を
元々持っていた。それと同時に、「食べるべきものではない」ことに敏感なセンサーを持っていたということは、危なそうと思いつつも、新しいものを食べていたということとも考えられる m051

そして、その大前提としてヒトが雑食であるということに着目され、雑食ではない動物
(コアラや牛etc.)が、食べられまいと消化しにくくしたり、毒を含んだりという進化をとげた植物を食べるために、体をそれを受け入れるようにという方向に進化を遂げたとし、
人類が取った戦略として、少量食べる、つまり、それだけを餌として特化させず、
他の諸々と一緒に食べることで危険を回避するという路線を指摘しています。
つまり、雑食となることで、食べ物の持つ危険性を薄めるという路線を取ったのだと m034

そして、それには食べたものを認識し、記憶しておくという能力が不可欠なのである、
そうでないと、結果的には「大量に食べたら危険である」ものを大量に食べてしまう可能性がある。そのため、類人猿は大脳皮質の発達が顕著 m208 なのだと m034


引用、抜粋以上 m215 m216 m215 m216

なるほど~と思いました。
食について、調べてみれば調べてみるほど、食べることに対しての工夫や奥深さに驚かされる Shocked のですが、食べていくことが最大の圧力源だった外圧状況を考えてみると、当然のことなのだと気づかされました m030

食文化というと、現代人としては、何を好んで食べてきた?とか、何がいつから伝わって、食べられるようになってきた?という視点で考えがちですが、
実は「食べたらやばい」あるいは「これは食べられる」という

生きていくために不可欠の知識を次代に繋げていくこと

それこそが食文化なのかもしれません m208
一方、何らかの毒にあたったとき、「これを飲めば直る」という知識が受け継がれてきたのが今の医薬品に繋がっている m182 m183 m181
そんな人類のなが~い歴史の中での、食文化のあり様に迫っていけたらと考えています m071

まず手始めに、縄文時代のお薦めブログを見つけましたので、その中から記事をピックアップしてみました m023 ぜひ読んで見てください m103

縄文人の食卓
縄文の食料庫・どんぐり
縄文人の図鑑?
縄文時代に栽培!?
縄文時代の野菜って?
山菜と日本人

投稿者 staff : 2008年08月12日 00:52

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亜鉛が不足すると、皮膚の炎症や傷が治りにくい、脱毛、爪の異常、味覚異常などを起こします。また、… [続きを読む]

トラックバック時刻: 2008年08月18日 21:20

コメント

食べたらやばいという危機察知能力は、、感覚的な面でも、知識の面でも、非常に衰えていると思います。賞味期限や消費期限表示の問題も、1つとして、危機察知を全く他人任せにしているということも言えるのではないでしょうか。
 私の親の世代は、糸をひくおにぎり(納豆巻きじゃありませんよ)を食べて、生き抜いててきた人達ですが、見習うところもあると思います。

投稿者 naganobu : 2008年08月12日 13:54

naganobuさん、早速のコメントありがとうございます(o^O^o)

>賞味期限や消費期限表示の問題も、1つとして、危機察知を全く他人任せにしているということも言えるのではないでしょうか。<

これ、かなりなるほどです!!
危機察知を他人任せにしている=自分じゃ分からない、さらに、分からないような食品が増えてきているということですよね?

しかも、そういった感覚って、味覚だけじゃない!!
鋭いコメントありがとうございました☆

投稿者 たてこ : 2008年08月12日 17:06

田舎のおばあちゃんが、道ばたの雑草(僕たちには)を見て、「おひたしにすると美味いンや」とか言っているのを聞くと、自分たちはの食べ物(食べることの出来るもの)に対する認識が、いかに狭いかと思いさらされます。
農作物に限らず、生活圏で採取出来る食べ物をいかに美味しく食べるかという工夫が、食文化を育んできたんですね。大事にしないと、なくなりかけてます、食文化。

投稿者 Anonymous : 2008年08月16日 01:12

人類が雑食であることは周知の事実ですが、では何故雑食になったのか?という問い掛けはとても興味深いですね。当時の外圧状況はどうだったのでしょうか?

「実現論」に以下のような記述がありました。

>足の指が先祖返りして、それ以前の獣たちと同様、足で枝を掴むことが出来なくなったカタワのサル=人類は、樹上に棲めるという本能上の武器を失った結果、想像を絶する様な過酷な自然圧力・外敵圧力に直面した。http://www.rui.jp/ruinet.html?i=100&c=1&t=6#01

木にも登れず、鋭い牙や爪も無く、極限時代の人類は極めて弱い存在で、他の動物が決して住まない洞窟にひっそりと隠れ住み、他の動物と競合しないものを食糧にするしかなかったのです。

我々の祖先は、本能も共認機能も役に立たない状況で、観念機能をフル稼働させて、木の根や堅い木の実、肉食獣の食べ残しの死肉、骨髄や脳みそをすするといった、他の動物が決して食べないようなものを何とか口にする(雑食化する)ことで、ようやく生き延びることが出来たのですね。

引用文にある「大脳皮質の発達」とも、ピタリと辻褄が合うのではないでしょうか。

そうそう、たてこさん、記事の初めか終わりに、お名前お願いしますね^^

投稿者 こまつ : 2008年08月17日 19:46

Anonymousさん、コメントありがとうございます(ノ∇≦*)

>田舎のおばあちゃんが、道ばたの雑草(僕たちには)を見て、「おひたしにすると美味いンや」とか言っているのを聞くと、自分たちはの食べ物(食べることの出来るもの)に対する認識が、いかに狭いかと思いさらされます。<

これ、ほんとにそうですね~☆
さらに好き嫌いによって、こんなものは食べれないなんて言ってることが恥ずかしくとても危機的なことに感じられます。

>農作物に限らず、生活圏で採取出来る食べ物をいかに美味しく食べるかという工夫が、食文化を育んできたんですね。大事にしないと、なくなりかけてます、食文化。<

そうなんです!!
こんな食べられていたのに、すっかり食べられなくなってしまったものを発掘していって伝えていくっていうことも食文化を育んでいくことになるんだなと思いました。

気づきたくさんのコメントありがとうございます♪

投稿者 たてこ : 2008年08月18日 13:42

こまつさん、コメントありがとうございます(-^〇^-)

名前入れました。ありがとうございます☆

こまつさんが言われているように、生きるためには「何でも食べた」っていうことなんですよね。
生き延びるために、頭を使って、他の動物が食べないものを食べれるように調理したり、水にさらして毒抜きをしたり・・・

そうやって考えてみると、食文化ってそれだけで切り離して考えることがおかしいような気がしてきました。
当時の外圧状況、現在の状況をしっかり捉える必要があるなと思いました。

実現論の引用もありがとうございます♪
読んでみます!!

投稿者 たてこ : 2008年08月18日 14:59

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