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2008年07月24日
食農協働による地産地消の試み
こんにちわ。長谷です。
地産地消と言われ始めて久しいですが、
今回は、地域の農家、漁業者と飲食、サービスを結びつけた、面白い地産地消の事例がありましたので、紹介します。
以下
http://www.afc.go.jp/information/manage/food_others/080404.html
からの引用です。
「地域の六次産業」化にふくらむ夢 - 農家巻き込み心こもった地産地消
株式会社グラノ24K設立 1995年
資本金 3,000万円
企業類型 レストラン、ブライダルサービス
経営規模 年商30億円
所在地 福岡県遠賀郡岡垣町
代表取締役社長
小役丸 秀一氏
福岡市と北九州市の中間に位置する福岡県遠賀郡岡垣町の海岸近くにあるぶどう園。そこに、地産地消型のビュッフェスタイルのレストラン、ウエディング・パーティ・スペース、野外バーベキューなどを展開するグラノ24Kがいま、福岡を中心に若者たちだけでなくシニアの人たちの間でも人気になっている。福岡市内にあるビュッフェレストラン「野の葡萄」は行列の出来るほどだ。
ワクワク感ある経営者
どこがいったい魅力なのか。
ずばり、社長の小役丸秀一さんがワクワク感のある経営者で、夢のあるメッセージを発信し、出会う人たちみんなをその気にさせるからだろう。
「私は、農業を地域の宝物にし、それでもって地域を巻き込むきっかけにしたいと思っています。地域の六次産業化ですよ」
小役丸さんによると、農業は岡垣町という地域での偉大な資産。第一次産業で捉えず、むしろ農産物を加工し商品化してサービスに供する。第二次、第三次産業の視点から農業を捉えればイキイキして無限の可能性が広がる。農業もレストランも同じ食の世界。地元の安心できる食材で料理をつくり消費者に好きなだけ食べてもらう。これが地産地消の基本。地域全体で知恵を出し合えば農業は地域の宝物になる。第一次と第二次、第三次を合わせ、農業の第六次産業化をめざしたい、という。
とにかく発想が面白いのだ。
こうした社長方針にもとづき、グラノ24Kでは毎朝、スタッフが周辺農家約30軒を回ったり、あるいは集荷場に直接持参をしてもらって、その日収穫した野菜を買う。無農薬、有機農法で生産している農家をできるだけ選ぶ。農家言い値で農作物買い
ところがグラノ24Kのユニークさは、これら農家に対し「卸売市場で高く売れそうなものはどうぞ市場に」と言い、それ以外の曲がりキュウリ、あるいは売り物にならず処分してしまう農産物を農家の言い値で買うことだ。
小役丸さんは「農家は最初、市場に出さず自分たちで処分するつもりでいたものを何に使うのかと、聞いてきたが、われわれは調理に使うし、曲がりキュウリでも味に変わりがない。それよりも農家にとっては、グラノ24Kが言い値で全量、買うので、畑がすべておカネになるでないか、というとみんな大喜びだ」と語る。
そして、グラノ24Kは地産地消の考えに沿って、これら地元の食材でつくった料理をビュッフェスタイルの「野の葡萄」でお客に自由に食べてもらうのだ。
食材の地元農産物は、お天気次第で数量も一定しないため、グラノ24Kのどのレストランメニューもすべて「おまかせ料理」になる。これは岡垣町のすぐそばの玄界灘でとれるサカナに関しても同じ。その代わり、素材の新鮮さは、どのライバルにも負けないものがあると小役丸さんは胸を張る。
また、小役丸さんによると毎年、メニューのレパートリーを広げるため、料理長のシェフのみならずスタッフが参加して試作品をつくり、お客など第三者にも参加してもらって優秀作を決める。これがマーケット評価を得て確実にヒット商品になるのだ、という。
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どこからでも出入り自由な「ぶどうの樹」 地元食材使ったメニューづくりの社内コンテスト
「地域環境適応」で宅配もまた、小役丸さんは持論の「地域環境適応企業」という発想から、周辺世帯の高齢者らを対象に週1回、御用聞きを行いながら無添加の安心できる食材を冷凍加工し宅配するサービスを検討している。
小役丸さんは「地域の高齢者のニーズに応じた御用聞きネットワークが重要になる。その場合、小学校の学区ごとにすれば顔が見えるのでないか」、「夢を語り続ける会社でありたい。交流できてよかったことをお客に感じてもらうのが夢。利益は二の次」という。
小役丸さんはいま、地産地消をベースに「畑とレストランと笑顔をつなぐ新しい風を起こそう」という全国の仲間組織、食農協働レストラン事業協同組合(FARCA)にもかかわっている。
また、 規格外品の農家言い値での買い取りの原点には、中3の夏休みの体験があるそうです。
http://premium.nikkeibp.co.jp/bits/bits_column/column_f03_04.shtml
より引用
「ぶどうの樹」の創業者、現小役丸社長のお父さんは息子に生きた教育を施した。小役丸社長が中学生夏休み、お父さんに「金儲けしないか」と言われた。「この畑をお前に任せる。その代わり、とれた農作物の売り上げは全部お前にやろう」。これはいけるぞと夏休み返上で、毎日一生懸命働いた。そしてトラック一杯にとれたナスを積んで念願の出荷。市場で競りにかけた。競り落とされた金額はトラック一杯なんとわずか800円。「俺の夏休み返してくれ!」
小役丸秀一少年の暑い夏休みは、仲買人の片手一振りによって瞬間に決まった。そのとき初めて、作る人の苦労を、身をもって知らされた。その体験が、農家でとれる規格外品での農家の言い値での買い取りの仕組みにつながっている。小さな農村の中での取引である。お互い永く続く信頼関係の中で、相手が困らないようにおつきあいしなければならない。当たり前のことだが、たった一回の取引で暴利をむさぼることはできない。海や畑といった自然を相手にする第1次産業が原点で、しかもつながりの深い狭い村の人間関係のなかでの取引。小役丸社長は、ただでさえも高い制約条件に対し、逃げないところか、その制約をより一層厳しくしているとさえ言える。
しかし、そのネガティブと思える要因を、誰もやらない発想でそれを大きなポジティブな要素に転換している。それは、先代から受け継いだ、「大きな夢、想いを持ち続け語り続け、自発的に動き続けるなかで新たな発想でブレークしていく」ところにあるようだ。
既存の市場のシステムの中でありながら、地域の生産者と食品、飲食業者、地域住民が、信頼関係を作りながら、食を通して協働していく、言い換えれば、期待応望の関係構築の試みは、注目に値すると思います。
最後に、ポチっと応援よろしく!
投稿者 naganobu : 21:17 | コメント (5) | トラックバック
2008年07月23日
コンビニが米粉パンを発売。米消費拡大につながるか?
こんにちは、関谷です。
先日、農業新聞に気になる記事を見つけました。
「ローソンが米粉パン 年一万トン使用」
以下、7/18付けの日本農業新聞から抜粋
大手コンビニエンスストアのローソンは17日、米粉パンを定番商品として発売すると発表した。29日から関東地区で先行販売し、9月9日から全国の約8500店舗に拡大する。年間1万トンの米を使用するとしており、計画通りに進めば、一気に米粉販売の最大手になる。大手コンビニが、米粉パンの本格販売に踏み出したことで、米粉の知名度アップと需要拡大に弾みがつきそうだ。以上、引用終わり。コンビニ業界では、2003年にファミリーマートが全店で米粉パンを発売したが、定番にはならなかった。ローソンによると、国産米粉100%をうたい、全国初日するのは大手パンメーカーやコンビニでは初めて。
森山透商品・物流本部長は、「米を使った新たな商品ができた。低迷する米の消費拡大に役立ち、食料自給率の向上につながる」と語る。
同社は「米粉パンの売り場も確保した。定番で商品を開発して投入する。新たな市場をつくっていける」と話す、価格差があっても、消費者に受け入れられると強気だ。
米粉パンって食べたことありますか?僕はまだ無いのですが、最近スーパーやコンビニで米粉パンを見かける機会が増えてきたような気がします。
米粉パンの価格は、小麦の普通のパンより割高
(ローソンの米粉アンパンも、普通のアンパンパンより10~20円割高)なのがネックですが、米粉パン独特の食感(もっちり・しっとり)があって、自分の周りで米粉パンを食べたことのある人からは「美味しかった
」という感想を聞いたこともあり、一定の需要は得られそうな気がします。
小麦の高騰や外国産食料に対する不安視が広まっている現在、タイミングとしては非常にいい頃合だと思うのですが、はたしてどのくらい定着していくのか?はたまた拡大していくのか??気になるところです。
「価格・味」は、購入側にとっても、販売側にとっても何より重要だと思いますが、国産のお米の消費拡大や自給率向上という「社会的課題」と「消費」をつなげていくという取り組み
は、新しい購入動機と販売戦略を示唆しているようにも思えました。
お米パンの消費が、米の消費拡大・自給率の向上にどれくらい寄与するのかは、改めて考えてみる必要があると思いますが、売れ行きがどうなっていくのか見守りたいと思います。
投稿者 keitaro : 08:00 | コメント (3) | トラックバック
2008年07月19日
食べるってどういう事?(2)シェーンハイマーの実験
めちゃめちゃ暑くなってきましたねぇ~(>_<)、気象庁からも↓の警戒情報が出ています!・・・一年で一番暑い時期に、追い打ちをかけるような暑さになりそうですね・・・本当に身体に気をつけましょうね\(◎o◎)/!
高温に関する異常天候早期警戒情報(近畿地方)
平成20年7月15日14時30分 大阪管区気象台 発表
要早期警戒
警戒期間 7月21日頃からの約1週間
対象地域 近畿地方
警戒事項 かなりの高温(7日平均地域平年差+1.6℃以上)
確率 30%以上
7月21日頃からの1週間は、気温が平年よりかなり高くなる確率が30%以上となっています。
健康管理や農作物の管理等に注意して下さい。また、今後の気象情報に注意して下さい。
なお、本情報は7月20日から7月29日までを検討の対象としています。
と言う事で、「■自著を語る■福岡伸一「生物と無生物のあいだ」=【食べるってどういう事?】
」の2回目です(^o^)丿。【食】や【栄養補給】【生きる】【自然の摂理】、に関連する事でかなりの気付きです・・・まだまだ勉強ですね!!!
私達はついつい【生命】を環境や他の個体や物質と切り離して考えてしまいがちで、また、まず個や個体ありき、と言う思想をしてしまっているように思います。原子や分子レベル、物質のレベルで全てが繋がっている、と言うのが事実なんでしょうね。
だから、【食べる】と言う事も【栄養を摂取する】と言う発想だけでは事実は見えてこないように思います。
・・・・まだまだ追求課題ですね!!!
■シェーンハイマーの実験http://www6.plala.or.jp/yamaski/school/schoenheimer.htm
ドイツ生まれの亡命ユダヤ人生化学者シェーンハイマーは、コロンビア大学で重窒素でマークしたアミノ酸をねずみに与え、ねずみの身体のどの部分に吸収されるかを調べました。
重窒素というのは窒素原子のうち、普通よりも少し重い窒素原子のことです。アミノ酸は窒素、水素、炭素、酸素の化合物で、アミノ酸がたくさん結合したものが蛋白質です。
シェーンハイマーはねずみに3日間、マークつきのアミノ酸を与え、ねずみの身体のどの部分に重窒素が吸収されるかを調べました。その結果は、驚くべきものでした。まず、投与量の27.4%が尿中に排泄され、糞中に2.2%が排泄されました。
残りの大部分、すなわち56.5%が身体の蛋白質に取り込まれました。
ねずみのしっぽから目の中まで、身体のありとあらゆる部位に取り込まれましたが、特に取り込み率が高かったのは、
腸壁、
腎臓、
脾臓、
肝臓、
血液、
の順で、最も多く取り込まれると考えていた筋肉の取り込みはわずかでした。この実験からわかったことは、私たちの身体は毎日何百万個もの細胞が死に、何百万個もの細胞が生まれ変わっていて、それが新陳代謝だと教わってきましたが、実は違うらしいということです。
毎日何百万個よりももっと多くの細胞が生きたままで、物凄い速さで分子のレベルで生まれ変わっていることです。「生物と無生物のあいだ」福岡伸一著 講談社現代新書は、生命とは何かを教える本ですが、生命とは、死によって破壊がくる前に、自分自身を先に破壊し自己再生することによって、成長したり若返ったりしているらしいのです。
シェーンハイマーの実験では、食餌で取り込まれた重窒素はしばらく体内に滞在したあとすべて体外に排出されてしましました。私たちは環境の中に住んでいますが、環境が私たちの体の中を通り抜けているのです。シェーンハイマーは、水素の同位体を用いて脂肪の動きも調べて、論文につぎのように書いています。
「摂取された脂肪のほとんどすべては燃焼され、ごくわずかだけが体内に蓄えられると、われわれは予測した。ところが、非常に驚くべきことに、動物は体重が減少しているときでさえ、消化吸収された脂肪の大部分を体内に蓄積したのである。」
それまでの生化学では体内に蓄積された脂肪は、必要時に消費されるまで固定されていると考えられていましたが、実験の結果は5日間で全脂肪の14%が置き換わったことを示していました。彼は、次のように述べています。
「生物が生きているかぎり、栄養学的要求とは無関係に、生体高分子も低分子代謝物質もともに変化して止まない。生命とは代謝の持続的変化であり、この変化こそが生命の真の姿である。」
投稿者 nara1958 : 18:27 | コメント (2) | トラックバック
2008年07月18日
農への関心を取り入れ、農業の生き残りをかける試み
農業全体が厳しい状況の中、消費者側の農への関心を巧みに取り入れ、農業体験農園で生き残りをかける試みを進めている都市農家の事例を紹介していきたいと思います。
農業体験農園は、練馬区が管理する区民農園・市民農園とは異なり、農家が開設し、耕作の主導権を持って経営・管理している農園です。 利用者は、入園料・野菜収穫物代金を支払い、園主(農家)の指導のもと、種まきや苗の植付けから収穫までを体験します。自由に好きなものが作れる訳ではありませんが、八百屋の店頭に並ぶものに負けない野菜を年間20種類以上も収穫することができます。一方、練馬区は施設整備費・管理運営費の助成と募集の手伝いをしています。平成8年4月に第1号「緑と農の体験塾」が誕生して以来、毎年1園ずつその数を増やし、平成20年4月には13園目の「南大泉やさい村」がオープンします。
農業体験農園の概要
1区画面積 30m2(標準区画)
利用期間 3月下旬から約1年間
(5年まで更新可)
利用料金 31,000円(入園料・収穫物代金)
※区外の方は43,000円
農業体験農園の特徴として、次の4点があげられます。
都市住民と農業者の交流
都市農業存続のためには、住民の理解と支援が不可欠ですが、この農業体験農園では農家と利用者の相互交流が自然に図られるため、結果として広範な都市農業の理解者層の創出に繋がります。農家による懇切な農芸指導
地域に受け継がれてきた品種と農法による栽培指導が農家から受けられるため、利用者は失敗も少なく手軽に野菜づくりを楽しめます。農業経営として成り立つ農園
農家にとっては市場価格などに左右されない安定した収入が見込まれるとともに、農作業の負担も軽減されます。民間の創意と活力が生かされる
農家が経営者として農園の管理運営を行い、練馬区は施設整備費・管理運営費の助成と管理についての助言や募集の手伝いをするだけですので、民間の創意と活力が生かされる農園です。農業体験農園事業は現在、農家・利用者・練馬区の各者にとって好ましい成果が得られています。都市農業にしかできない機能と役割を最大限に発揮した先進的な農業経営類型・行政施策として、この事業は全国的な注目を集めている。
ねりま農園事業よりhttp://www.city.nerima.tokyo.jp/sangyo/noen/taiken.html
近年、農業者人口が年々減少している。一方で、自然回帰や農業回帰といった流れも見受けられる。
農家に研修やインターンシップで訪れる学生や社会人も少なくない。
地域の基幹的農業者を目指す者だけでなく、兼業農家や家庭菜園、あるいは援農ボランティア、食農教育、グリーンツーリズム、パート・アルバイトなどあらゆる場面で、「農」に接する機会が増えてきている。
農業従事者の減少を見ると、担い手不足という点が意識されるが、実は、自然回帰や農業回帰といった流れが人々の中には大きく広がっている。
「食糧問題」や「みんなの食をどうするか?」など、社会的課題が大きく掲げられている今日、多くの人々が「農」に関わる機会や場を作っていくことが、市場原理を変える大きなチャンスになるのではないかと思う。
農業体験農園一覧
・緑と農の体験塾http://members.jcom.home.ne.jp/katonouen/
・田柄すずしろ農園http://www.roy.hi-ho.ne.jp/suzushiro-nouen/
・イガさんの畑http://www.iga3farm.com/
・みやもとファーム農業体験塾http://miyamotofarm.com/
・農業体験農園「緑の散歩道」http://ftp004.upp.so-net.ne.jp/omino/mypage.html
・農業体験農園「どろんこ・わぁるど」http://members.jcom.home.ne.jp/doronko.world/
・農業体験農園「井頭体験農園」http://www.k2.dion.ne.jp/~igashira/
・農業体験農園「百匁の里」http://www.heartstrings.jp/hyakume/index.htm
投稿者 takuya : 20:29 | コメント (2) | トラックバック
2008年07月17日
米国農務省穀物等需給報告(2008年7月11日発表のポイント)
世界の穀物需給及び価格動向に関する米国農務省報告の資料です。
・生産は追いついているのか?
・値上がりはどの程度なのか?
状況把握の一資料となれば、と思っている正国です。
平成2 0 年7 月1 4 日
大臣官房食料安全保障課米国農務省穀物等需給報告(2008年7月11日発表のポイント)
米国農務省は、7月11日(現地時間)に2008/09年度3回目(大豆については2回目)の世界
及び主要国の穀物・大豆の需給見通しを発表した。その概要は以下のとおり。
2008/09年度の穀物の生産量は消費量を上回り、大豆の生産量は消費量を下回る
見込み1.世界の穀物需給の概要(見込み)
① 生産量:21億6,497万t(対前年度比2.4%増)
② 消費量:21億6,158万t(対前年度比2.4%増)
③ 期末在庫量: 3億4,820万t(対前年度比1.0%増)
期末在庫率:16.1%(0.2ポイント減)【主な品目別の動向】
● 小麦
① 生産量:6億6,424万t(対前年度比8.8%増)…EU27、オーストラリア、米国等
で増加
② 消費量:6億4,723万t(対前年度比4.1%増)…EU27、米国等で増加
③ 期末在庫量:1億3,306万t(対前年度比14.7%増)
期末在庫率:20.6%(1.9ポイント増)
④ 前月からの主な変更点:大きな修正なし● とうもろこし
① 生産量:7億7,529万t(対前年度比1.7%減)…米国等で減少
② 消費量:7億9,461万t(対前年度比2.7%増)…中国、ブラジルで飼料用需要、
米国でエタノール用需要の増加
③ 期末在庫量:1億531万t(対前年度比15.5%減)
期末在庫率:13.3%(2.8ポイント減)
④ 前月からの主な変更点:米国の期末在庫量の上方修正● 米(精米)
① 生産量:4億3,170万t(対前年度比0.9%増)…インドネシア、中国等で増加
② 消費量:4億2,825万t(対前年度比0.7%増)…インド等で増加
③ 期末在庫量: 8,197万t(対前年度比4.4%増)
期末在庫率:19.1%(0.6ポイント増)
④ 前月からの主な変更点:大きな修正なし2.世界の大豆需給の概要(見込み)
① 生産量:2億3,780万t(対前年度比8.7%増)…米国、ブラジル、中国等で増加
② 消費量:2億3,787万t(対前年度比2.4%増)…中国等で搾油需要の増加
③ 期末在庫量: 4,887万t(対前年度比0.1%増)
期末在庫率:20.5%(0.5ポイント減)
④ 前月からの主な変更点:米国の生産量の下方修正
担当:大臣官房食料安全保障課森廣松原(内線3805)
次は、穀物の価格動向に関する情報の抜粋です。
その前にポチットお願いします。
世界の穀物の価格動向(2008年)
(穀物価格は、シカゴ商品取引所における7月第1週末の期近価格である。)● 小麦:8.73ドル/bu(前年同時期の価格:6.01ドル/bu)
2008年は、米国の2008年産冬小麦作付面積の増加が市場見込みを下回ったことや、高タンパ
ク小麦を中心とした需給の引き締まり等により値を上げ、2月27日に12.8ドル/buと史上最高値を
更新した。その後、世界の生産量の大幅増加見込みの中、米国の冬小麦の収穫が始まったことか
ら値を下げた。6月以降、米国中西部における豪雨や洪水の影響による大豆価格やとうもろこし価
格の上昇につられて値を上げ、現在8ドル/bu半ばで推移。
● とうもろこし:7.46ドル/bu(前年同時期の価格:3.35ドル/bu)2008年は、米国の輸出需要の拡大や1月の需給報告による単収、期末在庫量の引き下げ、大
豆価格の上昇やドル安などの影響や3月末の米国農務省の農家作付意向面積報告による作付
面積減少見込み、米国中西部の降雨による作付の遅れに加えて、6月以降、米国中西部における
豪雨や洪水の影響による作柄悪化の懸念などから値を上げ、6月27日に7.5ドル/buと史上最高
値を更新した後、現在も7ドル/bu半ばで推移。
● 大豆:16.58ドル/bu(前年同時期の価格:8.65ドル/bu)2008年は、とうもろこし、小麦の価格上昇による2008年産作付減少への懸念、2月中頃以降、中
国で寒波による菜種の減産懸念が生じ、代替としての大豆油需要の増加が見込まれることなどか
ら値を上げた後、3月末の米国農務省の農家作付意向面積報告による作付面積増加見込みを受
けて値を下げた。その後、アルゼンチンの農業者ストや、6月以降、米国中西部における豪雨や洪
水の影響による作柄悪化の懸念などから値を上げ、7月3日に16.6ドル/buと史上最高値を更新し
た。
● 米:849ドル/トン(前年同時期の価格:341ドル/トン)2007年6月からはフィリピン等東アジアでの需要増加に加え、イラク向け輸出の増加などによる
世界的な需給の引き締まりを背景に値を上げ、10月以降ベトナム、インド、中国などの輸出規制の
影響などから、世界的な需給の逼迫が強まり急騰し、2008年5月21日に1,038ドル/トンと史上最高
値を更新した後、ベトナムが6月中旬から輸出を再開したことを受けて値を下げ、現在は850ドル/
トン前後で推移。
投稿者 totokaka : 21:15 | コメント (0) | トラックバック
2008年07月16日
ファイトケミカル 変形・傷物野菜が健康のもと?
ファイトケミカル
て私には聞きなれない言葉なので調べてみました。
下記はサイエンス&テクノロジーからの引用です。
植物が紫外線の害や虫などから自らを守るために作り出した、ヒトの体に重要な働きをする、ビタミン、ミネラルとは異なる物質。従来、ヒトの体に必要な栄養素は、タンパク質、炭水化物、脂質、ビタミン、ミネラルの五つと考えられてきた。最近はそれに食物繊維を加えて、これを第6の栄養素としていた。しかし、1980年代になって、このファイトケミカルが発見されてから、これが「第7の栄養素」とよばれている。「ファイト」はギリシア語で植物のファイトケミカル意味。野菜、果物、豆類に多く含まれる。その種類は数千種類に上り、これらはカロテノイド群、ポリフェノール・フラボノイド群、硫黄化合物群に分けられる。おもな働きは、癌や動脈硬化、老化などを促す活性酸素を消去する抗酸化作用。従来の栄養素と異なり、不足してもすぐに欠乏症を引き起こすことはないので、健康を保つための栄養素という位置づけ。必要量は1日に、いろいろな野菜を350グラム以上、いろいろな果物を200グラムぐらい食べることが目標とされている。
下記はサプリメントで健康管理からの引用です。
なぜ<農村>に住む人ばかりが100歳を超す長寿なの?
長寿県で知られる沖縄も、都市部の那覇や沖縄市には長寿者が少なく、農村部や離島に長寿者が集中していることが分かっています。他府県でも農村や農業に携わっている人に長寿者が多いのです。農業に携わる人はなぜ長生きをするのか
最近、農村や農業関係者と長寿とのあいだに野菜のファイトケミカルが深く関わっていることが明らかになってきました。 農村に暮らす人や農業関係者は、ファイトケミカルが特別に多い食事を摂っていたのです。からだに良いファイトケミカルが多いのは、かたちが悪かったり傷物だったりする野菜や果物。先にも言いましたように、植物は自分を守るため、治すためにファイトケミカルを作りだすからです。
一方、かたちの良い生産物(ファイトケミカルが少ない)は、換金用として出荷されます。そうして、わたしたちは、“第七の栄養”といわれ、現代人に最も必要であるファイトケミカルが少ない野菜や果物を口にしているのです。
ファイトケミカルには、最近よく聞くぺクチン・イソフラボン・アントシアニン等がありますが、この引用した記事が事実であれば、栄養素の低い農産物を農薬を使い手間をかけて生産していたことになります。
応援宜しくお願いします。
投稿者 hakosuka : 23:05 | コメント (0) | トラックバック
2008年07月15日
農園に○○○現る!?
こんにちは
おひさしぶりです、鈴木です
投稿者 yasutan : 20:13 | コメント (6) | トラックバック
2008年07月14日
刈り払い機より速い!~大鎌で草刈り
こんにちは、草刈りシーズン真っ只中ですね
畑の周りの草を大きくし過ぎて、この頃は気が気ではない小松です。早く刈り倒さなければ・・・
さて、長谷さんの記事にもありましたが、私たちの日常生活は石油無しでは考えられないほど、石油にべったり依存しています。農作業も然りで、草刈り一つとっても、草刈機(刈払い機)のお陰でかなりの労力が削減できていると思います。
ところが、「現代農業」の8月号に、ちょっと気になる記事がありました。
「刈り払い機より速い!安全!気持ちいい! 大鎌で草刈りガソリンゼロ」。
小川光さんという農家の方の記事です。
先日、道具屋で“大鎌”を見かけて、ちょっと気になっていたんですが、残念ながら実際に使ったことも、使っている人を見たこともありません。確かにガソリンは不要
でも、刈払い機より速いって、ホントなんでしょうか?
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続きを読む前にポチっと☆応援ありがとう!

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投稿者 komayu : 21:45 | コメント (0) | トラックバック
2008年07月13日
小規模・多品種、地域密着型農業の可能性
◆キューバの半ばオーガニックな農業
キューバの半ばオーガニックな農業がそれなりの成果を実現したのは、科学と技術の賜物であり、それは教育制度によって支えられている、という。
小学校から農業を教育の場面に取り込み、大学に行きたい者はみな大学に行く。それは、有機農業は簡単な仕事ではなく、それを担う人材の育成こそが社会の期待、と捉えているからに他ならない。
キューバは、国有地の3分の2までを協同農場や私営農場に再分配して、割り当てを超えた余剰分を販売できるようにした。
地元の昆虫ウィルス・昆虫病原細菌繁殖センターは、全国280箇所に散らばっており、配置された農学者が、地域の農家や家庭菜園から持ち込まれる問題に指導対処しているという。
「化学薬品を用いるほうが簡単です。」しかし、長い目で見れば、体系全体を考えることが本当の利益を生む。「私たちの仕事は植物が強くなるように環境を整えてやることです。でもそれがうまくいくのです。」まさに正反対の「緑の革命」だ。(「ディープエコノミー:生命を育む経済へ」ビル・マッキベン著 英治出版 P.106より)
関連投稿----------------------------------------
キューバの有機農業に可能性を見た。
外圧に適応し活力再生したキューバ
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投稿者 ayabin : 22:47 | コメント (0) | トラックバック
世銀の「エセ環境保護」戦略と途上国破壊・収奪の全貌…
どうも雅無乱です。
先日のエントリーでご紹介した↓この書籍を早速購入して読んでいる。
『緑の帝国』-世界銀行とグリーン・ネオリベラリズム
マイケル・ゴールドマン著 京都大学出版会
![]()
まだ途中までしか読んでいないが、核心に迫る内容である。
今回は、この書籍から注目される内容を紹介したい。
続きを読む "世銀の「エセ環境保護」戦略と途上国破壊・収奪の全貌…"
投稿者 nanbanandeya : 19:43 | コメント (1) | トラックバック
2008年07月12日
全小中学校に農園~埼玉県「1学校1農園」構想
こんにちは、小松です。以前このブログでも、福島県北方市の農業科導入の取り組みを紹介しましたが、
「教育とは「供給者」を育てること~農業科の導入に期待!」
11日の農業新聞に、「全小中学校に農園」という埼玉県の取り組みが紹介されていました。
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp//modules/bulletin3/article.php?storyid=703
全小中学校に農園 来年度から本格実施 食農教育を加速埼玉県は食農教育を推進するため、県内の全小中学校に農園を設けることを決めた。県を挙げて学校農園の構想を打ち出すのは全国で初めて。通学路沿いに農地を確保し、種まきから収穫までを子どもに体験させる。2009年度から始める。今月中旬に発足する県のワーキングチームにはJA埼玉県中央会が参加する見込みで、JAの貢献も期待される。
「1学校1農園」構想は、食農教育を重視する上田清司県知事が発案した。
・子どもが食べ物の生産過程を体験し命の大切さを学ぶ教育効果、
・遊休農地の活用、
・ボランティアや地元農家と学校の交流による地域活性化
――の“一石三鳥”を狙う。
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投稿者 komayu : 07:00 | コメント (2) | トラックバック
2008年07月11日
「顔の見える関係」を超えて「顔の見えない信頼関係」を ~「食の問題も超市場論」の実現事例
「インターネットに見る農の可能性」で
meguさんが紹介してくれた、山口県の(有)船方総合農場の事例は、
以前『るいネット』 (リンク)の投稿で示された切口の具体事例だと思います。
その意味で、新しい「農」の可能性を感じさせてくれるものでした。
mimiさん >顔の見える関係がやはり理想なのかも知れませんね~♪。
なので今回は 『るいネット』から、その投稿を紹介しようと思います。
これは、「顔の見える関係」をもう一歩超え、「顔のみえない信頼関係」を現代社会に築いていくヒントになるものだと思います。
>幻想価値を土台にした市場の評価軸を根底から超える、新たな評価軸を創る事。人々の意識を幻想共認から事実共認へと移行させていく仕組みを創る事。それが結果的に安全性が確保される方法へと繋がっていく(リンク)近年の食の質に対する関心の高まりに対応して、店先に並ぶ食品への成分表示や生産者表示も増えてきたようだ。しかし、それだけで安全な食の確保ができるとはどうも感じられない。
『「各個人レベルが求める安全性」からは、何も出てこない。』(リンク)にあるように、難しい専門用語や数字の並ぶ成分表示を見ても容易に判断できず、できたとしても本当にそれが事実かどうかは検証しようがない。生産者表示も、特に都市住民には殆ど記憶に残らない“見知らぬ人”に過ぎない。生産者に対しては一定の責任圧力にはなるとは思うが、買う側はこれでOKという確信は持てない。
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投稿者 pochi : 00:05 | コメント (0) | トラックバック
2008年07月10日
■自著を語る■福岡伸一「生物と無生物のあいだ」=【食べるってどういう事?】
【食べるってどういう事?】・・・こんな単純な疑問を野菜やお米を作りながらずっと考えている、まるいちです。
自給率の算出には「カロリー」=「熱量」を使っていますが、食べるって事は車にガソリンを入れるように人体に「熱量」の素を供給する、動いたり生体反応をするためにはエネルギーが必要で、その為に食べる、と言ったような単純な事なんでしょうか?
【食べる】って事は、人間を機械や化学反応の塊りのようにモデル化しても見えてこないように思います。
それで、この事について言及している本と作者の言を紹介します。
JACom ■自著を語る■ 福岡伸一 青山学院大学化学・生命化学科教授
生物と無生物のあいだ (講談社、2007年5月20日、777円)
福岡伸一 青山学院大学化学・生命科学科教授
この本の出発点は、なぜ、私が生命という現象に興味を持つに至ったのかというところから始まります。私は昆虫少年でした。蝶や甲虫を追い、その美しさや精妙さに魅了されました。
その延長で、私は京都大学の農学部に入学しました。大学に入りたての頃、生物学の時間に教師が問うた言葉を思い出します。人は瞬時に、生物と無生物を見分けるけれど、それは生物の何を見ているのでしょうか。そもそも、生命とは何か、皆さんは定義できますか?◆生命は「機械」か?
私はかなりわくわくして続きに期待したが、結局、その講義では明確な答えは示されなかった。生命が持ついくつかの特徴――たとえば、細胞からなる、DNAを持つ、呼吸によってエネルギーを作る――、などを列挙するうちに夏休みが来て日程は終わってしまったのです。ファーブルや今西錦司のようなナチュラリストを夢見ていた私も、大学に入るともはや純朴な昆虫少年でいることは許されませんでした。ちょうど分子生物学の大波が押し寄せてきたときです。生命の秘密はミクロの世界にこそある。私もまた時代の熱に逆らうことはできませんでした。
遺伝子を中心教義とする分子生物学から見ると、生命は端的に次のように定義されます。生命とは自己複製を行う分子機械である、と。つまり、生命体とはミクロなパーツからなる精巧なプラモデル、すなわち分子機械に過ぎないとなるわけです。デカルトが考えた機械的生命観の究極的な姿です。生命体が分子機械であるならば、それを巧みに操作することによって生命体を作り変え、改良・改変、あるいは修復することが可能なはずだ。遺伝子組み換えや臓器移植・生命操作を是とする考え方の通奏低音には、この機械論的生命観があります。あるいは、狂牛病のような新しいタイプの病気も、効率性だけから食物連鎖を組み換えて、草食動物に肉食を強いたことに端を発しています。
果たして、この考え方は正しいのでしょうか。生命は単なる分子機械なのでしょうか。私たちが海辺で、貝と石を見て、生物と無生物のあいだを見分けるのは、それが自己複製する分子機械かどうかを判別しているのでしょうか。◆食べることの意味問う
私は一人のユダヤ人科学者を思い出します。彼は、DNA構造の発見を知ることなく、自ら命を絶ってこの世を去りました。その名はルドルフ・シェーンハイマー。彼は、生命が「動的な平衡状態」にあることを最初に示した科学者でした。私たちが食べた分子は、瞬く間に全身に散らばり、一時、緩くそこにとどまり、次の瞬間には身体から抜け出て行くことを証明したのです。つまり私たち生命体の身体はプラモデルのような静的なパーツから成り立っている分子機械ではなく、パーツ自体のダイナミックな流れの中に成り立っている。そのことを最初に示した科学者でした。私は先ごろ、シェーンハイマーの発見を手がかりに、私たちが食べ続けることの意味と生命のあり方を、狂牛病禍が問いかけた問題と対置しながら論考してみました(『もう牛を食べても安心か』文春新書)。この「動的平衡」論をもとに、生物を無生物から区別するものは何かを、私たちの生命観の変遷とともに考察したのが本書です。動的平衡論に基づく有機的な生命観という、古くて新しいパラダイムのルネサンス(復興)を論じたものです。
現時点でわたくしが考えるところの”生命とは何か”について、可能な限りのベストを尽くして書きました。生命と日々対峙されている農業を営む方々にこそ是非読んでいただきたいと思います。
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投稿者 nara1958 : 20:10 | コメント (0) | トラックバック
2008年07月09日
インターネットに見る農の可能性
こんにちは
meguです。
タイトルに挙げたとおり、今日は、インターネットで繋がる農の可能性について、
書きたいと思います
どうぞおつきあいくださいませ
まず、この新しい「農」のかたちブログは、会員制ブログであり、複数人で管理しています。
そして、立場の異なるみんなで、現状を知り、これからの農について考えていこうとしています。
そんな当ブログに、先日、あるサイトの紹介メールが届きました
それは・・・、
全国に及ぶ農家さん、農業法人さんが運営されているサイトのデータベース一覧を作成しようと試みていらっしゃいます
構築中となってはいますが、既にあるこのデータ量、、、驚きです
そして、このインターネット上で集約され、繋がっていける関係にあるということに、
これからの農を考えていく上で、可能性を見出せるのでは、と思います
消費者の一個人の視点からですが、このインターネット農家台帳にある、
興味深いなと思ったサイトをひとつ、最後に紹介したいと思います。
続きにお付き合いただく前に、たくさんの人の生活と農をつなげていくためにも、
応援のクリック
、お願いします☆
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投稿者 megu3 : 09:57 | コメント (2) | トラックバック
2008年07月08日
消費者側の自給はどこへ行った?
みなさん、こんにちは
最近、テレビ
や新聞
やニュース
で、農 や食が話題にならないことはないくらい、みんなの関心が高まってきているのを感じます
でも、例えば、外食業者
や仕入れ業者
の偽装問題
、あるいは農業の高齢化 ・担い手不足 ・企業参入
が話題になることはあっても、消費者側の問題がニュースとなることはほとんどありませんよね
これって、考えてみたらおかしなことの気が・・・
例えば、コンビニ生活者
の増加や、安心・安全が叫ばれながらも、外食業者の問題
が話題になっても、一向に外食依存のライフスタイル
を変えようとしない消費者の問題などなど・・・
根本的には、核家族化
が進み、作る喜び
が感じられないことから、母親の料理に対する創意工夫
は、下降していくばかり・・・
ここの突破口が見えない限りは、食の再生は難しそうではあるのですが・・・
今回は、食事の用意をする=食の自給
はどこへ行った?をテーマにせまってみたいと思います
投稿者 staff : 01:18 | コメント (2) | トラックバック
2008年07月03日
あらためて石油漬けの農業
みなさん こんにちは。
本当に、口を開けば、値上げ、値上げ、で我々生産者も音を上げそうですが、
燃料や肥料の備蓄を本気で考えないといけないのかも知れません。
こういう状況になって来ると、あらためて、日本農業の石油漬け状態がクローズアップされて来ます。
今後、脱石油の持続可能な農業を考える上でも、今一度、数字で押さえておきたいと思います。

以下は、少々古いデータになりますが、現在も大きな傾向としては、変わっていないと思いますので、引用します。
Letter from Yochomachi > 農業問題 >
余丁町散人(橋本尚幸)の隠居小屋 - Blog
http://homepage.mac.com/naoyuki_hashimoto/iblog/C1084425330/E900275701/
日本農業の石油ヅケぶりと日本最大の石油販売業者となった農協(立花隆)立花隆『農協』第10章。日本の農業が石油漬けだと言うことはよく聞きますが、ハウス栽培だけだと思ってたら、違うんですね。コメもすごい。地球温暖化防止のためにもエコロジストとしては考えないといけない点である。
抜き書き:
一年中どの時期にも野菜が食べられるように露地栽培に加え施設園芸が盛んになった。施設園芸の作物別シェアはピーマン55%、キュウリ41%、トマト32%、ナス18%、スイカ12%、イチゴ70%。施設園芸では石油を多用。俗にトマト一個に石油を牛乳瓶一ビン、メロン一個に石油缶一缶の石油を消費するといわれる。
日本の石油全消費量のうち1.6%(産業部門の石油需要の7%)が農業生産に使われる。500万キロリットル。その三分の一が加熱用。更にその82%が施設園芸、9%が養蚕。
作物別に農産物1キロ当たりに必要とするエネルギーを比較すると、コメ2266Kcal、トマト(促成)3470Kcal、トマト(半促成)2503Kcal、トマト(露地)979Kcal、キュウリ(半促成)717Kcal、キュウリ(露地)728Kcal、ナス(半促成)486Kcal、ナス(露地)395Kcalなど。コメが二番目に大きい。農機具、農薬、肥料を通じてエネルギーが投入されるからだ。
日本の稲作のエネルギーのかけ方は、アメリカのトウモロコシの十倍、イギリスの小麦の6.5倍である。
農協は石油の流通過程をわが手におさめようと意欲的に事業を拡大。いまは全農村需要の半分程度を握る。農協にとって、飼料、肥料、農薬と並んで儲け頭。原油の直接輸入さえも視野に入れている。全産業の石油需要の7%というのはすごい。これは農業生産に関してのみの数字だから、産業連関表で農業関連資機材(肥料、農薬、農機具)の中間投入分を計算するともっとすごい数字になるだろう(この数字はキロリットルでは載っていないが、カロリーでは農業生産に直接必要なカロリーの2倍となっているので、それを単純に適用すると、農業関連で必要とされる石油量は全産業需要の21%となる)。
地球温暖化の話は、置いておくとしても、
確かに
農業は、全産業石油需要の7%、中間投入分を入れると21%という数字は、すごい!
また、当然とも言えるが、
農産物1キロ当たりに必要とするエネルギーは、特に稲作については、大規模化が進んでいる米国などと比べれば、零細農中心の日本は、相対的に高くなってしまいます。
そして、さらに、日本農業の石油漬けを促進しておいて、その石油販売で儲けようとする農協組織という構造も、問題解決への足枷となっている。
しかし、この現実を正視することから出発するしか無い
と思います。
投稿者 naganobu : 23:10 | コメント (2) | トラックバック
2008年07月02日
MA米は問題だらけ!
こんにちは、ごぶさたしてしまいました。せきやです。
少し前の記事に、MA(ミニマムアクセス)米の事が書いてありましたが、気になるので、もう少し調べてみました。
MA米について調べてみると、以下のような事が問題になっているようです。
①全く売れない
②保管だけで莫大なお金がかかっている
③日本の生産機会を奪っている
④勝手によそへ売る事ができない
①全く売れない
「本日、平成19年度第10回MA一般輸入米の入札を実施したが、入札予定数量62,502トンのうち、41,502トンは不成立、21,000トンは不落札となり、全量落札されなかった。」
http://www.komenet.jp/_member/documents/05-080424.pdf
現在、米の市場価格の高騰を受け、MA米買い付けの価格も高騰しているようです。
そのため販売価格も高騰し、全く売れなかったという事態になったようです。
そんな事、一般企業ではあり得ないことです。
②保管だけで、莫大なお金がかかっている
MA米の在庫は、2008年3月末で137万トンもの量になっているようです(国内産の在庫は77万トン)。お米の保管には、お米1万トン当たり1億円ものお金がかかるそうで、MA米の保管だけで、年間140億円近くのお金がかかっています。
累計では、1千億円以上を超えるとのことです。桁が分かりませんが、そのお金はもちろん私たちの税金があてがわれます。
③日本の生産機会を奪っている
現在日本は、外国産のお米をミニマムアクセスに基づき年間77万トンも輸入しています。その使い道ですが、
「MA米は、外国料理店など特定需要向けに10万トン、せんべいなど加工用に20万トン~25万トン、食料援助用に15~25万トンが販売される。こうした固定需要に加えて、06年7月から飼料向け販売が許可された。」
(農材ドットコムより) http://www.nouzai.com/news/webdir/723.html
とあります。そして現在は、価格高騰で需要なし・・・
MA米に需要があったとしても、もともとは国内産で賄っていたものがほとんどのはずです。MA米を輸入する一方で、国内では、お米を作り過ぎないように田んぼを休耕にしたり、他の作物に転作したりと、生産調整が行われています。
外国から輸入しておいて、国内は生産調整なんて、明らかにおかしいでしょう!
④勝手によそへ売れない
以上の事から見て、日本においてMA米は、要らないばかりか、害にもなっているように思えます。そんなもの、せめてすぐに売ってしまえば良いと思うのですが、この条約を結ぶ際、国内での消費が促されるようにと、勝手によそに売れないようになっています。輸入しているMA米の内、半分はアメリカ産で、この条約締結の中心的役割を果たしたのは、他ならぬアメリカです。
MA米の購入は義務ではないようですが(日本は律儀に規定量を全量買っている)、買ったらよそへ勝手に売れないなんて、ものすごく理不尽な要求だと思いませんか?
MA米にまつわる日本政府の対応にも問題があると思いますが、こんな理不尽な要求を押し通すアメリカの姿勢には到底納得できるものではありません。
なぜこんなことになってしまったのか、もう少し背景を探る事は必要ですが、まずはこのような状況を把握しておく事が、問題解決の第一歩だと思います。





