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2008年05月25日

世界の水資源問題とは?

石油や鉱石など、資源の枯渇問題が騒がれています。しかし、生命の源ともいえる水資源の問題は、一層深刻なものがあります。以前にも、びんさんが“ヴァーチャルウォーター”についての記事を書かれていましたが、あらためて水資源問題について、整理しておきたいと思います。

以下、「るいネット」の投稿記事から。

生物は、水なくしては生存不能である。

にもかかわらず、世界の重要な食料生産地域の多くで,潅漑用水が底をつき始めている。ダムの建設により河川の水が海に流れ込まない時期が発生(ガンジス川、インダス川、ナイル川、コロラド川etc.)したり、世界の重要な食料生産地域の多くで,地下水を汲み上げ過ぎて潅漑用水が底をつき(インド・中国北部などの穀倉地帯etc.)、土壌の塩類集積が生産力を低下(中国、インド、パキスタン、中央アジア、アメリカetc.)させているという。

さらに、近代化の必要から農業用水を都市用水へと転用する圧力を受けている例(北京、バンコク、ジャカルタ、マニラetc.)も多いらしい。
以上が、「21世紀は『水の世紀』」と言われる所以であろう。

「食糧自給率の低さは、水の偏在を加速し日本叩きのネタとなる」

世界の水資源問題については、農水省のHPより 「世界の水資源と我が国の農業用水」のパンフレットによくまとめられていたので、紹介したいと思います。

【水環境の現実】

私たちが暮らす地球は、宇宙のなかでも数少ない水の惑星です。確かに、地球上には水が豊富にあります。しかし、私たちは地球上にある水のうち、わずかな部分しか水資源として使用できないのが現実です。

私たちは様々な生産活動のために水資源を使用しています。世界の水の使用量は加速的に増加しており、特に生活用水の使用量が著しく伸びていますが、世界中で使用量が最も多いのは、今も昔も農業用水なのです。

私達は、農業用水としての使用を始めとして、地球上の水資源を適切に使用していくために、今一度、健全で、環境的にも持続可能な水循環について考えていかなければなりません。

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●人が利用しやすい淡水は、地球全体の水のわずか0.008%

地球は、その表面の3分の2が水で覆われている水の惑星です。しかし、地球上に存在する水(13.9億L)の大部分は海水で、淡水はわずかに約2.5%です。淡水のうち、3分の2は南北両極や氷河の氷であり、残り3分の1は地下水です。湖、沼、河川のような使用しやすい形で地表に存在する淡水は、地球上の水のわずか0.008%(10.5万L)に過ぎません。

●加速する世界の水使用量の増加

世界の水使用の歴史は、古代四大文明における河川の水を利用した農耕の発達に遡ることができます。四大文明地域はそれぞれ、地域の気候や地形といった条件に応じて、独自のかんがい方法と作物栽培技術を発展させ、都市国家や王朝を成立させました。
古代以来、水の使用量は増え続けています。世界の水の年間使用量は、1,000Lに達するのに数千年を要しましたが、その倍の2,000Lに達するのにはわずか30年、さらに3,000Lに達するには20年もかかっていないのです。

●1人当たりの水使用量の伸びは「生活用水>工業用水>農業用水」

世界の人口は、1950年から1995年までの45年間で約2.2倍に増大しました。しかしながら、世界の水の年間使用量は、約2.6倍に増加しています。同じ期間の1人当たりの水使用量の伸びを見ると、生活用水は約3.0倍に、工業用水は約1.8倍に伸びているのに対し、農業用水はほぼ横這いです。

●地域によって多様な水利用:1人当たりの水使用量が多い北アメリカ、農業用水の割合が高いアジア

現在の世界の年間水使用量は約3,572L(1995年)で、その約6割がアジアで使用されています。そして世界的に、水使用の最大のユーザーは農業です。世界の年間水使用量の約7割の2,504Lが農業用水として使用されており、そのうちの約7割がアジアで使用されています。
さらに、1人当たりの水使用量を見ると、生活用水、工業用水、農業用水の使用量は、地域によって大きく異なりますが、いずれにおいても、北アメリカの使用量が最も多くなっています。

●日本人は、一人一日1,460リットルの水を輸入している
“ヴァーチャルウォーター”については、以前にびんさんの記事にもありましたが、ここではINAXのHPより引用します。

~ヴァーチャルウォーター(仮想水)という考え方~
日本の食料自給率は現在40%(農林水産省総合食料局「日本人の食卓の現実(平成16年)」より)といわれ、大半の農作物は海外からの輸入に頼っています。東京大学生産技術研究所の沖大幹助教授らのグループが試算した結果によると、輸入している農作物(牛肉、小麦、米etc...)を育てるために使われる水の量は、年間にしてなんと約640億m3。日本人は、年間約640億m3の水を輸入していることになります。そしてこれを一人一日あたりに換算すると、実に1,460リットル(おフロにして8杯分強※)。日本人は、世界の水を一人一日1,460リットル輸入しているということになるのです。
※おフロ一杯を180リットルとして計算

【100グラム生産するために必要な水資源量】

【牛丼1杯生産するために必要な水資源量】

【日本の仮想水輸入品目別シェア】

(つづく)

小松

投稿者 komayu : 2008年05月25日 07:28  

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コメント

人が利用可能な淡水の量は0.8%だと記憶しています。ご確認ください。

投稿者 井上 : 2008年08月19日 16:42

井上さん、コメントありがとうございます。
このデータを見ますと、淡水(2.5%)の2/3が極地などの氷で、1/3が地下水となっていますね。
利用可能ということであれば、地下水を含めて0.8%とカウントされているのだと思います。
この記事では、河川・湖・沼地など“利用しやすい形態”ということで、さらに低い値になっています。

投稿者 こまつ : 2008年08月22日 23:35

農業用水・土壌中性化資材SNAで海水・硬水を農業用水として使えます。本年東日本大震災の冠水した胡瓜ハウスに撒布して、平常以上の収穫を得ました。土壌分析の結果も2011年8月17日 3:16海水を冠水した胡瓜ハウスの土壌の分析報告書
 $1:EC:0.7ms/cm
 $2:塩基濃度:0.03%
 $3:Ph:6.5 
 でした。この様にどんな酸性・アルカリ性・海水でも正常に栽培が出来ます。中性にするだけでなく無農薬で虫も就かず、病気にもならないと言う特徴があります。稲作も増収出来、食味値も佐竹の食味計90点満点で83点でした。
最近ニオワンちゃんと言って庭に犬を飼うと嫌な臭いがします。このSNA10倍希釈液を撒布すると5分ぐらいで臭いがしなくなり。その後1年でも2年でも臭いはしません。此れは土壌中の腐敗菌を食べて犬のオシッコは菌の栄養となって増殖するからです。正式のアドレスを戴ければ資料をお送りします。必ず、ご期待にそえるとおもいます。

投稿者 霜田勇松 : 2011年10月07日 17:59

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