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2008年05月22日
『緑の革命』って、どうなん?
なんでやサロンで、仲間の皆さんと「『緑の革命』における問題とはなにか?」 について追求していました。その内容を井上知子さんが、端的に図解化してくれていますので紹介します。
一般には、『緑の革命』は発展途上国における農業再生に寄与した成功例として、教科書などにも紹介されていますが、そうとばかりはいえないようなんです。
『緑の革命』の惨状を伝えるものには、事欠かないようです。
『緑の革命』は、もともと、共産主義の革命(赤の革命)が世界の各地で成功を収めていくことに脅威を覚えた資本主義圏の先進諸国が、それに対抗するものとして起こした運動ゆえに、『緑の革命』といわれました。
発展途上国への開発資金援助は、「世界銀行(World Bank)」が担いました。
世界銀行は、第二次世界大戦後の先進国の復興と発展途上国の開発を目的として、主に社会インフラ建設など開発プロジェクトごとに長期資金の供給を行う機関として設立されたものですが、第二次世界大戦後の先進国復興が完了し復興資金需要がなくなるのに伴い、世界銀行は開発資金援助に特化しました。
国際通貨基金(International Monetary Fund, IMF)は、戦後復興策の一環として国際復興開発銀行と共に1946年3月に創設され、国際収支が悪化した国への融資や、為替相場と各国の為替政策の監視などを行っています。
かつては融資を行う際に、内政不干渉の原則を守り、特に条件をつけることはありませんでしたが、1979年以降、「融資の効果を阻害するような政治状態の国」には、「政策改善」を条件にした融資を行うようになりました。
対象国に課せられる要求のことを「構造調整計画 (SAP) (Structural adjustment) 」と呼びますが、この構造調整プログラムにより、アフリカや南米、アジアなどの発展途上国では、様々な経済問題(失業など)が発生し、社会が混乱に陥った、といわれています。
具体的に資金・技術提供による協力を行うのが、先進諸国のODA(Official Development Assistance政府開発援助)です。
◆ODAには、多くの問題があるといわれています。
現地住民も疑問視する中国のアフリカ支援
国益むき出しの援助合戦にどう対処するか?
急成長を遂げるインド、資源豊富なアフリカと接近
◆市場経済のグローバル化の問題とは?
貧困とグローバル化
貧困とグローバル化 続
■問題の構造化図解■
以上のような問題を構造図解化したのが
です。
クリックしたら、大きくなります。
出典: 【図解】「緑の革命の本質とは」
◆図中の補足事項
肥料(Wikipedia)
世界の種子
F1種について
いかにして富が世界に貧困をもたらすのか
インターネット連続講座 :島田周平 (アフリカ地域研究専攻)
最後まで読んでくれて、ありがとう。
by びん
投稿者 ayabin : 2008年05月22日 06:29
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コメント
この図解は素晴らしくよくできてますね!
すごく分かりやすいです。僕が今まで考えていたことをすごくすっきりさせてくれました。
ありがとうございます。
投稿者 雅無乱 : 2008年05月22日 15:18
先日、この話をもとに、名古屋のサマーセミナーで講義をさせていただきました。
非常に参考になりました。ありがとうございました。
投稿者 雅無乱 : 2008年07月21日 23:16




