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2008年04月21日
穀物価格急騰! 途上国を直撃
アジアのコメ価格急騰・世界の穀物価格急騰が、新聞・雑誌・ネットを賑わしています。急激に、食糧ナショナリズムに傾斜するのも考え物ですが、これを機会に日本の「農・食」を真剣に考えるのにいい機会だと思います。
世界の暴動地図

↑毎日新聞2008.04.19より
毎日新聞の2008年04月19日朝刊では、「食糧価格高騰による暴動などが起きた国」を示し、ハイチでは政府崩壊の危機さえ招いていることを伝えています。
それというのも、
「国民の8割が1日2ドル以下で暮らす最貧国ではコメなどの値段が昨年の1.5~2倍に跳ね上がった。」
ために、市民が大統領府に抗議に押しかけて、駐留する国連平和維持軍と衝突し5人の死者を出した(AP通信)というのです。
新聞紙面の確認(1)
↑毎日新聞2008.04.19「世界穀物価格急騰 途上国を直撃」より
アジアにおけるコメ騒動も厳しい局面を迎えたようで、フィリピンでは買い占めに走る市民が出始めたようです。
新聞紙面の確認(2)
↑毎日新聞2008.04.19「貧困層 政府に不信」より
日本では、1年分強の備蓄米制度がありますので、一気に社会不安が嵩じることにはならないでしょうが、さりとて、今や、コメが主食の座を明け渡して久しいので、輸入依存型の「欧米食」を改めない限り、他人事とはいえない状況にあります。
●問題の整理
皆さんから「日本の『農・食』をどうする?」 に関するご意見をいただけるのを期待するに当り、
一旦、ざっと問題の整理をしておきます。
【市場は社会を統合できない】
市場主義の方々は、「適地生産」を旗印にしていますが、
ひとたび自国の需要が賄えなくなれば、即「輸出制限」を行いますので、
食糧輸入国は物不足となります。
金余り先進国の投機家は、穀物市場に投資するので、穀物が高騰します。
食糧を外部依存する最貧国の食糧は高騰するので、暴動騒ぎさえ起きます。
*先進国の緊急食糧援助は、根本的な問題の解決策になり得るか?
少なくとも、それは「市場の自浄力」などとは到底いえないでしょう。
サブプライム問題でも、結局、米国政府は事態の収拾に乗り出さざるをえませんでした。
→「市場が社会統合を出来ない」事例に枚挙の暇がありません。
【「狭い国土の日本は、食糧自給を実現できない」は本当か?】
市場主義の方々が陥りがちな問題の立て方ですが、それは、
「欧米食を手放さないなら・・・」という前提条件付きであることに要注意!、です。
ニワトリ、豚、牛などの畜産は、「植物食」に比べれば確かに非効率です。
また、食材を石油代替品の生産に廻そうものなら、さらに食糧難を助長するでしょう。
おコメは、日本国内生産で賄いきれています。
真っ当に外圧を受け止めて、「食」の暮らし向きを考えていくのでしたら、
「手持ちの条件で、いかに生き延びていくか?」を考えるものです。
人類の歴史の殆どは、そのように対応してきました。
そのような問題の立て方の出来ない現代こそが異常なのではないでしょうか?
*「生活習慣病対策には、日本食は理に叶っている」 も逆輸入!です。
メタボ対策のためにトレーニングジム通いやサプリ漁りするくらいなら、
日本食を見直して、「農的生活」を送る方が遙かに健康的!です。
狭い国土ならではに、手間隙掛けて人海戦術で農業生産に勤しんだ方が、
過食で病院やトレーニングジム通いするより間尺に合うのではないでしょうか?
【農の再生=活力の再生】
更に、農の教育効果や環境保全効果などに対する評価を、
「支援金」という形で後押しされて、生産の喜びを仲間と分かち合えようものなら、
多様な職の機会をもたらし、社会活力の再生につながります。
ひとまず、これ位のことを叩き台にして、日本の「農・食」の再生に関する、
皆さんのご意見を聞かせて頂ける事を期待しております。
by びん
投稿者 ayabin : 2008年04月21日 08:06
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コメント
日本の食糧自給率をどうすれば引き上げれるのか。
日本は野菜、果実、肉類、更に家畜の飼料等を海外、特にアメリカに頼り、そして中国にも依存を強めています。
農業従事者も高齢化が進み、後継者も不足
しています。農村人口そのものが減少し、農村自体が消滅しているところさえあります。
出口を探しゆっくり考えたいと思います。
投稿者 匿名 : 2008年04月23日 13:03
米の消費量を増やす(米を食べる人を増やす)と簡単に言うが、このことはかなりの難題である。世界最大の外食産業であるマクドナルドも日本で今日のような勢力を創るのに莫大な努力をした。(勿論、維持向上させる為の努力も怠ってはいない。)
補助金なども大切な要素である。しかし、第一歩として消費者の興味関心の拡大にこそ力を注ぐべきであると考える。
投稿者 BYKAMU : 2008年04月23日 13:10
お金がない後進国は先進国の援助というのは非常に大事だと思う。しかし、それに付け込み、どんどん後進国の経済状況を圧迫していくのは許せない。
開発援助して「あげる」のような言い方にしか聞こえない。あくまでも上から目線で何でも物事を言ってしまってるように感じた。
だから、ほぼ「無償」で援助するくらいのものは見せてほしいと思った。
投稿者 Y.T : 2008年04月23日 13:16
日本の食糧自給率をどう向上させる事が出来るのか。
日本は海外からの大豆、小麦、野菜、果実、肉類や家畜の飼料をアメリカから大量に輸入し、中国からも近年輸入を増加させています。
農業従事者の高齢化、後継者の不足、農村人口の減少、農村の存在そのものの解体の進行ーー現実は極めて厳しくなっているように思います。
じっくりと事態をよく見極めながら考えたいと思います。
投稿者 匿名 : 2008年04月23日 13:56
グローバリズムはアメリカのエゴだと思います。余剰農産物の処理の為に途上国の自給体制を破壊し、自国にとって都合の良い作物を作らせる。市場システムに取り込めば、後は資本の論理で思うように支配する。エゴは許してはならないと思います。
もともと食は本能機能を養う最も基本的なものなので、可能な限り自然の食物連鎖の枠内で閉じたほうがいいと思われます。
その意味で、可能な限り地産地消が望ましいし、人工物質は使わないほうが良いと思います。
投稿者 岡 : 2008年04月23日 13:57
NHK「日本の、これから」のディレクターの清水真人です。ブログを拝見しました。私共では、6月の放送で地球温暖化について市民の皆さんが一堂に介する討論番組を企画しています。それに先立ちまして、温暖化に関するアンケートを実施します。番組HPからどなたでも参加できます。http://www.nhk.or.jp/korekara/
是非、忌憚のないご意見をお寄せ下さい。また、お知り合いにも広めて頂けると助かります。アンケートにお答えの際には、「清水宛」と一筆加えてください。よろしくお願い致します。
投稿者 NHK : 2008年04月23日 18:49
食糧不足というのは本当?
食料不足だから価格が上昇しているの?
食料を買うことが出来ない人々に援助。しかし、その援助食糧は誰が購入するの?
誰の手にお金が渡るの?
この問題とは、別に食料自給率は上げるべきだとは思います。
米食からパン食に移行してきた大きな要因が学校給食にあることから、現在の学校給食を低学年から順次米食に変えていく事が考えられます。
投稿者 藤 治 : 2008年04月23日 18:53




