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2008年03月30日

失政続きの戦後農政

こんにちわちわわです。
今回はこれまでの失政続きの農政について概要を押えてみようと思います。

●アメリカ誘導で農業を切り捨てた戦後の農政

1945(昭和20)年8月15日、終戦を迎えた日本。

GHQ主導の占領軍は、軍国主義の除去と民主化の促進のため、 軍国主義の基盤にもなった財閥は、経済の民主化を進める意味でも弊害とされて解体。それと同時に地主・小作制度が日本全体の民主化を妨げるものだとして農地改革も実施された。

敗戦直後の、ものすごいインフレと失業と食糧不足の中、3つの政策を実施。

①農地拡大策は開拓・干拓。
②農業形態の種類増加策は有畜農業の奨励。
③食糧確保は食糧管理法を盾にした強権発動での強制供出。

しかし、供出を強制しても、基本的な低米価政策と慢性的な食糧不足は、ヤミ価格の高騰を招くばかりで、強権発動型の食糧強制供出率は45%内外にとどまっていた。

そんな折の1954(昭和29)年、アメリカは日本に経済社会構築のための防衛上の再軍備実施と食糧増産の打ち切りを要求、財政投入型の食糧増産をやめて日本はアメリカの余剰農産物を円で買う、そのかわりにアメリカは受け取ったその円を日本への防衛投資や日本製品購入に当てるという内容のMSA協定を提示。それを日本政府は、アメリカ側の新しい援助だとして飛び付き、即座にMSA協定を締結すると、これまでの方針を大転換、米麦を中心とした増産対策(いわば食糧自給)の放棄と小農保護政策の中止を決めていく。

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投稿者 tiwawa : 00:09 | コメント (1) | トラックバック

2008年03月29日

大豆類の生育不良、カメムシ病原菌が原因

黒大豆の生育不良や収量減が続いており、改善方法を模索中の正国です。
そんな中、気になる情報を見つけたので紹介します。

これまで、カメムシ類の吸汁加害によって、生育不良が起きるという認識で、カメムシ類の防除はかなり重視してきました。下記の情報もその一例です。


流山農園で確認された作物の病気と害虫 

○概要カメムシ類はダイズの主要な害虫であり、島根県で発生する主な種類はアオクサカメムシ、ホソヘリカメムシ、イチモンジカメムシ、ブチヒゲカメムシなどである。成虫、幼虫とも種子を吸汁加害し、ダイズの不稔はこのカメムシ類によって発生することが多い。また、カメムシ類の発生は山間地および平坦地でも雑草地に近い畑で多い。○被害と診断莢がつき始める頃に成虫が周辺の雑草地などから飛来し、莢が黄色くなり始める頃まで吸汁加害を続ける。被害程度は加害する時期の莢や種子の発育程度によって異なる。莢の伸長期に吸汁されると莢は黄変して落ちることが多い。種子の肥大初期に吸汁されると種子は肥大せず、莢は収穫期まで偏平で緑色のまま残るものが多い。種子の肥大中期以降に吸汁された莢を収穫期に開いてみると、種子の小さなものでは原形をとどめず黒褐色~赤褐色に変色し、莢の内面に付着している。ある程度大きな種子はー部がくぼんで変形し、褐色、あめ色または緑色などに変色したり、変形してはいないが部分的に変色したりしている。アオクサカメムシの成虫は体長が約14mm、黄緑色~緑色である。ホソヘリカメムシの成虫は体長が約15mm、暗褐色である。イチモンジカメムシの成虫は体長が約 10mm、黄緑色で前胸背には紅色または白色の横縞がある。ブチヒゲカメムシの成虫は体長が約12mm、赤褐色~黄褐色である。 なお、これらのカメムシ類のほかに茎を吸汁加害するマルカメムシもいるが、この被害は少ない。

○発生生態

これらのカメムシ類は年に2~3回発生し、成虫が日当りのよい場所の枯草のなかや落葉の間、常緑樹の茂った葉の間などで越冬する。越冬場所から出てきたカメムシ類は種類によってやや異なるが、まずマメ科、アブラナ科、イネ科などの雑草や作物に寄生し、ダイズには莢がつき始める頃から飛来する。そして、発生は莢の伸長が終る頃から種子の肥大が終る頃までが最も多く、莢が黄変する頃まで加害が続く。


ところが生育不良は、カメムシの持つ病原菌の感染によって引き起こされている、という記事です。


大豆類の生育不良、カメムシ病原菌が原因

京都府農業総研が解明 京都新聞電子版 Kyoto Shimbun 2008年3月1日(土)


 カメムシの食害と思われていた大豆類の生育不良が、カメムシの持つ病原菌の感染によって引き起こされていることを京都府農業総合研究所(亀岡市余部町)環境部主任の木村重光さん(3Cool が29日までに突き止めた。日本では未確認だった大豆の病気で、木村さんの名付けた「ダイズ子実汚斑(しじつおはん)病」が日本植物病名目録に登録された

 正月用の煮豆などで人気の黒大豆は、大豆類の中でも特に商品価値が高い。丹波地方で栽培が盛んだが、房の中で育つ豆は生育不良か否かを収穫まで判別することが難しく、農家にとって深刻な問題となっている。

 生育不良はこれまで、カメムシが食べることで実の中に空洞ができて成長が止まるとみられていた。木村さんは海外で報告されていた病原菌に着目。同研究所内で採れた生育不良の豆を調べてみると、同様の病原菌が発見された。

 海外の例ではカメムシが病原菌を媒介しており、日本のカメムシを調べてみると、一般的なアオクサカメムシやイチモンジカメムシなども病原菌を持つことが確認できた。カメムシが実を食べる際に菌を移し、病気にかかることで実の生育が止まっていたことが判明。国内では報告されていない大豆の病気は、昨年12月、木村主任がつけた「ダイズ子実汚斑病」として登録された。

 これまではカメムシの駆除しか対策がなかったが、生育不良の仕組みが解明されたことで、殺菌など新たな手法を考案できるようになるという。木村さんは「苦労して育てた豆が生育不良になった栽培農家の落胆は大きい。今回の発見を機に、防除法を見つけて生産者の収入アップにつなげたい」としている。


これが事実なら、黒大豆の生育不良対策として殺菌がより重要になりそうだし、改善の可能性が高まりそうです。
カメムシ類の吸汁加害そのものはどう考えればいいのか?など不明点は残りますが、今後の情報に注目したいと思います。


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投稿者 totokaka : 10:45 | コメント (0) | トラックバック

2008年03月28日

卵の「賞味期限」って、どうなっているの?

卵の赤玉、白玉については、hakosukaさんがドツボにはまっているようですね nihi
ところで、先日消費者の方から、卵の賞味期限について質問されました。原産地や賞味期限など、食品の表示内容については、みなさんかなり敏感になっているようですね。 Shocked

さて、卵の賞味期限って、一体どうなっているのでしょう?
賞味期限を過ぎた卵は、どうなるのでしょうか?

以下、「日本養鶏協会」のHPより転載します。
http://www.jpa.or.jp/chishiki/anshin/01.html

「たまごの知識」

平成11年、食品衛生法施行規則の改定によって義務化された賞味期限表示は、たまごを安心して、「生で食べられる期限」を示したものです。確かな安心のメッセージであることを、皆さんに改めてご理解いただくために、賞味期限表示について見直してみましょう。おいしく健康によいたまごを、これからも、安心して食べていただくために。

■賞味期限は、「生で食べられる期限」を表示。

たまごのサルモネラ菌の汚染率は0.03%程度といわれ、極めて低いものです。また、仮にあったとしても、菌数はたまご1個当り数個程度であり、常温でも一定期間内は繁殖することはないので、食中毒の起こる心配はありません。しかし、その一定期間内を過ぎると、菌が急速に増殖を始めます。

そこで、完全に食中毒を防止するためにも、菌が増殖を始める前までの期間を、たまごを安心して、「生で食べられる期限」とし、賞味期限を表示しているのです。では、その賞味期限は具体的にどのように設定されているのでしょうか。


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投稿者 komayu : 23:58 | コメント (4) | トラックバック

2008年03月27日

蒸かし芋のおいしい作り方

14日の赤玉、白玉どっちがどっちからドツボにはまっていますが、赤玉がなぜ美味しく思うのかが少しだけですか見えてきました。 m007 m117 m006
、これは次回として、今回はチョト気分転換で「最近のさつま芋は美味しくねーなぁ」てホントを考えてみます。

蒸したさつま芋は、小さな頃のおやつによく出てきた定番です。甘くておなかもふくれて好物の一つでした。 love m003 いつもお腹をへらしていたから、美味しく感じたということも考えられますが、やっぱり美味しかったという思いが残ります。

昔は化成肥料を使わなかったから、品種改良されたからなどの理由も考えられますが、当時のさつま芋と現在のさつま芋の特性を比較する資料が見つからないので、一旦保留にして、調理方法に違いがあるのではないかという視点でみていきます。

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投稿者 hakosuka : 23:04 | コメント (0) | トラックバック

2008年03月26日

純農業地域の農地価格、13年連続で下落⇒農地は国有=共有してはどうでしょうか?

まるいちです。今日もニュースのお知らせとコメントを書きます・・・【純農業地域の農地価格、13年連続で下落】・・・と言うニュースです。

■具体的な価格は下記の記事にも掲載されていますが、我々の地域の実態も、田・畑とも農業地域で100~150万/1反程度のようです(国道や県道に接道していたり条件の良い農地はもう少し高いですが・・・)。これは農地整備後の価格なので農地整備に要した農家負担分が約40~50万/反あるので、農家の手取り?の実態はこれを差し引いて50~100万/1反程度になります。ただ、売りたいと言う人がいても買う人は少ないようです。
 これは1反=1,000㎡の価格なので、坪当たりに直すと約1,700~3,300円/坪になります。
農地以外の土地と比較するとかなり安いと思います。ちなみに山林はもっと安くなっていて、100万/1町=10,000㎡=300円/坪程度ですが、これでも買い手がなかなか付かないようです。

まず、この安さに驚かれたのではないでしょうか?
 生産に供する土地は基本的にその生産性に応じた価格になるのですが、この農地や山林価格の実態が現在の農業、林業の生産性の低さを象徴しているように思います。
 今の所は農地を購入できるのは農家か農業生産法人等の農業を営む人だけだし、その用途も農業とその関連用途に限定されています。
 また、農地を売買あるいは貸し借りする場合には、農業委員会等の許可が必要で、これは、資産保有や投機目的の農地の取得を規制し、農地を効率的に利用することをねらいとしており、一定の基準に適合する場合に限って許可することになっています。この許可を受けないで行った農地の売買や貸借は効力が生じません。
 ですから、農地の投機目的の所有や転用には規制がかかっている状態なので、一応農地の乱用、悪用は出来ない状態になっています。 参考=全国新規就農相談センター

●しかし、このままでは、将来、農業者の高齢化が進み、担い手がいなくなって、更に農地の価格の下落は進み、それでも買い手がいない事態に陥り、そして、耕作放棄地が増え農地の荒廃が進む事はほぼ間違いないでしょう。
 また問題は農地が他の用途に転用される、外資が日本の農地を支配してしまう・・・と言った、【食】の安全・安心の根本が揺らいでしまうような事態に陥りかねません。
 これらに対する懸念はこのブログにも幾つか記事があります。↓参考です、是非読んで下さい。
 農地と株式の交換制度?⇒農地転用で利益を生み出す為の誤魔化し政策では?
 農地と株式の交換制度?日本の農地をますます荒廃させる新政策!?
 農地が危ない!?
 農地を住宅地に転用するだけで,価格が100倍に跳ね上がる!
■では、どうすればよいのか?
 日本の【食の安全・安心】を確保する為には、やはり国内で一定以上の自給率を保持する事が最低基盤だと思います。その為には一定以上の農地を耕作し農作物を作る事が不可欠です。
 そして、将来的には農業の持つ他面的な機能をもっと有効に活用する事も視野に入れる必要があると思います。
 このことに関しても参考になる意見があります。↓これも是非読んで下さい。
 「農村の全寮制」実現に向けたの課題、その2
 新農(業?村?民?)共同体の創造と生産基盤の共有
 みんなにとって必要な「農業・農村のあり方」を考える。
 共同体的所有

★現状を打破し将来に向けてもっとも有効なやり方は、農地を一旦全て国有化(日本人の共有財産化)し、これを各生産体が運用する、もちろん、各生産体は共同体として存在する・・・と言うような事だと思います。
 このようなビジョンを実現していく事で様々な現在の問題が農業や農地、農村を中心に解決に向かっていくように思います。

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★★★最後まで読んでいただいてありがとうございます★★★
以下、この記事の元になったニュースです。
農業協同組合新聞JAcom農政.農協ニュースより引用。

 純農業地域の農地価格、13年連続で下落-全国農業会議所の調査結果 (3/19)

 全国農業会議所は3月19日、平成19年田畑売買価格に関する調査結果を公表した。これによると、純農業地域の農用地区域の農地価格は、全国平均で中田価格が10a当たり147万円で前年比2.3%の下落、中畑価格が101万4000円で同2.2%下落しており、中田、中畑価格ともに平成7年以降13年連続の下落となった。下落率は、前年(中田3.1%、中畑3.3%)よりは小さかった。
 同調査は昭和31年から毎年行っており、今回で51回目。これまでの最高価格はいずれも平成6年で、中田が200万2000円、中畑が137万8000円だった。最高価格に対し、平成19年はそれぞれ27%、26%下落した。
 ブロック別では、中田はすべてのブロックで下落し、中畑は中国の横ばいを除き、すべてのブロックで下落した。下落幅は、中田、中畑とも大都市圏の関東(4.1%、5.4%)、東海(6.7%、5.6%)で大きい。
 中田で最も高いのは東海の251万9000円、最も安いのは北海道の28万4000円。中畑では最も高いのは東海の224万7000円、最も安いのは北海道の13万円。
 価格の下落要因は、中田では「米価など農産物価格の低迷」(43.1%)が最も大きく、次いで農業に対する先行きの見通しが立たないことなどによる「農地の買い手の減少」(17.7%)、「生産意欲の減退」(13.6%)など。中畑では「農地の買い手の減少」(28.0%)が最も大きく、次いで「農産物価格の低迷」(22.8%)、「生産意欲の減退」(16.1%)などがあがっている。
 また、都市的農業地域の市街化調整区域の農用地区域の農地価格は、全国平均で中田が519万9000円で前年比5.2%の下落、中畑が489万2000円で5.3%下落した。下落率は前年(中田3.1%、中畑4%)より大きい。中田、中畑とも15年連続で下落した。ブロック別には、中田、中畑とも大都市圏の関東に加え、北信の下落幅が大きい。
 価格の下落要因は、中田、中畑とも「農地の買い手の減少」が最も多く(35%、45.3%)、中田では「米価など農産物価格の低迷」(22.2%)、中畑では「生産意欲の減退」(13.5%)が続いている。
(2008.3.25)



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投稿者 nara1958 : 19:51 | コメント (0) | トラックバック

2008年03月23日

地球規模化する環境問題

めっきり春めいてきました。

黄沙などに由来する「春霞」は、古くから歌や句などに表現されてきましたが、現代では、「黄沙」そのものも「春の季語」だそうです。

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低気圧一過、春霞みかかる日本列島


今回は、「黄沙」ならぬ「光化学物質」に関する記事の紹介です。
讀賣新聞の記事(2008年3月21日)によれば、

中国大陸からの大気によって光化学オキシダントの濃度が上昇することで米の収量が減じているそうです。

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投稿者 ayabin : 23:42 | コメント (0) | トラックバック

2008年03月21日

<東京穀物商品取引所>09年度に株式会社化⇒小麦・米までバクチの対象になる!?

まるいちです。こんなニュースがあって、ちょっと驚いたのでお知らせします。【東京穀物商品取引所が09年に株式会社化される】・・・と言うニュースです。

構造改革と称して様々な機関の民営化が進んでいますが、この東京穀物商品取引所が株式会社化されると言う事は、穀物市場を何でもありの市場経済、市場社会の中に引き入れると言う事を意味しています。
また、今まで取引が出来るのは農産物を扱う業者の会員に限定されていたのが、一般投資家、商品投資顧問業者などを引き入れ、証券・銀行など金融機関、ファンド・機関投資家、外国人投資家など新しい市場参加者を集める・・要は食糧をバクチの材料にしよう!と言う事です。
そして、恐ろしい事に、その対象を【小麦】【米】にまで拡大しようと言う目論見 Shocked まであります。
最後には【食】を支配しょうとする意図もあるかもしれません Evil or Very Mad Shocked

あまり、大きく報道されていませんが、食の安全・安心を根本から揺るがすような事態になるのではないかと言う懸念があります。今後の動向には注意する必要があると思います。

東京穀物商品取引所

<穀物商品取引所>09年度に株式会社化l  3月14日20時13分配信 毎日新聞

 国内最大の農産物先物取引市場である東京穀物商品取引所は14日、09年度中の株式会社化などで機能を強化する計画を発表した。金融機関、ファンド、外国人など新しい市場参加者を呼び込み、10年度に出来高を50%増やす目標を掲げた。

 東穀は03年度から06年度の間に出来高が半減し、指標価格の形成やリスクヘッジなど本来の機能が失われることが懸念されている。このため、農林水産省の研究会(座長・上村達男早大法学学術院長)が東穀の機能強化策を検討。その議論を受けて東穀が機能強化計画を決めた。

 計画では、株式会社化で資金調達をしやすくするほか、取引を株式市場などと同じ手法に変えることや取引時間の延長、上場商品の追加などによって取引を活発化させる方針を打ち出した。【位川一郎】

東京穀物商品取引所、株式会社への移行案まとめる (3/14)

 東京穀物商品取引所は3月14日、株式会社への移行案をまとめ、公表した。農水省は「農産物商品市場の機能強化に関する研究会」(座長:上村達男早稲田大学法学学術院長)を今年1月から開催。農産物商品市場の流動性を高め、本来の機能を果たすため、東京穀物商品取引所が取り組むべき事項を中心に議論をすすめ、報告書案をまとめたもの。パブリックコメントを経て正式決定する。
 米国シカゴ商品取引所の主要農産物の出来高がここ5年で倍増したが、日本の農産物商品市場はここ3年で半減した。関係者はこのままでは農産物商品市場機能が消滅しかねないとの強い懸念を持っていた。
 改善案では、現在の会員制を止めて平成22年3月までに株式会社化し、意志決定の迅速化、経営の透明性をはかる。一般投資家、商品投資顧問業者など現在の市場参加者の拡充をめざすほか、証券・銀行など金融機関、ファンド・機関投資家、外国人投資家など新しい市場参加者を獲得して行く。
 平成22年度末の出来高は平成19年度の50%増の3000万枚、上場商品は2品目以上の増加、新規取引参加者は国内金融機関、外資系企業など10者程度の増加などを目標とする。
 米については、過去に農水省に試験上場を申請し、時期早尚とされたが、引き続き再申請に向けて準備をすすめる。また、小麦は今年3月から1年間「小麦先物研究会」を開催し、結論が得られれば外国産小麦を上場したいとしている。
 米の上場について、渡辺好明理事長は「生産調整が完璧に実施されることを願っている。その上で天候等のリスクヘッジを生産者、流通業者が認識すれば、その時期が来るだろう」と話した。
(2008.3.18)

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投稿者 nara1958 : 19:52 | コメント (0) | トラックバック

2008年03月20日

苗出し

稲の種まきをして3日目、発芽が揃ったので、ビニルハウスに並べて、シート掛けです。

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発芽したばかりの苗は、白いんです。光の当たらない育苗機(シートで囲った加温器)内で、3日間過ごして、芽を出させたので、まだ、葉緑体が生成されていません。
被せたシートは、ある程度光を通すので、もう3日もすれば、背丈も少し伸びて、青々して来ます。

こうして、あらためて見ると、機械を使って、均質な苗箱に、均一に種を播いて、ムラ無く発芽させて、揃えて、まるで、工業生産品を製造しているみたいですね。

なんで、こんなやり方をするのかと言うと、機械(田植機)に合わせて苗作りをするからなんです。
機械の規格に合わせて均質な苗を育てないと、うまく植わりません。

作物生理よりも機械の都合(人間の作業の都合)を優先した栽培。

近年の日本の稲作を象徴しています。

写真の苗は、農園で植える苗ではなく、お客様から注文を受けて作っている苗です。
つまり、商品です。

特に、商品としての苗の場合、丈夫で健康な苗であることも重要ですが、

・見た目が良い(必ずしも健苗とは限らない)
・機械でスムースにきれいに植わる
・苗箱の使用枚数が少なくて済む etc.

いろんな条件が付加されるため、

・種を播く密度も少し濃い目
・加温して、均質な発芽をさせる etc.

健康で丈夫な苗を育てるにおいて、必ずしも良いこととは言えないこともします。

機械に合わせながらも、如何に健康な苗に育てるか、毎年、試行錯誤です。

昔は、暖かい時期になってから、露地の苗代に種を播いて、自然の条件で発芽させ、大きな苗を育てて、手作業で田植え。
 今よりずっと、自然の摂理に則った栽培方法だったと思います。

次は、シートをめくる時が楽しみですが、いつ、めくるのか、その判断が悩ましい!


最後まで読んでくれてありがとう!

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投稿者 naganobu : 01:05 | コメント (0) | トラックバック

2008年03月19日

出ましたーーー!!

最近暖かいですね。
田んぼの畦をふと見てみたら、「つくし」が出てました。春がそこまで来ています。

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最近は異常気象と言ってもおかしくないですが、こうやって、変わりなく出て来てくれることに、頼もしさとたくましさを感じます。なんだかかっこいいです。

さて、田植えの準備は着々と進んでいます。今回は、「催芽」です。「さいが」と読みます。

ちなみにこの催芽という作業は、苗になったときに成長のムラが出ないように予め揃えておくという意味があります。

前回、種子消毒したものをしばらく水につけておいて、そのあと、ぬるめのお湯(32℃)に1日弱つけて起きます。すると、、、

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出ましたーー!!


ちょこんと出ている白くて出っ張ったものが見えますか??これが「」です。

動物の赤ちゃんが生まれ出る時のような派手さはありませんが、確実に命の躍動が始まっています。

これから田んぼが始まるんだ~と実感が沸いてきました。今年も命と向き合う中で、自然からたくさんの事を教えてもらえるようにがんばりたいと思います。

投稿者 keitaro : 07:00 | コメント (4) | トラックバック

2008年03月18日

“小麦キラー・サビ病菌”の脅威~マスコミが報道しないのはなんで!?

“小麦黒さび病菌・Ug99”という厄介な病原菌が、世界の小麦畑に広がりそうな勢いです。 Shocked
以下、「農業情報研究所」より転載します。
http://www.juno.dti.ne.jp/%7Etkitaba/agrifood/disaster/08030601.htm

小麦キラー・サビ病菌 アジア主要小麦生産地に迫る
  世界食料供給への破滅的影響も


 穀物・食料品価格の高騰で、アフリカ、アジアをはじめ、世界中がマルサスの亡霊に怯えるなか、小麦生産に壊滅的な打撃を与えかねないウガンダ発の小麦黒さび病菌・Ug99が、遂にイランの主要小麦生産地域に現われた。1999年にウガンダで発見されたこのカビは、風によってはるか遠くまで運ばれる。2007年、ケニヤとエチオピアの小麦収量を大きく減らすとともに、海を渡ってイエーメンにまで広がった。そして、5日、国連食糧農業機関(FAO)が遂にイランでも発見されたと発表した。

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投稿者 komayu : 21:57 | コメント (0) | トラックバック

茶の改植

こんにちは。
今日は、お茶の改植作業について、レポートしたいと思います。

お茶の木は、樹齢数百年もの木が現存するほど、樹木としては長生きですが、栽培して収穫して、お茶製品として販売するという、経済樹齢としてみると、30年から50年と言われています。
若い木は、再生能力も高く、収量、品質とも良いのですが、年月を重ねると、樹勢が衰え、収量も望めなくなります。そこで、古い木を抜いて(抜根)、苗木を植え、新しい茶園として、再スタートを切ります。
また、その機会に、より望ましい品種に変えたり、畝の数や向きを調整したりもします。何十年に一度の大仕事ですが、大きく栽培計画を変更するチャンスでもあります。

我々の農園でも、今年から借り受けることになった茶園で、改植をする事にしました。植えてから40年以上経過していて、品種は在来種、また、昨年までの管理が良くなかったこともあり、このまま手入れをするよりも、改植する事を選択しました。

改植前の状態:5条あるのですが、枝が伸び放題で写真ではよく分からない程です。


ユンボ(バックホー)で、根元から株を抜いていきます。根は深く、強く張っています。過酷な環境でも成育するという、茶の生命力の強さを感じます。茶の効能、薬効が高いのも、その事と関連しているのではないだろうか?

抜根作業のポイントは、株もとから引き抜いて、太い根を残さないようにする事と、枝をなるべくバラさないようにする事です。それから、土をよく落とすこと。初めての経験で、最初は難しかったのですが、二日目くらいから要領が分かってきました。面白いことに、重機での作業なのですが、ちょうど手で雑草を引き抜く時と同じように、株元をつかまえて、少しこじるように、根を引き剥がすように(表現が難しいですが)すると、うまく行くようです。


株を引き終わった状態:茶園2枚で7畝(7アール)、抜根だけで丸3日くらいの作業でした。

引いた株は、畑から持ち出して、休耕田で焼きます。抜根したその場で焼く予定でしたが、両隣に茶畑やしきみ畑があるので、熱の影響を考慮して、広いところで焼くことにしました。


軽トラでピストン輸送。これがまた大仕事で、3人で2日くらいかかりました。軽トラだけでは足りず、1トントラックや運搬車も総動員です。

そして本日、株の焼却も無事終了。茶の木は燃えやすく、何日も乾燥させなくても、引いたその日に火がつきます。
抜根~焼却が終わって一安心。次は定植作業に入っていきます。

     by 馬場

投稿者 sbaba : 21:17 | コメント (0) | トラックバック

2008年03月15日

種子消毒

さて、前回の続きです。
今回は、種子消毒について書きます。

種子消毒とは、お米の周りの殻(モミ)に付着した菌を落とすことです。
菌がついたままだと、発芽した時に、この菌にやられてしまうからです。

この菌の落とし方は大きく2つあります。
一つは農薬による殺菌。もう一つは、熱による殺菌です。

まだ農薬によるやりかたが一般的だそうですが、徐々に熱による殺菌が増えてきているそうです。
今まではうちも、農薬による殺菌をしていました。
これが見た目最悪で、農薬が入った水色の水が入ったオケに、種を1日付けておくんです。
その光景を初めて見たときは、かなり衝撃を受けました。

でもこれをやらないと、発芽してもすぐに悪くなったりするので大事で必要なことなんですよ。


で、今回から熱による殺菌になりました!安全面と環境への配慮のためです。

この熱による殺菌という方法は、60℃の温湯に、種を10分間つけておくといういたってシンプルなものです。
この60℃10分にミソがあります。

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この温度のお湯が、種の本体(お米)に吸収されると種はダメになってしまいます。なので、モミの表面についた菌を落とし、中のお米には吸収されないという微妙なラインが60℃で10分間なんです。

昔から温湯消毒はされていたそうです。人が入る浴槽にお湯を張り、温度計とストップウォッチをみながらやっていたそうです。昔は、温度を調整するものなんてなかったでしょうから(熱湯ぐらい?)、とても大変だったと想像できます。

こんな大変な方法よりは、確実でつけておくだけの楽な農薬へみんな流れていったのでしょうか。
当時は、「安全性」は二の次だったのでしょうね。

今となってまた、温湯消毒に陽があたるなんて、農薬に切り替えた時には思っても見なかったと思います。

温湯消毒に切り替わってなんとなく嬉しいです。
やっぱり出来る限り安全なものを作りたいですね m043

投稿者 keitaro : 01:16 | コメント (2) | トラックバック

2008年03月14日

白玉、赤玉どっちがどっち

Rolling Eyes Rolling Eyes 卵は、赤玉、白玉どちらが美味しいか、又はどちらが栄養価が高いかは、概ねどちらも変らないという事は皆さんごも存知かと思います。

しかし、スーパーで卵の値段を比べて見ると、赤玉は10個入りパックで180円~350円程、白玉は10個入りパックで100円チョット~220円程、、そして集客用の特売品になると白玉10個入りパックで50~90円程度で販売されている場合もあります。
やぱり、赤玉は美味しくって、栄養価も高いので、多少高額なんだと思い込んでしまいます。

同じものだと言われているのに、この販売単価の違いはどこから来るのかよくわかりませんね、美味しさや、栄養価が同じであれば同じ販売価格でもよいように思えます。 Confused

ではなぜ販売価格が変るのか幾つか調べて見ることにします。

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投稿者 hakosuka : 20:15 | コメント (5) | トラックバック

輸入食糧への不安は、国内農産物の消費量△~食糧自給率△のチャンス

こんにちは雅無乱です。

例の農薬入りギョーザ事件と、穀物の高騰のダブルショックが、日本の食卓を襲っている。

キャベツ・サトイモ6割減 中国野菜 輸入週ごとに減少

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投稿者 nanbanandeya : 00:26 | コメント (0) | トラックバック

2008年03月12日

味覚不全!?⇒人工調味料を減らした食品は売れない(>_<)

先日、お米の品種の記事を書いていて「味ってなんだろう?」を考え始めた、まるいちです。
それで、今回は「味覚」について考えてみたいと思います。

これは、ある人から聞いた話です。
「調味料いっぱいの食品となるべく自然の材料を使い人工調味料を減らして調理した食品を並べて食味のアンケートをとると、必ず調味料いっぱいの食品の方が美味しい!と言う結果になる。」 Crying or Very Sad
これは、自分自身の経験、実感でもあるし、いろんな人の反応を見ても感じるところで、そうだろうなぁ~(^_^Wink と思います。

味覚障害、と言う病気にまで至るのは、亜鉛不足加齢による感受性の低下等、様々な原因があると言われています。
参考⇒東京センタークリニック耳鼻咽喉科 味覚障害
しかし、実際は調味料いっぱいの食品を小さい時から食べて、慣らされてしまっている、と言うのが大半の人の状況のように思います。
参考⇒スローフード・にいがた ママたちの食育学会レポート

●環境負荷や身体への負荷が少しでも少ない、昔ながらの味の食品を作っても、美味しいという評価が得られず、売れない。だからどんどん人工調味料漬けの食品が売れて、更に刺激の強い味付けの食品が増える・・・と言うような悪循環に陥っているように思います。ファーストフードや量販店の惣菜、お菓子なんかはこの傾向にあるようです。
 参考 恐るべき食品添加物
     食品添加物の裏側(1)
     食品添加物の裏側(2)
     添加物の功罪~味覚の混乱~

 農業を担う立場からすると、野菜やお米の食材本来の味ではなく、調味料の味で美味しいと感じる、なんて寂しい限りです(T_T) Crying or Very Sad (T_T)。
 ただ、人工調味料が絶対駄目!と言う議論をしてもあまり意味が無いように思います。
 「海や山、畑や田んぼから、食材や調味料が食卓に並ぶまでにどんな加工がされているのか?」「その加工方法や加工中に加えられる添加物は何なのか?問題は無いのか?」と言う「事実」を知る事、そして「本当の美味しさってなんなのか?」をしっかり考える事、が必要なんだと思います。
以下に、この話題に関して、参考のなる本とその書評を紹介します。

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投稿者 nara1958 : 21:02 | コメント (1) | トラックバック

2008年03月10日

捕獲獣の有効活用で自給率向上!?

イノシシ・シカなど捕獲獣の有効利用―深刻な獣害解消へ %E3%82%A4%E3%83%8E%E3%82%B7%E3%82%AB.jpg

鳥獣害対策で捕獲されたイノシシなどの有効活用が課題となっているが、熊本県多良木町では「市場」に併設された処理センターで生肉やハム、ソーセージ、ベーコン、薫製などに加工し、販路を広げている。市場には交通網の発達で、年間を通して九州各地からイノシシやシカ、アナグマなどが大量に持ち込まれる。狩猟の最盛期に入り、セリも熱気を帯びてきた。

獣肉を加工して全国に販売しているのは、同町の㈲村上精肉店(村上武雄社長=62)。現在の価格は、イノシシの精肉でキロ3千~3500円ほど。ハムなどの加工品もグラム単価は同程度だ。
イノシシやシカは、地元の人吉・球磨地域では古くから食べられており、「食文化の一つ」(村上社長)。インターネットによる通信販売で全国から注文が入り、近年では東京のホテルやレストランがフランス料理などで使うようになったという。
全国農業新聞(2008/02/0Cool

私達の農園の周りでも、最近は“鹿”の被害が広がっていますね。黒大豆の畑などは、発芽した端から跡形もなく食べられてしまいます Crying or Very Sad なので、全て電気柵で囲い、守ってやらなければなりません。
この前は、真昼間に、しかも群れで、普通にその辺を歩いてましたから、ビックリです Shocked

最近では、猟友会のメンバーも減り、鉄砲を撃つ人が少なくなっているそうです。獣を撃っても、その肉の処分に手間が掛かる、食肉店もなかなか引き取ってくれない、という事情がその背景にあると聞きます。確かに、野生肉は牛や豚に比べればちょっと癖もあるし、苦手な人もいるでしょうね。

でも、よくよく考えてみれば、野生の獣の肉を美味しく食べることが出来たら、手間隙掛けて牛や豚を飼育する必要なんてないのではないかと思うのですが。

現在、世界中で15億頭もの牛が飼育されているそうです。なんと、世界中で4人に1人が牛を飼っていることになります!それに使われる餌(穀物)や水の量は、半端なものではありません。

人間が牛肉から100カロリーを摂取するには、牛は植物から1000カロリーを摂取せねばならず、牛からではなく、植物から直接100カロリーを摂るとすれば、植物生産は10分の1で済む

牛肉から500カロリー摂るには米から500カロリーを摂る場合の20倍の水が必要になる


と言われています。牛に与える穀物を食料として供給できたら、それだけで世界中の飢餓がなくなるのです。何しろ、今や牛が環境への最大の脅威なのです。

そんなことを考えると、冒頭の記事のように、捕獲獣の有効活用にもっと積極的に取り組んでいくべきなのではないでしょうか。そうすれば、家畜の数も減って環境への負担も軽減出来るし、食肉の自給率の向上にも寄与できるはず。まさに地産地消の食生活です。

ミート○ープの加工技術、○兆の調理技術、赤○の冷凍技術、日本には一流の食品加工技術が揃っています。癖のある野生肉だって、みんなに美味しく食べてもらえるはず、なんて、ちょっと悪乗りが過ぎたでしょうか? nihi

小松でした。

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投稿者 komayu : 19:30 | コメント (0) | トラックバック

2008年03月07日

平成19年産水稲の品種別収穫量・・・コシヒカリばっかりで良いんだろうか?

■寒い日が続いています。 寒さに当るとあまり自覚が無くても、かなり体力を消耗するそうです。
風邪を引かないよう、体調を崩さないよう、注意しましょう。

●今日はちょっとした情報提供です。2月の末に下記のような情報が発表されました。
 日本農業協同組合新聞 JAcom の農協・農政ニュース
 コシヒカリが4割占める~平成19年産水稲の品種別収穫量-農水省統計部(2/28)

  農水省は2月28日、平成19年産水稲の品種別収穫量を公表した。上位5品種には17年産以降同じ品種が入っている。
 1位はコシヒカリで、全国の収穫量は314万8000t。収穫量全体の36.2%を占めた。22府県で1位だった。2位はひとめぼれで、収穫量は85万7100t(同9.8%)。以下3位ヒノヒカリ83万9300t(同9.6%)、4位あきたこまち75万900t(同8.6%)、5位はえぬき29万100t(同3.3%)だった。
 前年に比べ台風等の被害が少なかったヒノヒカリが前年の4位から3位となり、前年3位のあきたこまちが4位となった。
 6位以下のうるち米全体の収穫量の割合は28.9%。平成17年産から生産が開始されたまっしぐら(青森)が11位にランクされた。
 もち米の収穫量は30万9700tで、水稲収穫量の3.6%となっている。

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※詳しい農林水産統計はこちら↓
 平成19年産水稲の品種別収穫量-コシヒカリの収穫量が全体の約4割を占め、22府県で1位-

コシヒカリが4割、次にひとめぼれ、ヒノヒカリ、あきたこまち、が各1割弱で合計で約7割。
 なんでこんなにコシヒカリだらけになってしまったのでしょうか?
 また、ひとめぼれ、ヒノヒカリ、あきたこまち、の3種類全部、コシヒカリ系統です。

 参考⇒水稲奨励品種特性表(奈良県)

 コシヒカリ「越の国で光り輝く」と言う名前の通り、北陸の「越の国」、越前・越中・越後、つまり現在の福井県・石川県・富山県・新潟県、それと山形県の一部で栽培する事を想定して育種された品種です。
 つまり寒冷地適応させた品種と見る事が出来ます。それが現在はいつのまにか日本国中で作られるようになってしまっています。

 このブログで「ブレンド米」の研究?=ブレンド米 プロのコツ が進んでいますが、一品種を日本国中で作って、それを美味しい、と言って食べるのはちょっと、おかしい!!?・・・適地適作というのがあるんじゃないか!!と思います。
 
 名前やブランドに弱い?本当のお米の味を知らない?美味しく食べる創意工夫が廃れてしまった?

 日本の伝統的な食文化がどんどん壊れていくようで、ちょっと寂しい・・・ひょっとしてヤバイんじゃないでしょうか!? Rolling Eyes Rolling Eyes Rolling Eyes

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投稿者 nara1958 : 21:10 | コメント (0) | トラックバック

2008年03月06日

種のちから

昨日は、お米の播種の準備を行いました。

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まだ3月なんて言ってられなくなってきました。もうすぐ種まきが始まります。ちょっと焦ります。。

お米の種と言ってもお米なんで、同じように食べられます。昔は収獲したお米を別に取っておいて、次の種にしていました。ただ、そうやって繰り返していくと、品質にバラつきが出てくるということで、毎年更新するようになりました。うちも毎年種屋さんから買っています。

今回は、種を子袋分けする作業をしました。子袋分けした種たちは、この後、潜伏している雑菌たちにやられないように消毒されます。(また紹介します)

さてここで問題。

種もみ1kgを蒔いたら、どのくらいのお米ができると思いますか?

うちで蒔いている程度で計算すると、 230kg です!

どんだけ子孫残したいの?!とツッコミたくなりますが、自然界では有り得ません。人間の手が加わったからできることです。

そうは言っても、「子孫を残そう!」という意志は伝わってきます。

たかが米粒。されど米粒。

お米って、内に秘められたすごいパワーがあるんですね。

投稿者 keitaro : 00:37 | コメント (5) | トラックバック

2008年03月04日

ブレンド適性の研究例

ブレンド米シリーズの続きです。

前回は、プロ(お米屋さん)のコツを事例として紹介しましたが、今回は、ブレンド適性を、数値的に求めようとする研究例を見つけましたので、取り上げてみます。

最近、注目されている所謂 「低アミロース米」  (ex.ミルキークイーン)を一般品種にブレンドしたときの特性を調べた事例です。

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続きを読む "ブレンド適性の研究例"

投稿者 naganobu : 23:38 | コメント (0) | トラックバック

2008年03月02日

「安かろう悪かろう」の汚名を返上し売れる米に転換した北海道米の成果主義

こんにちわちわわです。

「安かろう悪かろう」の汚名返上し、売れない米から劇的に売れる米に転換した北海道の成果主義への取り組みをし紹介します。
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週間東洋経済 特集「食」の戦争より。

米の販売拡大に各産地が四苦八苦する中、着実に実績を伸ばしているのが北海道米だ。北海道米が元気なのは、きらら以降、ほしのゆめ、ななつぼし、おぼろづき など、食味の良い新品種米が続々と登場してきたためだ。

北海道米はこれまでどの産地よりも政府の買い入れに依存しており、やっかい道米と揶揄されてきた。道民が食べる米のうち道産米の割合は、1993年まで50%を超えていたが、96年には過去最低の36%まで落ち込み「きららショック」と呼ばれ、道民にも見放されつつあった。広大な敷地でブランド米きららの作付け面積が拡大し、まがいものも出てきて味のバラツキが興り評判を落とすという連鎖が発生したためだ。

転機の秘訣知りたい方↓↓ぽちっと!

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投稿者 tiwawa : 17:21 | コメント (1) | トラックバック