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2007年08月08日
夏だ!スイカだ!
たくさん注文を頂いた中元用スイカの収穫・発送が終わり、やれやれと一息ついている小松です。
この時期になると作業の合間の休憩時間には、スイカで水分補給
です。売れ残りのスイカなので、味の方は“それなり”なのですが、大勢で囲んで食べると美味しく感じてしまうから不思議ですね。でもたまに甘いスイカに当たることもあって、その時のみんなの表情がまた楽しみだったりします。
スイカを立てて真ん中に包丁を入れる。「パシッ」という音と共に二つに割れて、赤い果肉が目に飛び込んでくる。片方の半分がごろりと転がる。見守っていた仲間たちから、ちょっとしたざわめきや歓声が起きる。それをみんなに当たるように手際よく切り分けていく。
スイカを食べる時って、口に入れる前からちょっとした“イベント”だと思いません?
暑い陽射しの下での作業はちょっと辛いですが、暑くなるほどスイカが美味しく感じられるし、休憩時間になると、そのスイカを求めて?みんなが集まってくる様子は、なんとも微笑ましいものがありますね。
という訳で、今回はスイカに関する記述を紹介したいと思います。
以下、「農耕と園芸 2006年7月号」より引用します。
スイカは「西瓜」と書き、中国ではシークウワと読む。西域から渡来した瓜ということで、その伝来経路を示している。中国で西域とは、今の西安の西北部、中央アジア地方で、シルクロードで知られる敦煌あたりを指すようだ。日本語のスイカという言葉は、このシークウワからきたとも言われている。わが国へは戦国時代の末期に九州に渡来し、全国的に普及したが、甘味が薄く、ウリのできそこないのようで、あまり歓迎されなかった。江戸時代の書物によると、「西瓜は町で売っていても女子を始め食べる人がなかった。寛文(1661~1672)の頃から、身分の低い人たちが徐々に食べるようになり、それが次第に大身、大名なども口にするようになり、結構な菓子となって、スイカも出世した」という意味のことが書いてある。
一般に外国から入ってきた珍しい食べ物は、初めは大名や貴族などの間で珍重され、庶民の口には入らず、年が経つにつれて下層階級の人達が食べられるようになって全国に普及するのが通例であるが、スイカはその逆のコースをたどったようだ。
明治中頃以降になって、スイカはアメリカやヨーロッパから再導入された。その中で、アメリカの「アイスクリーム」という品種が日本人の嗜好に合った。このアイスクリーム種と、奈良県の在来種とが交雑して「大和スイカ群」と言われる一群のスイカが誕生した。これが、今日の日本のスイカの一方の親になっている。千葉県では、これとは別に「都系」というスイカが育成された。これらをもとに一代雑種が作られ、特徴のあるいろいろな品種が作られている。『西瓜売り片手に持ってポンと打つ』スイカは昔から手に持って、ポンポンとたたいたときの手に伝わる響きで、熟れ具合を判定していた。慣れた商売人の判定はかなり当たる確立が高いようだが、素人の品定めには当たりはずれがある。厚い皮の下の果肉の赤い色や熟れ具合は、なかなか見分けにくい。
(今では非破壊空洞果・熟度判定装置なるものが開発され、九州などの産地に導入されている。)
僕ももう随分と叩いてきましたが、やはり難しいですね。今は、こんな風に判定しています。
未熟なうちは「カンカン」という硬い音がします。実全体ではなく、叩いている部分だけが鳴っている感じです。それが熟してくると、「ポンポン」と抜けるように澄んだ音が、実全体に響きわたり、持った手に振動がストレートに伝わってくるようになります。不思議なことに、ある日突然変わるんですよね。
でもここから採り頃の判断が難しいんです。いけると思って切っても、ちょっと早かったり、もう少しと思って置き過ぎると過熟になったり、まだまだ修行中です
。因みに過熟になると、「ボンボン」という低い音になってきます。「バフ」という感じで全然響かないのは空洞果で、これは判りやすいです。
■栄養と機能性スイカの成分は、ほとんど水分と糖分である。甘味を左右する糖分はおよそ7.5%前後で、ブドウ糖、果糖、ショ糖を含んでいるが、果糖の割合が最も多い。スイカの果汁を濃縮したスイカ糖は、昔から漢方では利尿作用のあるものとして使われてきた。果糖とカリウムの相乗効果とも言われている。
果糖は甘味度がショ糖の1.5倍と高い一方、さわやかな風味を持つため、アイスクリームやシャーベット、清涼飲料の甘味源として使われている糖である。スイカは冷やしてから食べるが、スイカの旨味は、冷たいシャリ感と果糖を中心としたさわやかさでジューシーな甘味にある。
スイカの赤い色は、リコピンである。リコピンはβ-カロテンなどと同様に抗酸力があり、活性酸素の悪い働きを抑え、各種生活習慣病を予防する効果が期待される。
■保存法
スイカはメロンと異なり追熟果実ではない。収穫後の日数が経つほど、あのシャリ感はなくなり、肉質が劣化して味が落ちる。完熟状態になってから収穫して、その最高の肉質や風味をなるべく長く保つには、低温で保存する必要がある。しかし、スイカは5℃以下では低温障害を受け、肉質が褐変したり異臭が発生したりして、かえって早く駄目になってしまう。収穫後2週間程度までなら品質低下は少ないが、1ヶ月以上品質を保持することは困難である。スイカを長期間保存するには10℃前後にする必要がある。短期間なら低温障害の心配はないので、食べる前には冷蔵庫で冷やす方が良いことは言うまでもない。
この前収穫した小玉スイカはビックリするほど甘くて、糖度が14度もありました。
あまりの驚きと嬉しさで、大阪にいる仲間たちにも送ってあげました。その仲間たちからも喜びと期待の言葉をもらって、来年はもっと美味しいスイカを作るぞと、またヤル気が湧いてきた
今日この頃です。
投稿者 komayu : 2007年08月08日 18:42
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トラックバック時刻: 2007年08月08日 21:46
コメント
今日、会社のみんなでいただきましたぁ☆
切った瞬間、皮がチョー薄くってびっくり(@o@)
とぉ~っても甘くって、アッというまに売り切れました☆ごちそうさまでした!!
投稿者 しのぶ : 2007年08月08日 21:26
夏はスイカですね♪
まだ、今年は自家製の桃しか食べてないかもぉぉ(>_
甘いスイカの見分け方がイマイチ分かんないですぅ。
投稿者 サイヒロ : 2007年08月08日 21:43
子供の頃は赤だけでなく、黄色の西瓜も家で作って食べていたのすが・・・。
西瓜・メロン・甘瓜などなど、みんな家で作って、井戸水で冷やして食べていました。
我家の子供達は西瓜やメロンより、アイスが好みのようです・・・。
投稿者 とし : 2007年08月08日 21:51
みなさん、コメントありがとうございます♪
しのぶさん、
あんなに甘いスイカは、僕も初めてでした。
みんなに喜んでもらえてよかったです☆
サイヒロさん、
自家製の桃かぁ、うちも結構なっていたんだけど、みんな落ちちゃいました(>_
最近は店でスイカを買うことなどありませんが、甘いスイカの見分け方は、1に品種、2に作り手ですかね(^^;
なので、直売所で誰のスイカが美味しいとか、評判を聞きながら買うのがオススメです☆
としさん、
うちも黄色やオレンジのスイカも作りました。サッパリした甘さで、結構人気がありますよ。
確かに、子供たちは、スイカよりもアイスですかね?
だから、スイカも品種改良して、どんどん甘くしないといけなくなっているのかも知れませんね?
投稿者 こまつ : 2007年08月09日 20:56
皮の薄いスイカ食べました☆めちゃ甘くて美味しかったです!
ところで、どうして皮があんなに薄いんですか?
投稿者 たらこ : 2007年08月11日 19:22
美味しいスイカは、スイカにとっては少し厳しい環境で育てているみたいですよ☆
こまつさんに聞いた話では「肥大期」を過ぎたら、あとは潅水は極力抑えるんだそうです!
すると、スイカの皮や身体の成長はおいといて、実の熟成に向かうらしいです☆
全ては「種を残すため」。自然の摂理を感じちゃいますよね~♪
って、こんなカンジでいいんでしょうか?こまつさん(*^^*)
投稿者 ヒヨッコ百姓 : 2007年08月11日 19:43
たらこさん、ヒヨッコ百姓さんどうも^^
一般的に、小玉スイカは皮が薄いのが特徴です。つまり皮が薄いのは、そういう品種だからです。なので、小玉スイカは割れやすいし、直射日光に弱いので真夏まで“持たない”んですよね。もっとも最近は品種改良によって、真夏でも小玉スイカが出回るようになって来ましたね。
あと、ヒヨッコさんの仰るとおり、潅水を控え甘みの載ったスイカは、大玉でも皮が薄く仕上がります。
スイカは、着果してから30日くらいで実の大きさがほぼ決まってしまいます。なので、この間は小まめに水遣りをして、どんどん大きくします。
それ以降は登熟期に入り、白い果肉が赤くなって、甘みが増していきます。美味しいスイカになる大事な時期です。だからこの時期に必要以上に水遣りをすると、水っぽくなったり、二次肥大を起こして変形したり、割れたり、空洞になったりしてしまうんですよ。
投稿者 こまつ : 2007年08月11日 20:48





