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2007年06月28日
新規就農者と離農者
びんさんの「農薬の歴史(2)」を読んで、DDTが人に振りかけられてる写真にびっくり
したヒヨッコ百姓です
話には聞いていましたが、実際に見てみると、やっぱり異様な光景ですね
散布してる人はマスクしてるのに、かけられてる人はホント無防備だし
(あ、でも現代人だからそう思うのかな
)
衛生面が改善されたとはいえ、複雑です
さて、前回「新規就農者数の中身」をちょっと調べてみました
60歳以上の新規就農者が全体の60%という数字には改めて驚きましたが、可能性もちょっと感じました
【新規就農・39歳以下】で、一度他の職業についてから、それでも経済面では劣るはずの農業に就きなおしている割合が増加傾向にある
って事です
これって意識下での「農のパラダイム転換」
☆.。.:*・°
まぁそうはいっても、新規就農者<離農者ではやっぱり衰退の一途を辿る事に違いはないので
、まずは現状どうなってるのか
っていうのと、可能性はどこにあるのか
など、探索していきたいと思います
(シリーズになるかな
)
ではでは続きを読む前にいつもの
お願いします
投稿者 sika0228 : 07:00 | コメント (1) | トラックバック
2007年06月27日
「奇跡の木」ニームって、何?
びんさんの「農薬の歴史」シリーズに続いて、自然農薬の話題を。
農作物の安全性に対する関心が高まる中、熱帯樹木である「ニーム」の木が注目されている。
私は昨年、空心菜がアブラムシの害に遭い使える農薬がなくて困っていた時に、初めて「ニーム」の名前を聞いた。結局その時は使わなかったが、あらためて調べてみると実に様々な効果があるらしい。
特にその「虫を寄せ付けない忌避効果」によって、無農薬栽培にも一役買っているようだ。

以下「みねらるネット」より転載。
●ニームってなあに?
害虫に対して「奇跡の木」としてアメリカや欧州をはじめ、世界各国での認知はもちろん、日本でもその効果から大きな話題を呼んでいるのが、薬木「ニーム」です。
ニームの日本名はインドセンダンといい、その種子から抽出した液にはアザディラクチンと呼ばれる非常に強力な餓死能力を持つ成分が含まれています。人や農作物には害がなく、200種類以上の害虫に効果があるといわれています。インドでは数千年も昔から虫下しや胃薬、歯磨き、虫除けなど、民間の治療薬として広く使われてきました。またハーブなどとともにアーユルベーダといわれる伝承医学の重要な原材料のひとつでもあります。1.ニームという木
ニームはインド亜大陸の乾燥地帯が原産で12~24メートルの高さに育ちます。痩せ地で育ち高温に耐えますが、厳しい寒さや霜には弱い植物です。海抜50~100メートル、年間降雨量130ミリメートルの地域が生育に適しています。
インドではニームの花は1~4月にかけて咲き、実は5~8月にかけてつきます。年に1本の木から37~50kgの新鮮な実が取れます。インドには約1,380万本のニームの木があり、413,000トンのニームシードから83,000トンのニームオイルと330,000トンのニームケーキがとれるといわれています。ニームの木はシロアリや虫食いに強く、炭は高級品として取引されています。2.薬効特性
インドでは昔からアーユルベーダ(インド医学)の薬として、このニームの葉、実、樹皮が伝統的治療薬として使われてきました。例えば、心臓病、高血圧、動悸、乾癖、解熱、鎮痛、関節炎、リュウマチ、糖尿病、癌、消化不全、潰瘍、口内炎、神経系疾患、ストレス、マラリア、気管支炎、皮膚炎であり、最近では避妊薬に使われているそうです。インドではニームの葉の錠剤が糖尿病治療薬として販売されているそうです。3.化粧品
1920年頃からニーム石鹸が販売されています。1975年からニームオイル石鹸も販売されています。 また、ダニやノミ、ハエ、シラミ、蚊にも効くということでペット用石鹸、シャンプーもあります。家畜の虫下しに効くということからニームの葉の粉末を混ぜた家畜補助飼料や、ニーム樹皮の抽出物が入った練り歯磨きや歯磨きパウダーもインドでは人気だそうです。4.家禽、家畜、羊の飼料
ニームは家禽、家畜、羊の飼料の重要な原料になっています。抽出後のシードが家禽用飼料として使われているようです。ニームシードケーキ飼料は授乳中のミルク成分に何の影響もなく、また赤血球、白血球にも変化はありません。5.肥料、土壌改良剤、病害虫防除、作物の貯蔵
現在、ニームは農業分野で使われることが圧倒的に多いと思われます。ニームケーキを圃場に撒けばシロアリやネマトーゼでやられることはないということです。また、窒素肥料効率が改善されるので硝酸態窒素が地下水に流れ込む機会も少なくなります。
ニームケーキはもともとサトウキビの肥料や港でのシロアリ対策に使われていたようです。 稲の苗を植えつける前に田んぼにニームの葉をいれたり、苗床に葉や小枝を入れたり、種をニームオイルで処理したりして病害虫発生を予防する方法も昔からインドでは伝統的に行われていました。また、インドではニームの葉を2~3%穀物に混ぜて貯蔵害虫による被害を予防するということが昔からなされています。同様にタンスに葉や小枝を入れて衣類が虫にやられないようにしたりもしているそうです。
投稿者 komayu : 18:30 | コメント (0) | トラックバック
日本が農産物の関税を撤廃したら農業・農地は崩壊する!
まるいちです。

「農業に関する偏見と嘘・・・騙されてはいけない!」の記事で紹介した鈴木宣弘東大教授が 農業協同組合新聞 JACOM シリーズ に「ひっ迫する世界の穀物 問われるニッポンの自給率」と言う記事を提起されているので紹介します。
~以下 抜粋 引用~
日豪EPA(経済連携協定)で例外なしの関税撤廃が行われた場合には、すでに40%しかない我が国のカロリーベースの食料自給率が30%程度までくらいに下がるとの試算もあり、先般の経済財政諮問会議のワーキング・グループ会合では、農林水産省から世界に対する全面的な国境措置の撤廃により自給率は12%になるとの試算が出され、現在、議論が進行中の案件の事の重大性がクローズアップされた。
某省は、北海道の農業者に、「7年後には関税が撤廃される約束になっている」といったたぐいの、農家を意気消沈させ、離農を促進するようなうわさを流す情報操作を行っているとも聞く。このような中、いまこそ、自給率が30%や12%まで下がってもよいのかということを、産業界や消費者も含めて、国民全体で議論しなくてはならないと思う。
ブッシュ大統領は、「食料自給できない国を想像できるか、それは国際的圧力と危険にさらされている国だ」「食料自給は国家安全保障の問題であり、アメリカ国民の健康を確保するために輸入食肉に頼らなくてよいのは何と有り難いことか」と、まるで日本を皮肉っているかのように、しばしば、食料自給はナショナル・セキュリティと直結することを力説している。さらには、米国をはじめ各国が、エネルギー自給率の向上がナショナル・セキュリティに不可欠だとの認識を強めているという現実は、「いわんや食料自給率においてをや」(まして食料自給率については言うまでもない)といえるであろう。我が国は、エネルギー自給率、食料自給率の両面で、すでに各国に大きく離された低水準にあることを、改めて認識する必要があろう。
国家安全保障上からも自給率が1割近くまで下がってもよいのかということを議論する材料の一つとして国際需給の動向分析は重要である。
この関税撤廃の議論に関しては、農水省が経済財政諮問会議「EPA・農業ワーキンググループ」の求めに応じて、農産物の関税をゼロにした場合、食料自給率は四〇%から一二%に急落するという試算を公表しています。
■農産物の関税をゼロにした場合の影響試算
食料自給率 40%⇒12%
国内農業生産 3兆6000億円減少
就業機会の喪失 約375万人が失業
作付面積 272万ヘクタール減少(耕地面積6割減)
米 90%減
小麦 99%減
砂糖 100%減
牛乳 88%減
牛肉 79%減
豚肉 70%減
試算20品目計 70%減
農水省「国境措置を撤廃した場合の国内農業等への影響(試算)」
(07年2月26日)
●小麦や砂糖は壊滅状態、米も九〇%減、五〇%減を免れるのは卵と鶏肉、茶、果 物の一部ぐらいという悲惨な試算です。
同ワーキンググループの本間正義座長代理(東大教授)は、この試算について「日本にほとんど農業がなくなる」と認めながら、「国内生産が結構残るじゃないか」と言い放っています。
日本はエネルギーのほとんどを輸入に頼っており、この上、食糧までもそのほとんどを輸入に頼るような事になれば、国としての安全保障は本当に心許ない状況に陥ると思います。
こんな事で良いのかと言う議論は本当に必要だと思います。
そして、平坦地にある農地は工業用地に
・・・バイオ関連の工場であれば許可する、と言うような法律の改正によって
・・・転用され、中山間地の農地は荒廃
し、再度農地に戻す為には長い年月と莫大な費用が必要になります
。或いは、全ての農地が外国資本の手に渡っているかも知れません
。
さらには、BSEの問題のように危険な食糧がどんどん国内に入ってきて肉体破壊やさらには環境破壊が進む可能性も大きいと思います
。
このままでは、本当に酷い事になるように思えてなりません・・・事実を基にした議論こそ今本当に求められていると思います
。
このシリーズには、面白い記事があるのでまた、紹介していきます
。
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投稿者 nara1958 : 05:40 | コメント (1) | トラックバック
2007年06月26日
ラニーニャ現象って何?
気象庁は11日、エルニーニョ監視速報を出し、南米ペルー沖の海面水温が平年より下がる「ラニーニャ現象」が5月から発生しているとみられ、10月ごろまで続く可能性が高いと発表した。<ラニーニャが発生した年は、梅雨明けが早まり、夏は猛暑に見舞われることが多い。渇水状況が続く西日本にとって、梅雨は頼みの綱となっているが、気象庁では「梅雨前線の活動は活発で、期間は短いものの降水量は多い」と見ている。
これは6月12日の日本農業新聞の記事です。
最近の異常気象が気になっている正国です。
「ラニーニャ現象」、みなさんご存知でしたか?
エルニーニョなら聞いたことがあるけど?という人のために紹介します。
エルニーニョ/ラニーニャ現象(ウィキメディアより)(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%A3%E7%8F%BE%E8%B1%A1)
太平洋では通常貿易風(東風)が吹いており、これにより赤道上で暖められた海水が太平洋西側(インドネシア付近)に寄せられ、かわって東側には冷たい海水が湧き上がる。これを湧昇流と言う。エルニーニョが発生すると貿易風が弱まるため、暖められた海水が太平洋中央に進出、海水の温度が上がる。すると、ウォーカー循環と呼ばれる赤道付近の大気の循環が変化し、気圧の変動が起こり、これが世界中に波及して、世界各地で異常気象が発生する。近年は約4年ごとに発生し、一度発生すると1年から1年半持続する。上昇する海水温は通常で1~2度、最大で5度。発生のメカニズムはまだ解明されていない。長らく発生予測は困難であったが、1997年のエルニーニョで初めて発生を予測することが可能となった。
エルニーニョが発生すると、日本では長梅雨、冷夏、暖冬となる事が多い。世界では各地に高温、低温、多雨、少雨などが発生する。近年は2002年春~冬、2006年7月ころ~2007年2月ころに発生している。また、海水温の変化による影響として、ある地域では漁業不振で大打撃を受け、ある地域では殆ど水揚げされないはずの魚介類が大漁となることがある。日本では暖冬で冬物が販売不振に陥るため、経済にも影響が波及する。
ラニーニャ現象(La Niña)は、エルニーニョ現象と逆に東太平洋赤道上で海水の温度が低下する現象。エルニーニョが終息した反動で発生するケースもある。エルニーニョと同じく世界の異常気象発生の原因となり、近年では2005年秋~2006年春に発生している。ラニーニャはスペイン語で「女の子」の意味である。「アンチエルニーニョ」と呼ばれていたこともあるが、「反キリスト者」の意味にもとれるため、男の子の反対で「女の子(La Niña)」と呼ばれるようになった。ラニーニャが発生すると日本では猛暑、寒冬などの異常気象の原因となる。
なお、エルニーニョ・ラニーニャ現象の世界共通の定義はない。
[編集] 発生の根本的原因 海水温や気圧の異常を引き起こす根本的な原因を突き止めようと、研究が行われているが、根本的な原因はいまだに詳しく解明されていない。しかし、一部分については解明されてきている。まず、エルニーニョの場合、海水温の異常が発生する数ヶ月前に、東から西に流れる赤道海流が弱まったり反転したりする現象が観測されている。これは、何らかの原因によって海流に変化が起きたことによるものと考えられている。また、反転の後、西太平洋の低緯度地方(フィリピン付近など)で急激に西風が強まる現象(西風バースト)が観測されたことがあるが、これは、赤道海流の変化によって海水温が変化し、これが大気に伝わり、気圧の変動を起こしていく過程で発生するものと考えられている。しかし、赤道海流の変化を引き起こす「何らかの原因」は詳しく解明されていない。
ところが、最近の研究によれば、月の潮汐力の変化と関連があるのではないかとの指摘がなされている[1]。これは月の潮汐力が熱塩循環にも影響を与えるためではないかと言われている[2][3][4]。
エルニーニョ現象の発生-終息過程
何らかの原因で、太平洋を流れる赤道海流が弱まる。
海流が弱まったせいで、暖水が西太平洋へ集まるスピードが弱まり、中部太平洋にまで暖水が広がる。
海水温上昇により、中部太平洋の気圧が下がり、西風バーストが起きる。
暖水が東太平洋にまで広がり、東太平洋の気圧が下がる。
東太平洋に向かう貿易風が弱まるなどして、気圧の変化が世界中に波及し、異常気象を発生させる。
何らかの原因で、太平洋を流れる赤道海流が強まり、海水温が平常の状態に戻る。
平常状態となった気圧変化が、世界中に波及し、異常気象も収まる。
エルニーニョ.ラニーニャ現象共、発生原因がまだまだ未解明のようですし、「月の潮汐力の影響」も可能性として上がっているようです。
さらに、赤道付近で起きる現象が、地球全体に大きく影響する仕組みもまだ分かりません。
また、短い期間にエルニーニョとラニーニャを繰り返していることからも、異常気象が多いことの原因のようです。とにかくなぞが深まるばかり。
最後に、分かり易い図解もある気象庁の資料を紹介します。
1.エルニーニョ/ラニーニャ現象(気象庁)(http://www.data.jma.go.jp/gmd/cpd/data/elnino/learning/faq/whatiselnino.html)
投稿者 totokaka : 19:34 | コメント (0) | トラックバック
2007年06月25日
農薬の歴史(2)
前回に引き続き、後半をお届けします。
出典は農薬ネット(http://www.nouyaku.net/index.html)で、そこでまとめられている[農薬の歴史]を要約・編集しての紹介です。
投稿者 ayabin : 00:48 | コメント (0) | トラックバック
2007年06月24日
環境添加物 ~人工添加物漬けの地球
地球の環境保全 ⇒リサイクルを語る上で、しばしば登場する“循環型社会”。
この「循環」の意味するとこは、自然界を巡る全ての循環 です。
人類もこの循環システムの中で命を育んできました。
しかし今、その循環システムから 次第に外れて行っています。
<参考投稿~るいネットより>
「3R循環型社会は、江戸時代の循環型社会ではない」
「食品添加物」で取り沙汰される“人工添加物”。厚生労働省「添加物使用基準リスト」
「健康に気づかうなら無添加」と考えられる一方で、その健康を保つために食す“栄養補助食品” にも当たり前のように使われているのが現状だそうです。
一粒のサプリメントに含まれる栄養素の割合は以下のグラフの通り。
<グラフ>
![]()
栄養素が約4割に対して、残りの6割が得体の知れない “なにか” です。
このように添加物は、私達が感知してないところで、驚くほど大量に使われています。
これは農の場面でも例外ではありません。
今回は、自然界に循環しない物質=人工添加物が農薬にも当たり前に使われ、土や水の汚染の原因になっている疑いがある!? というレポートがあったので、それを紹介します。
投稿者 pochi : 12:31 | コメント (0) | トラックバック
2007年06月23日
植物が緑色なのは、なんで?
農業を理解する上で、植物の生態について理解しておく事は大事なことです。
実は、植物について調べれば調べるほど、知らなかったことがたくさんあることに気付かされます。
どんどん新しい「なんで?」が出てきます。
そこで今回は、
「植物が緑色なのは、なんで?」
についてです。
考えて見れば、動物は多種多様な色をしているのに植物(の葉)はなぜ、どれもこれも緑色なんだろう
ごく最近、NASA(米国航空宇宙局)が、研究成果を発表しています
投稿者 shushu : 20:31 | コメント (0) | トラックバック
ため池について考える。
ここのところの雨で、水不足がほんの少し緩和されて、一息ついている長谷です。
そこで、というわけでもありませんが、私達の集落の農業用水源でもある”ため池”
について少し調べてみました。
続きを読む前にポチっとよろしく
私達の地域でも、農業用水の水源はいろいろですが、
ため池、川からの取水、ダム、地下水汲み上げ、自然流入水(山水) などが、挙げられます。
で、実際、ため池の実態データとしては、
http://www2t.biglobe.ne.jp/~bono/study/memo/tameike.htm
上記サイトから引用
ため池の実態 ため池の総数は,昭和53年の調査では25万箇所.全国の分布状況を見ると,ため池の多い地域は,古くから開発されてきた近畿地方,降雨量の少ない瀬戸内地方,九州地方となっている.県別では,兵庫県,香川,山口,広島,奈良,大阪が多い.ため池の特徴として
古い時代に築造されたものが多く,ため池の約75%が100年以上を経過している.
ため池の規模は,堤高30~10mのものがほとんどで,1カ所当たりの平均貯水量は約1万m3
灌漑面積が5ha以上の灌漑面積を有するため池の場合,平均貯水量は約2万m3…中略…
- ため池の役割
用水源
受益面積1ha以上のため池・・・約10万箇所
約10万箇所の有効貯水量・・・34億トン
これらによって灌漑されている農地面積・・・134万ha
水田総面積の約44%がため池によって灌漑されている.
一般的効果
一時貯留効果による洪水の一時緩衝
温水効果
自然環境の提供
置かれている状況
ため池は,利水者自身によって水位の監視が行われ,常に貯水量に制約を受けたかたちの水供給が利水者間の合意のもとで行われているため,水利用は節水的かつ非枯渇的なものとなり,必然的に過剰灌漑が抑制される.
農地の減少と共に,ため池本来の意義が薄弱化し,同時に個々のため池の管理主体の構成員が減少して,一つのため池に対する農家の負担が大きくなっている.
近年の地域開発の進展は,農地を含めた地域全体の治水機能を低下させており,洪水到達時間が短縮化し洪水ピークが増大する傾向を強めている
まず、驚くのが、現状でも、水田総面積の44%がため池の水で賄われているということ。
もちろん、ため池の中には、白樺湖や満濃池のような、有名な大きなため池もありますが、10万箇所以上の小さな、それこそ夥しい数のため池によって、支えられている部分が大きいようです。
満濃池(香川県)
白樺湖(長野県)
我集落のため池
しかも、ため池は、農業用水として役割だけでなく、
洪水緩和、生態系、景観の保全、防火用水etc.水田同様多面的機能を備えています。
しかし、現在、農村の高齢化、農家の減少、減反、ため池以外の用水への転換、大きなため池への水利の集約によって、維持管理の粗放化や放棄で、存続が危ういもの、決壊の危険のあるもの、既に荒れ果てたもの、水質が悪化したもの等々が増えています。
ため池の歴史は2000年前に遡ると言われ、日本の稲作の歴史=ため池の歴史
と言っても良いくらいですが、その維持管理を含め、ため池の荒廃は、農村、集落機能の荒廃を象徴している
と思います。
私達の地域でも、築造から100年以上経ったため池もあります。中には、個人所有(昔の大地主さん)のものもあったり、また、当時の為政者の目(秀吉の時代?)を盗んで作ったのではないかと思われる田んぼや小さなため池が、山奥のそのまた奥にあったりします。
それだけ、米は、生活を支える命綱
であったということでしょう。
そんな多くの池が、老朽化し、改修時期を迎えています。ところが、改修工事をやるのか、どの程度までやるのかを巡って農家の意見がまとまるのに時間を要します。
何故かと言うと、国や県からの助成を受けて工事を行っても、田んぼの所有者の自己負担分もかなりの額になります。10アール当たり数十万円。
もちろん、築造時は、村人総出で、人力で、途方も無い労力と時間を掛けて築いて行ったのですが、現在は、土木業者が重機械を使って数億円掛けて、1~2年で完成させます。
現状、農家の大部分を占める兼業農家は、稲作では、利益が上がっていない(むしろ経費の持ち出し)。つまり、儲からない生産を行うためのインフラ整備に大金を出すことになり、後継者がいない現状からも、池の改修工事費を低く抑えるために、軽微な改修に留めたり、中には、水利権を放棄して、工事費は負担しない(今後、水は使わないから、金も出さない。)と言い出す農家も現れています。
ほとんどの農家は「先祖から受け継いだ田畑だから荒らすわけには行かない。」という意識だけで持続している状態。
しかし、後継者がいないだけでなく、現状でも、池の維持管理のための共同作業さえ、沈滞してきている状態では、かなりヤバイです。
この問題は、やはり、市場経済ベース上では、どうにもならない問題
ではないでしょうか。
投稿者 naganobu : 06:37 | コメント (1) | トラックバック
2007年06月22日
農業に関する偏見と嘘・・・騙されてはいけない!
まるいちです
。
農業に関しては様々な情報があり、何が本当なのか見分けにくいのが現状です
。
その中でも特に
「日本の農業は諸外国に比べ手厚く保護されている?」
「日本は農蓄産物に対する関税が高い?」
その結果
「農業が市場経済から遅れをとり衰退している?」
「日本がFTA(自由貿易協定)・EPA(経済連携協定)で後れをとっている元凶は農業である?」
だから
「農業の保護を撤廃すべし?」
「関税を撤廃すべし?」
「農業の規制を緩和すべし?」
・・・と言った三段論法が、マスコミだけではなく、政治家、農水省以外の中央官庁、経済界、学界(農業以外)等でまかり通って、事実のように言われています
。
しかし、前提となる「日本の農業は諸外国に比べ手厚く保護されている?」
「日本は農蓄産物に対する関税が高い?」と言う事自体「真っ赤な嘘」です
。
当然、前提が嘘なのでこれ以下の内容は「偏見」であり「こじつけ」であり「騙し」です
。
社会の課題である「農業・農地・農村をどうする!?」そして「食糧をどうする!?」と言う課題に対しては「事実を直視する事」からしか始まりません
。
まず、事実を共有し、新たな社会のあり方の中で「農業をどうする?」を考えたいと思います
。
事実を知りたいと言う方は、是非続きを読んで下さい
。
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投稿者 nara1958 : 05:46 | コメント (1) | トラックバック
2007年06月21日
新規就農者数の中身
こんばんわ
この間草刈機で畑の草を刈っていたら、隣の畑のおばちゃんに「あらぁ、若い女の子が
エライなぁ
」って声かけられて「いやぁそんなぁ
」ってちょっと浮かれちゃったヒヨッコ百姓です(笑)
20代で畑仕事してるとやはり目立つらしく、時々声をかけられます
でも、私の学生の時の友人を見てみると、結構農業関係の仕事に就いたり、「就きたい」って言ってた子いたんですよ
就職活動の時も就農希望の学生さん大勢見たけど…。
私の周りだけ
それに担い手不足といいつつも、新規就農者は増えてるって話も聞くし…。
今回は新規就農者の実態をちょっと見てみようと思います
あ、いつものお願いしまぁす
投稿者 sika0228 : 20:35 | コメント (3) | トラックバック
2007年06月19日
農村の人たちの当事者性
こんばんは。馬場です。
今日は近所のお茶刈の手伝いに行ってきました。
高齢のご夫婦で、初めは自分たちで刈ろうと思っていたそうなのですが、奥さんの足が痛くて、急遽お手伝いに呼ばれました。
旦那さんも、歩くのがやっと?というくらいの感じですが、技術は廃れていません。品質にはとてもシビアだし、予定時間内にきっちりと作業を終えました。
体は思うように動かなくても、出来る間は生産を続けてゆく気概や真摯な仕事ぶりを見ていて、これまで農村の人たちに共通して感じていた、「当事者性の高さ」のようなものを思い出しました。
投稿者 sbaba : 23:02 | コメント (0) | トラックバック
2007年06月17日
農業は大変危険な職業です。
日本の農業は、戦後の農地解放により小作農家の大部分は自作農家となり、市場社会に参入し、増産技術を積極的に吸収していきます。そして昭和25年ごろになると米国から導入された小型耕運機が爆発的に普及し農業の機械化の走りとなります。
日本農業が牛馬・人力から発動機を動力源にした機械化農業の始まりです。
その機械の普及を年代別に見て良くと (社団法人日本農業機械工業会HP)より
![]()
日本の農業は、これらの農業機戒の発達と普及で辛い農作業から開放されました。
しかし、同時に農業機械による死傷事故が増加していきます。
農業の新規参入者である私には、どうして百姓には怪我の跡がある人が多いのか
疑問でした。
実は農業は大変危険な職業で死傷事故が大変多いのです。
次を読む前にポッチ宜しくお願いします。
投稿者 hakosuka : 00:01 | コメント (10) | トラックバック
2007年06月16日
農薬の歴史(1)
農薬ネット(http://www.nouyaku.net/index.html)で
[農薬の歴史]をまとめられており、農薬問題を俯瞰するには良い資料なので、要約・編集して紹介したい。
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●1600年・・・家伝殺虫散
松田内記は、トリカブトや樟脳など五種類の薬品を混合した「家伝殺虫散」(ウンカや猪に効果があるとされている日本最古の農薬)を発明した。
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●1697年・・・農業全書と宮崎安貞
宮崎安貞は、最初にして最大の農業指南書:農業全書全10巻を完成させた。その中に農薬のことも記載されており、タバコの煮汁や硫黄を燃やした煙など効果が十分期待できる物も含まれている。
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●1700年代頃・・・除虫菊粉の利用開始
欧州では、除虫菊の粉で作物を害虫から守る商品として流通し始めた。除虫菊は明治以降日本でも育てられるようになり、一時は欧米に大量に輸出され日本経済を発展させる原動力になった。
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映像出典元:
「みんなの農薬情報館」>防除の文明史>8 ウンカをめぐって
www.jcpa.or.jp/column/bmsi/bm08.htm
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●1750年頃・・・注油法の発明
田圃に鯨油などの油をまくことで水面に油膜を作り、そこに虫が落ちると油に搦まれて飛び上がることが出来なくなり、死んでしまう。日本で初めて有効な害虫防除が出来るようになった。(注油法もあくまで一部地域で断片的に行われたもので、全国的に見ると相変わらず祈祷が主)
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●1800年代・・・アメリカでも農薬誕生
アメリカでも青酸や亜ヒ酸や硫酸ニコチン(タバコの成分)が使われ始める。いずれも非常に毒性が高い物で使用する際に多くの事故が起こった。1900年頃日本にも導入され使用されたが、現在では硫酸ニコチンがわずかながら使われているのみ。
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●1851年・・・ワインと石灰硫黄合剤とボルドー液
1851年にフランスのグリソン氏は、石灰と硫黄を混ぜた物(石灰硫黄合剤)がブドウの病害に効果があることを発見した。同じくフランスで、1880年頃に硫酸銅というものに石灰を混ぜたボルドー液に効果があることが発見された。
→共に1900年頃に日本に導入され、現在でも使用されている。
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●1873年・・・植物検疫のはじまり
ドイツで世界初の植物検疫の法律が誕生。その後、各国で同様な法律が誕生する。→日本でも1914年に植物検疫所が発足し、害虫対策が本格的にスタート。外国から天敵を輸入することから始まり、大きな成果を残した。
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●1900年前後・・・明治~大正時代の日本
日本政府は農薬の技術輸入に努め、1891年に除虫菊粉が用いられたのを皮切りに・ボルドー液・青酸・ヒ酸鉛・硫酸ニコチンなど諸外国で発明されていた主な農薬は日本に導入された。また国産化にも着手し、1917年に日本初の農薬製剤工場が操業を開始し石灰硫黄合剤が作られ、その後、主な農薬は続々と国産化されていく。
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ハーバー ボッシュ

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●1913年・・・リービッヒとハーバー・ボッシュ法
ドイツのリービッヒは、1840年に植物が成長するために必要な物は炭酸ガス、水と、チッ素、リン、カリが重要であることを発見した。ここから人工肥料の考え方がスタートする。しかし、リンとカリは鉱物資源として得られたが、チッ素はなかなか得ることが出来なかった。
ドイツのBASF社は、ハーバー・ボッシュ法という画期的なアンモニア合成法を1913年に開発し、チッ素肥料を安価で大量に得ることに成功した。ここから、多収穫の近代農業がはじまり、化学合成物が大量に農業に用いられるようになる。そして、病害虫と人間の戦いも本格化する。
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●1924年・・・除虫菊の有効成分が判明
除虫菊の殺虫有効成分についての研究が行われ、スタウディンガー氏らによってそれがピレトリンという化学物質であることがわかる。農薬と化学が結びついた画期的な研究成果。1932年には日本の武居氏らによって、デリス根の有効成分がロテノンという化学物質であることも判明した。日本人が農薬分野で世界的に認められる研究を完成させた最初の例。
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●1930年代・・・日本の農村でも農薬が普及し始める
昭和初期には日本の農村でも農薬が本格普及し始めた。野菜、果樹、茶には必要不可欠な資材として認識され始めていたが、稲作にはまだ有効な農薬が生まれていない。それは水田のない外国からの技術導入に頼っていたため。ヒ酸鉛、石灰硫黄剤などの販売競争は激化し、多くの農薬会社が淘汰され、一部は合併などを繰り返し大きな会社へと成長していく。
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●1938年・・・DDT:農薬史上最も重要な発見
ヨーロッパでは、絨毯や衣服が虫に食べられるのを防ぐ、より強い防虫効果を持った化合物を探す課程で、ガイギー社のミュラー氏はDDTに殺虫活性があることを発見し、農業用、防疫用に有用であることが確認され実用化された。これは、人間が大量に合成可能な有機化合物を、殺虫剤として実用化した最初の例で、その後の農薬は全てここからスタートした。ミュラー氏はこの功績により1948年にノーベル賞を受ける。
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●1937~45年・・・戦争中の日本の農薬事情
戦争の拡大にともない、原材料である銅や硫黄などは兵器の製造にも不可欠であり、農薬用にはまわされにくかったため、日本では農薬の原料に事欠くようになる。農村の働き手が戦争にかり出されたことと相まって、農業と農薬の進歩は全く止まり、苦しい食料事情に拍車をかけることとなった。
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●1940~44年・・・有機農薬続々誕生
有機農薬(=有機化学的手法で人工的に合成された農薬)は、現在の農薬の9割を占める。DDTに刺激され各国で殺虫剤の研究がはじまり、BHCが1941年頃にフランスで、パラチオンが1944年頃ドイツで、ディルドリンがアメリカで発明さた。いずれも高い殺虫効果があり、またたく間に先進国を中心に世界へ広がっていく。
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●1944年・・・除草剤誕生
作物は枯れずに雑草だけが枯れる、という夢を現実のものにしたのが、2,4-D(2,4PAと呼ばれることもある)。草ひきは農作業の中でも最も過酷で時間もかかったので、農家に大歓迎された。日本で除草剤が本格的に普及しはじめたのは1950年代に入ってから。
★除草剤の普及は、農村労力の都会への流入を可能にし、日本の工業化に貢献した。また過酷な労働からの開放は、農家の健康や余暇の拡大、兼業化による現金収入の増加など社会に大きなインパクトを与えた。
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年 1949 1965 1975 1991年
水稲の除草にかかる時間 51時間 17時間 8時間 2時間
(10アールあたり)
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by びん
(つづく)
投稿者 ayabin : 06:20 | コメント (3) | トラックバック
2007年06月15日
自殺した松岡農林水産省大臣の「攻めの農政」とは?
こんにちわちわわです。
自殺して政界はおおさわぎになってますが、
「攻めの農政を高く評価して」農林族議員の影の部分を持ちつつも安倍晋三総理が農林水産大臣に任命した松岡利勝の「攻めの農政」とはどんなものだったのか?
実現しているものでは、中国への輸出の解禁や、、positive listによる農薬基準の強化により中国産の野菜の輸入制限等があげられ、外国に対して強い姿勢をとっていたことがうかがえますが、
農地法の改革にも一枚かんでいるのは間違いないと思います。
以下松岡大臣の年頭挨拶での政策の中身です。
続きを読む "自殺した松岡農林水産省大臣の「攻めの農政」とは?"
投稿者 tiwawa : 22:59 | コメント (0) | トラックバック
2007年06月14日
株式交換による一般企業の農地取得に農水省は難色を示している。
こんにちわちわわです。
まるいちさんの懸念しておられる株式交換による一般企業の農地取得の件ですが、安倍信三の主催する経済財政諮問会議には農水省の面々は参加しておりません。
経済財政諮問会議の民間議員がまとめた農業改革に関する提案文書の原案によると、
改革の具体策として
(1)5年程度をめどにした耕作放棄地ゼロを目指す工程表の作成
(2)農地への「定期借地権制度」の導入
(3)農地利用料に農地需給を反映
(4)農地と企業の株式を交換できる制度の創設
を挙げ、農水省には、
(1)株式会社等の農地取得の解禁
(2)特区で認められたリース方式による株式会社等の農業経営を全国規模で実施
を求めていた。
これに対し、渡辺好明事務次官は「株式会社の農地取得を認めると、経営方針の変更や中止によって農地の遊休化や不適切な利用が排除できないなど、弊害が大きい」と解禁に反論、農業生産や農村地域に与える影響についても懸念を強調した。
続きを読む "株式交換による一般企業の農地取得に農水省は難色を示している。"
投稿者 tiwawa : 22:55 | コメント (1) | トラックバック
日本の林業の負の遺産
まいど雅無乱です。
長谷さん、「ヤバイ!水不足!でも、少雨だけが原因?」のエントリー読みました。
大阪では梅雨入りしてまとまった雨が降りましたが、三重も早く雨が降るといいですね。祈っています。
私達の地域は、かつては、林業も盛んで、町内の森林面積の66%(約3分の2)が針葉樹(杉、ヒノキ)の人工林。しかも、近年は、木材の価格低迷で、ほとんど手入れされずに荒れた状態。(長谷さん)
日本では、戦後の林野庁の政策で、奨励種として補助金がついた針葉樹ばかりが植えられた時期があった。人工林は森林のなんと40%超。その半分近くが、当時そこそこの値で売れたスギだそうな。
しかし林野庁や林業者の思惑は外れて、木材価格は下落の一途をたどり、安く入ってくる輸入木材に太刀打ちできなくなった。
そのため、業界からの人材流出が深刻化。間伐する人がいないため放置され、木材の品質悪化によりさらに価格が下落(今や、40年ものの杉が一本70円というからすごい。大根か何かかと勘違いしてしまう)し、ますます後継者がいなくなるという、負のスパイラルに陥っている。
伐採や搬出で人件費などコストがかかるので、伐採時期がきても伐採されずに放置されている。
そんなスギが、さらに次なる問題を引き起こす。
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投稿者 nanbanandeya : 21:42 | コメント (0) | トラックバック
2007年06月12日
農地と株式の交換制度?⇒農地転用で利益を生み出す為の誤魔化し政策では?

まるいちです。
「農地と株式の交換制度?日本の農地をますます荒廃させる新政策!?」の記事には驚きました
。
「将来の農業をどうしていく!?農地をどうする!?農村をどうする!?」と言う課題は、農業関係者だけではなく、社会の課題=みんなの課題だと思います。
しかし、企業が参入すれば農業や農村が再生される!?と言うこの諮問会議改革案には全く賛成できないですね
。(特にこの会議に農業の実態を知っている委員がいないと言う事自体既に眉唾ですが
。)
この雅無乱さんの記事や紹介されている「常民の青い空」の記事の内容通りの問題が噴出してくると思います
。
特に遊休農地は中山間地域と呼ばれるところに集中していて、その理由は農地一枚当たりの面積が小さく、大規模化や効率化が図れないからです
。
そんな所に企業が農業をするために参入する事は利益追求という観点からは全く考えられません
。
ですから、この諮問会議改革案の意図は、市街地に近い農地を流動化させて企業に保有させ、転用する事で利益を生み出させる方策としか考えられません。
現在は「農地法」によりかなり、厳しい規制がかかっていて簡単には転用できないのですが、この法律の規制も行政が決める下記の農地区分により違っています。
ですから、この区分を法律で変えたり、解釈を変えればいくらでも転用可能になります。実際、私達の周辺でも「あんな所にあんな施設が建っているのは不思議だなぁ~?
」と思う事は良くあります。
私達庶民が知らない間に、いつの間にか法律が改正されている現状を鑑みると、この推測が杞憂にならないとは限らないと思います
。
農業の持っている、唯一の幻想化でき、儲かる価値は「農地」しかないのですから
。
農地区分 許可方針第3種農地 都市施設の整備された区域内の農地や市街地内農地
例えば
・ 駅・役場等からおおむね300m内にある農地
・ 市街地の中に介在する農地 等
原則として許可
第2種農地 近い将来、市街地として発展する環境にある農地
や農業公共投資の対象となっていない生産力の
低い小団地(おおむね20ha未満)の農地
周辺の他の土地に立地することが困難な場合、
公益性の高い事業の用に供する場合等は許可
第1種農地 農業公共投資(土地改良事業等)の対象となっ
た農地、集団農地(おおむね20ha以上)
、生産力の高い農地(地域の平均収量より収量
が高い農地)。
原則として不許可。
ただし、土地収用法対象事業等公益性の高い
事業の用に供する場合等は許可。
甲種農地 市街化調整区域内にある農業公共投資の対象
となった農地(8年以内)、高性能農業機械による
営農に適した集団農地。
原則として不許可。
ただし、土地収用法対象事業等公益性の高い
事業(第1種農地の場合より厳しい)の用に供
する場合等は許可。
農用地区域内農地 市町村が定める農業振興地域整備計
画において農用地区域と定められた区
域内農地
原則として不許可。
ただし、農用地利用計画に適合する農
業用施設を建設する場合等は許可可能。
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投稿者 nara1958 : 21:41 | コメント (1) | トラックバック
2007年06月09日
ヤバイ! 水不足! でも、少雨だけが原因?
やっと田植えを終えました。長谷です。
やれやれ、やっと一息と思いきや、今度は、水が足りない!
わが集落の水田の水を賄っている溜池の水位の低下にストップがかからない!
1つ目の取水口が水面から露出してしまって、このまま1、2週間雨らしい雨が降らなければ、もう1つの取水口も顔を出して、干上がってしまう危険が!
↓
←シーズン当初は、木が生えているところまで水が蓄えられていたのですが…。
と言うことで、集落で緊急の寄り合いをして、対策を話し合いましたが、他に水源を持たない集落なので、できることは、
○節水(水田に入れる水を少なめで我慢する。各田んぼの漏水の防止の徹底etc.) と
○いよいよの時の池の泥水の汲み上げ。(池の底の泥溜めの部分の水を仮設ポンプで汲み上げる。)
くらい。
「それでも、水が無くなったら、みんなで眺めとくしかないわなあ」
と腹を決めてます。
さすがに、昔と違って、米作りに生活をかけている農家はいないので、雨乞いをしようという話までは出 ませんでした。
今までも、何度か、渇水の危機はあったようですが、もっとも酷かった年でも、前述したポンプでの汲み上げで、ぎりぎり凌げたので、大丈夫と言う自信もあるのでしょう。
何れにしても、打てる手を打って、後は、お天道様にお願いするしかありませんが。
ところで、水不足のことを考えていて、少し疑問が湧いてきました。
確かに、今年は、異常な少雨。
当地域に近い尾鷲市(屋久島と並ぶ、日本一の多雨地域)では、五月の雨量が平年の約50%と言う状態。
それを考慮しても溜池の水の減り方が異常なのはなんで?
・池の改修工事を行って、老朽化による漏水は無くなった。
・昔と比べて、水路は整備された。(溜池から田んぼの近くまで、パイプラインが設置されて、途中での漏水はほとんど無くなった。)
・減反政策によって、水田作付け面積は年々減っている。つまり、水の必要量(使用量)は減っている。
等々、むしろ、水不足に起こりにくい条件が年々整っているはずなのですが。
おそらく、全国的にも、同じような状況のところも多いと思います。
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1つ考えられる原因は、以前の記事で書きましたが、田植え時期が早くなったため、水が豊富な梅雨時よりも早い時期に水を大量に使うことになってしまっているということ。
しかし、それよりも、もっと大きな原因がありそうと考えていると、
毎日、溜池の水の様子を見ていて、気づいたことがあります。
いつもの年だと、
その日、溜池の水を使って、水位が少し下がっても、一晩で、ある程度回復します。たとえ1,2週間雨らしい雨が降っていなくても自然水が流入してきます。
ところが、今年は、全く回復しません。溜池の水を使い始めた時の満水状態から、日々低下の一途。
そうか、つまり、溜池の背後の森に水が蓄えられていないということ。
「森は、天然のダム」
と言うフレーズを聞いたことがありますが、
その森が水を蓄える能力(保水力)を低下させているので、溜池に自然水が安定供給されないということなのではないか。
そして、それが、顕著に現れたのが、異常な少雨の今年ということでは。
そこで、森の保水力について調べてみると、参考になるサイトがありました。
「明日を守る」
http://www.oita-press.co.jp/bousai/115571167832376.html
上記サイトより転載

私達の地域は、かつては、林業も盛んで、町内の森林面積の66%(約3分の2)が針葉樹(杉、ヒノキ)の人工林。しかも、近年は、木材の価格低迷で、ほとんど手入れされずに荒れた状態。上の図では、最も浸透力(保水力)が少ないケース。
これでは、天然のダムの役割は果たさない。
水の供給に関しては、溜池設備や水路の整備も必要だが、それよりも、
大元の森の機能回復が何よりも重要なのでしょう。
とは言え、
雨よ降ってくれ~!
投稿者 naganobu : 21:58 | コメント (5) | トラックバック
2007年06月08日
低価格米の正体が見えた!
スーパーやディスカウントショップを中心に、低価格米がよく売れているらしい。個人的には、そんなに安い米って、本当に大丈夫なの?
などと考えてしまう、小松です。
今回、その実態を調べてみた。
農水省が28日発表した2005年度のコメ消費動向調査によると、最近購入したコメの価格(10キロ当たり換算)について「3000円未満」と回答した割合が04年度の12%から26%に急増した。低価格米への消費者の志向が強まっていることがうかがえる。「3000円未満」と「3000円以上、3500円未満」を合わせた割合でも48%と、04年度の33%から上昇した。
購入先別でみると、低価格米はディスカウントストアが中心。ディスカウントストアで買う人の63%は「3000円未満」と答えた。高い値段のコメの購入先はデパートが多く、デパートで買う人は「5000円以上、6000円未満」が半数を占めた。
47NEWS(2007/2/28) より
最近では、10キロ2000円程度のものも珍しくなく、無洗米と共に根強い人気がある。
しかし、その中身をよくよく調べてみると…、
信じられないような調査報告の記事があった。
低価格米の正体が見えた! くず米、古米、奇形米がゾロゾロ…五キロ千二百九十円、千三百九十八円…。ドラッグストアやディスカウントストアに並んでいる低価格米。根強い人気ですが、その米を調べてみたら、粒径の小さいくず米や古米がゾロゾロ。こんな米でもあなたは食べますか?
米の選別に使うふるいの最小の網目は一・七ミリ。この網目から落ちた米は網下米またはくず米として加工用の原料などに回ります。取引価格は一キロ七十~八十円。
農民連食品分析センターは、安売りの米にこれらの米がどのくらい入っているのか分析しました。東京都板橋区と埼玉県さいたま、和光両市のスーパー、ドラッグストア、ディスカウントストアを回り、その店の最も低価格で販売される米と、二千円前後で販売されている五キロ入りの米を二種類購入しました。
粒径検査は、三つのふるいを使って行われました。上から一・八五ミリ、一・八ミリ、一・七ミリのふるい、受け皿の順に積み重ね、全体で四段にしました。
一番上の一・八五ミリのふるいに、米袋から取り出した五十グラムの米を入れ、振とう機にセットして振り分けました。粒が小さい米ほど、網目をくぐり抜けて、下に落ちることになります。ふるい分けが終わったものの重さを量りました。
さらに米の鮮度を調べるために、米

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