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2006年10月31日
世界の食糧需給の状況ってホントはどうなの?・・・第2回
前回世界の食糧需給の状況ってホントはどうなの? という投稿をしましたが、その続きです。
単純に生産量を人口で除したら必要量に達していたので”大丈夫だぁ~”
とはならないのですネ、残念ながら・・・
で、今回は大きく「エネルギー生産性」という観点で考えたいと思います。
近代農業は、土地生産性を大幅に高めることに成功したと言われていますが、これは市場経済の枠内で評価したときの生産性の向上であって、物理的に考えるとかなり異なった様相を呈することになります。
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投稿者 nara1958 : 21:57 | コメント (1) | トラックバック
2006年10月30日
日本の食糧問題の活路
>鳥取大学のHP「世界の食料統計」(リンク)によると、世界規模で見てもアジア規模で見ても、米の消費量は依然として少なく、小麦の消費量やはり高い。
日本の現状を調べてみたところ、小麦の1960→2005年のデータでは、1人あたりの消費量は、年間45kg→50kg前後とほぼ横ばいだが人口増と生産量の減少から、自給率は37%→15%と大幅に減少、米に次いで主食の小麦の自給率がたったの15%というのを知って、愕然としました。
主食という概念がだんだん通用しなくなっているのが分かりますが、
それにしても、先行き食料が大きく輸入に頼らなければならないとい状態に
早急に手を打たなければやばいと思います。
米の方は年間1人あたりの消費量が120kg→60kgと半減しているので、
自給率はほぼ100%になっている一方で作付け面積は既に半減しています。
転用してしまった田圃を元に戻すのは非常に困難です。
>現状、そして将来の日本・アジアの米市場崩壊⇒稲作文化の危機を考えると、
やはりもう少し、世界的に米の消費を活性化させていく必要はあるだろう。
日本においても、米の消費の活性化は重要課題だと思います。
投稿者 kawata7 : 13:31 | コメント (0) | トラックバック
米を(水田を)見直そう
るいネットで「米を世界に広めようリンク」という記事を読んだ。で、水田の効用を色々調べてみると、↓の記事を発見。
「水田は浄化装置付き巨大ダム」リンク
これによると、水田では窒素やリンが除去できるし、一定期間水田に貯えられた水は、いくらかは地下水として浸透していく(しかも浄化された水として)。河川水として放置しておけば、たった一日で海に流れ込んでしまう水を極めて有効に利用できる。
そして、水田には連作障害がない。新たな畑を求めてジャングルを焼くことも必要ない。
水資源や森林資源などもっと有効に使うことを考えるなら、「米を世界の主食にする」ことはメリットが多いと思う。
投稿者 kurosen : 13:21 | コメント (0) | トラックバック
2006年10月27日
農業関連情報インデックス
問題構造の解明は、先ずは、『事実探索』から・・・
食料・農業・農村の動向に関する、全体状況を把握しやすい「年次報告」のインデックスを掲げておきます。状況把握の基礎資料として、活用してください。
平成15年度 食料・農業・農村の動向に関する年次報告(農水省)
第I章 食料の安定供給システムの構築
第1節 食の安全と安心の確保に向けた取組の推進
(1)新たな食品安全行政の展開
(2)BSE、高病原性鳥インフルエンザ等への対応
(3)食の安全と安心の確保に向けた具体的取組
(4)リスクコミュニケーションの推進
第2節 食料自給率と食料消費の動向
(1)食料自給率をめぐる動向
(2)食料消費構造をめぐる動向
(3)食生活の現状と食育の推進
(4)食料産業の動向
第3節 世界の農産物需給と農産物貿易交渉の動向
(1)穀物等の国際需給動向と我が国の国際協力の取組
(2)我が国の農産物貿易の動向
(3)諸外国の農業政策をめぐる動き
(4)WTO農業交渉の動向
(5)FTA等への取組
第II章 農業の持続的な発展と構造改革の加速化
第1節 農業経済の動向
(1)最近の農業生産の動向
(2)農業経営の動向
(3)農家戸数及び農業労働力等の動向
第2節 農業の構造改革の推進
(1)担い手の育成・確保
(2)農業構造の現状と課題
(3)大規模畑作農業の動向
(4)農地の確保と有効利用
(5)農協改革の取組
第3節 需要に応じた生産の推進
(1)米
(2)麦
(3)大豆
(4)野菜、果実
(5)畜産
第III章 活力ある美しい農村と循環型社会の実現
第1節 農業の自然循環機能の維持増進
(1)農業と環境とのかかわり
(2)農業の自然循環機能を活用した生産方式の普及・定着
(3)バイオマスの利活用
(4)農業の有する多面的機能
第2節 活力ある農村の実現に向けた振興方策
(1)農村の現状
(2)中山間地域の現状
(3)農村の有する資源の現状
(4)活力ある農村の実現に向けて
むすび
用語の解説〕
1.基本統計用語
農家等分類関係
農業労働力関係
農業地域類型区分
2.五十音順
by びん
投稿者 staff : 00:01 | コメント (2) | トラックバック
2006年10月26日
食糧需給のホントコ☆それは貧富の格差かも!?
こんにちわ
ヒヨッコ百姓です

世界の食料需給の状況ってホントはどうなの?を受けて、私も総務省統計見てみみました
その中で農畜産物生産量(世界値)の1999~2001年と、2003年の比較が載ってあったのですが、まるいちさんの言われる、
>やはり、食糧と市場経済は切っても切り離せない問題だと思います。
を実感できる数字が出てました
1999~2001 2003 (単位:1000t)
穀物 2,085,103 2,075,309
根茎作物 687,712 678,665
豆類 55,209 56,520
野菜・果実 1,206,745 1,322,454
肉 234,646 253,528
牛乳 489,962 506,852
鶏卵 51,267 55,828
これをみると、大事な大事な主食になる穀物が減っている
でも野菜・果実や肉、鶏卵は上昇している
これってつまり…
リッチ
な人達の肉の消費量は上がっていて、その肉を作るためには当然穀物を必要とするんだけど、その穀物は生産量が下がっている。
…てことは、肉を消費しない層=発展途上国の人たちや貧困層はますます苦しい状況になっている
ということ
まさに市場がもたらした貧富の格差というやつでしょうか。。。
問題だと騒がれる自給率の問題や飢餓人口の問題
私達に出来ることは何だろう??
生産活動はもちろんだけど、農業をいうものを、もっと社会に発信していくこと。発信によって社会と農を繋ぐこと。
そこで共感や安心感や危機感、興味を感じてもらえたら、日本の食糧消費の形も変わってっくるのかも
その共認が土台となって国内の自給率、ひいては市場の生む貧富の格差の解決のとっかかりになるかもしれない…
投稿者 sika0228 : 22:00 | コメント (0) | トラックバック
世界の食糧需給の状況ってホントはどうなの?
世界の飢餓人口は8億人!
しかし食糧全体としては足りているらしい?でもこれから人口が増えたり、農地が減少したり、温暖化や気候変動で食糧が足りなくなるらしい!?食糧危機が来る!?・・・食糧の問題って、実際どうなっているのか見えづらいですよね!?
で、総務省統計局の。日本の統計年鑑「第27章国際統計」を調べてみました。27-5に農畜産物生産量及び漁獲高のデータがあります。
それで、単純に各生産高を世界人口で割って1日当りの供給量に換算してみました。
投稿者 nara1958 : 21:18 | コメント (2) | トラックバック
2006年10月24日
魚が足りない。
日本人が一年間に食べる水産物の量は、ここ10年間、ほぼ横ばいだそうです。
しかしながら、近年、水産物の国内生産量は減少傾向
にあり、足りない分は世界各国から大量に(国内消費量の4割!)輸入しています。その結果、日本は世界最大の水産物輸入国となっています。水産物輸入は日本の独壇場!
とまでは行かなくても、輸出国にとっては、日本が大のお得意様
だったのですが、近年、その構図は少なからず変化してきているようです。
投稿者 postgre : 22:28 | コメント (3) | トラックバック
2006年10月20日
中国、ヤバイです
こんばんは、コータローと言います
最近、農業問題がこれからの社会を考える上でかなり重要な問題であることに気づいて、農業について関心を持ち始めた者です
どうぞ、よろしく
さて、日本は、今や最大の貿易相手国となった中国から、多くの農産物を輸入していますが、その中国が農産物輸入国になり始めています。日本が頼りにしている中国の自給率が下がると日本はどうなっちゃうの
実は、さらに気になることが、中国で進行中なのです
投稿者 shushu : 00:29 | コメント (7) | トラックバック
2006年10月19日
世界には富と人口、食料と飢餓が偏在している
世界の食料需給を考えるうえで、食料を購入するための富も偏在しており、これらも世界全体の食料需給に影響を及ぼし得る要素となっています。
以下は世界の食糧事情と富める国日本の惨状です。http://www.chikyumura.org/earthNow/food.php
投稿者 tiwawa : 21:48 | コメント (2) | トラックバック
2006年10月17日
食糧自給率40%なのに、供給過剰!?
現在、日本の食糧自給率は供給熱量換算で40%と言われているが、この“供給熱量”なるものがかなり曲者らしい。総務省の統計データ「食糧需給」から、品目ごとの供給熱量を積み上げてみた。
●2003年 一人一日当り供給熱量(kcal)
米 602.1
小麦 328.1
大麦 2.6
雑穀 11.5
かんしょ 16.4
ばれいしょ 31.6
豆類 108.2
野菜 76.1
果実 65.1
肉類 166.2
鶏卵 69.0
牛乳・乳製品 162.7
魚介類 134.6
海藻類 5.7
砂糖類 209.7
油脂類 377.5
植物油脂 346.1
動物油脂 31.4
しょう油 14.7
合計 2,759.3kcal
成人男性の必要熱量が2500kcalと言われているから、単純に10%もオーバーしていることになる。そもそも2500kcalも必要なのかどうかも怪しいが、老人や子供や女性のことを考慮に入れていけば、平均2000kcalぐらいなのだろう。
そのように考えると、
「日本の食料自給率40%、廃棄率25%」(るいねっと)
に書かれているように、700kcal=25%もの食品が無駄になっていて、そのまま廃棄されている疑いが濃厚である。
食品添加物や様々な人工物質の問題など、食に関する危ない事実が浮き彫りになりつつある。それらの事実認識に基づき、“必要か否か”を見極めていくことによって、自給率の向上は十分可能なのではないだろうか。
小松
投稿者 komayu : 23:45 | コメント (0) | トラックバック
2006年10月16日
新しい「農」は発信にかかっている
丸一さんのるいネットにある「みんなにとって必要な「農業・農村のあり方」を考える。」
を読ませていただきました。
>では、現在の農業や農村に対する「みんな期待」とは何なのでしょうか?
安心できる農産物の供給、環境保全・国土保全の為の農地保全、自然を通しての癒しの場・教育の場の提供・・・・等々、提起されている内容はたくさんありますが、本質的には農地の共有化、或いは農業・農村自体の共有化にあるように思います。
以前も提案されていましたが、例えば、幼児期から学童期(小学校or中学校)までは、農村で勉強と農作業をやって、それから、社会に出る、老人や母親達がその指導をする・・・今抱えている農業や農村の問題、そして、一対婚家庭の問題や子育て問題、老人の福祉や老後の課題も全て解決できるように思います。
そう思いました。ただ、それでも、そうならない理由は何なのでしょうか。
考えてみると、やはり、人々の意識の問題が大きいと思いました。私自身も、るいネットで社会に対する勉強をするまでは、農業の必要性をほとんど感じていませんでしたが、社会や農業の現状を知れば知るほど、農業や農村に対する期待や危機感が大きくなっています。
正しい認識を知れば知るほどみんなの「農」に対する意識が変わっていき、具体的に「みんなでどうする」といった行動指針(答え)があれば、農家の方々で危機感を感じている人が多い状況の中、閉鎖性をも突破することは難しくないのではないでしょうか。
>農業の閉鎖性を突破し、みんな期待に応える事ができるのは、社会全体にとって、必要な農業や農村のあり方を考える事だと思います。<
そのためには町や村、社会全体で考えることが重要で、その重要性を広めるための活動が求められているのだと思います。言い方を変えれば、ネットを通して発信することや日常会う人に正しい情報を発信することで、正しい認識がみんなに広がることなしにみんな期待に応えるられるものは生まれないのではないかと思います(テレビなど、マスコミなどが流す情報が極めて恣意的で、正しい認識が見えなくなっているような気がしてなりません)。
投稿者 postgre : 12:32 | コメント (0) | トラックバック
どうしてゆくべき??米市場のこれから
鳥取大学農学部の伊東正一さんのページの中の「発展する世界のコメ経済--過去40年間の変化を診る--」リンクに、こんな事が書かれていました。
☆米の市場を、「世界価格」という視点で捉えると・・・
↓
現在、世界各国(特に、ヨーロッパやCIS諸国)では、コムギはたくさん食べるけど、米はほとんど食べていない!!
↓
世界的に米の値段がダウン↓↓
↓
このままではアジア全体の農業がヤバイ!!どうする??
↓
①あんまり食べていない欧州諸国に、日本が輸出しちゃえば??
(→日本の農協には、その資本力・組織力があるし)
②家畜の飼料として、安い外国産の米をどんどん使っていけば、米の需要が世界的にアップして、結局は国産米の値段もアップ!!
・・・という、二つの提案が書いてありました。
う~ん、確かに今日の市場経済社会では、あらゆる物の産業→流通は世界レベルの視点で見ていかなければいけないんだろうけど・・・。
実際に、①ならアメリカの米農家なんかはほんとに「ビジネス」って感じで米を生産・管理・輸出しているし、②なら中国なんかではすでにジャポニカ米を家畜の餌にしているらしいし・・・。
・・・でも、どちらも日本の米農業のイメージに、どうも合わないような、しっくり来ないような・・・。そんなんもったいないやん!って何となく感じてしまいます。
と言って、例えば自動車とか工業製品なんかは、日本は優れたものをどんどん輸出したりしているわけだし・・・。
難しいですね。みなさんはどう思われますか??
投稿者 postgre : 12:18 | コメント (0) | トラックバック
2006年10月13日
人類の食の多様性と農耕・牧畜のもたらした変化
●食の「農業」依存は、人類史の高々0.3%
人類の歴史は、約500万年。農耕の開始は、約1万5000年前と云われるので、人類の食における「農業生産」への依存は、直近の0.3%の期間に過ぎない。その過半は「密猟生産」で、「採集・狩猟生産」を経て、農耕・牧畜に至ったことを思えば、人類が第一次消費者(=植食動物)であると共に第二次消費者(=肉食動物)でもあることは、何ら不思議なこともない。
●雑食の起源
「魚類⇒両生類・爬虫類⇒哺乳類」という進化の過程においても、
霊長類は哺乳類の中でも最も新しい目でしかなかった。
その食性をみていくと、
原猿類の多く :食虫性のサル
原類人猿・原新世界ザル:食虫性+花蜜や樹液
旧世界ザルの祖先 :(解毒能力の獲得)→葉食
ヒヒ類 :果実・葉・樹皮・根・茎・昆虫・
エビ・カニ(甲殻類)・レイヨウ(哺乳類)
日本ザル :果実・花・葉・樹皮・茎・根・昆虫・
(マカク類) カエル・トカゲ・貝・魚・タコ
チンパンジー:果実・花・葉・樹皮・茎・根・昆虫・
アカコロブス・サバンナヒヒ(霊長類)
ブルーダイカーやブッシュバック(レイヨウ類)
などを集団狩猟の対象としている
ポチッと押してから一緒に考えてね (^ω^)
↓ ↓ ↓ ↓
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投稿者 staff : 01:01 | コメント (0) | トラックバック
2006年10月12日
農業・林業・漁業を考えてみました。
農業・林業・漁業に共通しているのは、斜陽産業である事、担い手不足・高齢化が問題である事・・・将来は暗い!
しかし、食糧の確保や国土保全、環境保全の為には必要な生産行為である事は間違いないと思う
考えてみれば、山も海もそして川も沼も池も本来みんなのものはず(農地もみんなのものにした方が良いと思う)
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みんなの”場”を”みんなの期待に応えて”管理し生産し、みんなの為に使う!農業・林業・漁業は”共認原理”の元で本物の可能性と展望が開けてくるように思う!

なんでもかんでも個人の利益に還元してしまう”市場原理”の元では本当に必要な行為は衰退し無くなって行く・・・![]()
これが現在の農業・林業・漁業を象徴しているように思う。
”市場原理の社会”から”共認原理の社会”へ移行していく次代においては農林漁業の可能性は大きいと思う。
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参考投稿

「みんなにとって必要な「農業・農村のあり方」を考える。」
「新農(業?村?民?)共同体の創造と生産基盤の共有」
「林業は今こそ転換期」<a>
丸一
投稿者 staff : 23:22 | コメント (0) | トラックバック
魚も水もみんなの資源
漁業の漁獲量・生産額共に、1985年をピークに減りつづけています。
このまま国内の漁業生産は減り続けていいのでしょうか?(7-46 漁業部門別漁獲高(昭和55年--平成14年)
日本は、海・川・池・湖など魚資源が豊富で、世界的にも魚を良く食べる国です。国民みんなの大切な食糧であり水資源でもあります。
個人生産である限り、後継ぎのいない高齢化で衰退。市場原理である限り、輸入が得。環境保全は個人では無理。「魚も水もみんなの資源」として生産・保全する形に切り替える時が来ています。
by正国
みなさん、どう思います?
投稿者 totokaka : 21:27 | コメント (0) | トラックバック
2006年10月10日
コメの消費量の現状は、アジア全土の危機を招く
日本人の主食が牛乳・乳製品になっている!?(るいネット) にあるように、戦後の日本人の食生活は大幅に「洋風化」し、それまでの伝統的な「コメ中心の食事」から、小麦・肉・乳製品・果物を始め、あらゆる多種多様なものを食べるように「多様化」した。その期間はわずかに40~50年ほどに過ぎず、「急激な変化」と言える。
この現象は、確かに匿名さんのおっしゃる通りで、日本国民の身体にとって良いわけが無い。しかし、他にも重大な問題がある。それは、「アジアの伝統的な稲作文化が、このわずか数十年のうちに破壊されている」という、まさにアジア全土が直面している大ピンチなのである。
全世界のコメの9割は、アジアで生産されている。それはアジアの高温多湿なモンスーン気候が、稲作にぴったりだから。農業の歴史が始まって以来、「アジアの歴史とは水田開発の歴史でもあった」と言えるくらい、稲作はアジアの基幹産業であり、伝統文化として受け継がれてきた。
しかし、それは裏を返せば「もしも稲作が破綻したら、もうどうしようもない!」という単一文化であるとも言える。
ところが、その最悪の危険性が確実に迫って来ている!最初に書いた食文化の急変=破壊によって、コメの消費量が急落しているのは何も日本だけではない、アジア諸国全域が同様の現状である。その結果、この30年ほどの間、コメの価格は世界的にどんどん下がって来ているのだ!!
そこで安易・かつ無策な減反政策などをして、コメの生産量を減らし、コメ農家たちの活力を下げてきた。この話も決して日本に限らない、アジア全体のここ30年の話である。
一体、現代のアジアの国民は、何千年と稲作文化を受け継ぎ・発展させて来た御先祖たちに、どう顔向けができるのだろうか。
笑っているのは、アメリカetc. の西洋文化圏だけではないだろうか。安倍さんが中国へ行っているが、本来ならばこういった現象事実を、ひとつひとつ真剣にアジア諸国と理解し合っていかなければ、本当に危ない。
byジャックダニエル
ポチッと押して一緒に考えよう! (^-^*)
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投稿者 postgre : 07:07 | コメント (1) | トラックバック
2006年10月07日
収穫量を倍にする農薬の力
ASEAN各国のコメの自給について検索してたら“作付面積”と“生産量”のデータで面白いことが見えてきました↓。
世界のコメ作付面積は1970年代半ばまでは増加傾向にあったが、それ以降は横ばいになっている。ASEAN+3に目を転じると、この傾向は一層はっきりする。作付面積が横ばいであるのに生産量が増大したことは、単収(単位面積当たり収量)が増加したことによる。
グラフを見ればその増加率に驚きます。
同じ広さの土地で、収穫量が倍になる!?
最も変化の著しい中国については、単収の増加は2~3倍にもなっている。
各国共に人口が増加、農業就労者の減少傾向にある中、主食であるコメをいかに確保していくか?というのが大きな課題だったようです。つまり、容易く収穫量を増大させられる農業の試みとしての“化学肥料や農薬の増加”が、この40年間行われ続けていることが伺えます。単純に農薬だけが単収倍増の理由とはいえないでしょうが、大きな要因であることは間違いないでしょう。
農薬にいい印象はもってません。しかし現実問題として、食いぶちの確保ためには農薬を使うことは避けられないのでしょうか? 安全な食 という観点で改めて考えされられます。
投稿者 staff : 00:13 | コメント (1) | トラックバック
2006年10月06日
ポジティブリスト制について勉強しました!
びんさんが予告してくれていますが、残留農薬に関する法律として、
今年の5月よりポジティブリスト制という法律が施行されています。
●ボジティブリスト制とは?
従来あったネガティブリスト制では、残留農薬に関する規制は、原則自由
で、「残留してはならないもの」を一覧表にして示すという方式でした。
つまり、作物別に残留してはいけない農薬を決めてていたため、一覧表に記
載されていない農薬は規制の範囲外となります。
これに対して、ポジティブリスト制は、原則すべて禁止し、「残留をみとめるも
の」のみを一覧表に示すという方式です。(リンク)
●どんなことが起こっている?
中国産の野菜、ウナギなどを中心に基準値を超える商品が出てきており、
入荷が滞ってきているそうです。(リンク)
国内でも(リンク)など基準値を超える野菜が出始めています。
また、一番農家が心配しているのは、
>◆ドリフト対策 農家の間では、散布した農薬が近隣に飛散する「ドリフト」
への不安が強い。自身が農薬管理に気をつけても残留量が基準を超えた
り、ほかの農家に出荷禁止などの被害を与えたりするからだ。
会場からは複数の農家で一つの作物を共同出荷する例をあげ、「基準を超
す農薬が見つかれば、参加するすべての農家が出荷停止になるのか」などの
質問が集中。「農家の間で争いになる」「生産履歴の記帳は、損害賠償を求
められたときどの程度有効か」といった声が出た。
厚生労働省の担当者は「共同出荷の場合、どの農家の農産物か特定でき
れば、ほかの農家は出荷停止にはならない」などと答えた。<(リンク)
といったことになっており、消費者にとっては安心ですが、生産者にとっては
大きな課題が残されていると言えそうです。
農薬ネット(参考にさせて頂きました☆メルマガもお勧めです♪)
BY たてこ
ポチッと押してから一緒に考えてね (*^o^*)
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2006年10月05日
減農薬栽培農産物って、安全・安心?
一般消費者にとっては、「減農薬栽培農産物」って、安全で安心できそうな響きがあるけど、本当だろうか? 気になって、ちょっと調べてみた。
農薬は、病害虫や雑草の防除管理などのために使用される。散布された農薬は本来の役割を果たした後、日光や土壌微生物によって分解され、消失していく。しかし微量だが、農作物に残留する可能性がある。それが「残留農薬」である。
特別栽培農産物のうち、当該農産物の生産過程等における化学合成農薬の使用回数が、当該地域の同作期において当該農産物について慣行的に行われている使用回数のおおむね5割以下(土壌消毒剤、除草剤等を含めた使用回数の合計を比較するものとする。)の栽培方法により生産された農産物をいう。
以上のことから分ることは、
①減農薬って、当該地域によって違いが出るので、 全国一律には比較できない。 ②しかも、使用量が同じでも、使用する時期によって 残留農薬の違いが出る。 (ex. 育成の初期段階の使用は安全性が高いが、出荷直前の農薬使用は、問題となる。) ③だからこそ、トレーサビリティ(育成履歴)の 意義がある。 ④その最終関門として、「残留農薬」という概念が 有効になってくる。
ということらしい。どうやら、農薬使用量と安全性の問題を直結するのは早計である、ということだ。そして、そのことに関連して、今年の9月29日に「ポジティブリスト制度」が実施された。 次の機会には、その内容について考えてみたい。
by びん
ポチッと押してから一緒に考えてね (^ω^)
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2006年10月03日
山の衰えは国の衰え!!??
こんにちは☆初めての書き込みになります!
ヒヨッコ百姓です(≧∪≦)
百姓という生業に就いて3年目…☆
まだまだ未熟者ですが、“新しい「農」のかたち”!みんなと一緒に追求していきたいす♪
ヨロシクお願いしますm(_ _)m
今日は類農園の仲間で“林業”についてお勉強しましたφ(..)メモメモ
私でも実感と遠い感じのこの職業。
そもそも“林業”とはどういう職業なの?ってところが皆の興味関心ポイント☆
ネットで調べているうちに、いくつか気になる言葉を見つけましたf(◎-◎)
「治水の要は治山にあり」(川村瑞軒)
「山は国の宝なり。しかし、切り尽くせば用をなさず、尽きざる以前に備を立つべし。山の衰えは即ち国の衰えなり」(秋田藩の家老、渋江政光)
私達が生きていくためには当然食べていくことが必要です。
その為の食糧生産=農業です。(昔は経済の基盤=米だったし♪)
でもここで終わりではないんですよね!
農業をしていくためには、水が要る。健全な土も要る。
その両方のカギを握るのが、治山。つまり林業なんだなぁってすごく繋がりました!(≧□≦)!
林業の衰えは農業の衰え、下流域の氾濫もあるでしょうし、実は漁業とも繋がっている!!
産業の衰えは国の衰えじゃん!!
昔の人は自然の摂理とか、本当に肌で感じ取っていたんですね。。。
(※山が衰えると、土砂崩れなどによって、土が海に流れ込んだりします。そうするとその海域の成分の変化⇒魚がいなくなるなどの現象が起きちゃうんだそうです(T^T))
でもじゃあ、今の林業=治山事業はどうなってるの??
小松さんが先に詳しく書いてくださっているので、ここでは省略しますが、f(^_^;)
言われるように、なんとなく「木を切って儲ける仕事」の枠を脱し切れてない感じです(:_;)
もう林業を営んでる人だけの問題じゃないんすよね!!!
投稿者 staff : 21:11 | コメント (3) | トラックバック
林業は今こそ転換期
総務省の統計データから、今度は林業について考えてみた。
林業経営を見ると、
林業所得 造林補助金20--50ha未満 645千円 321千円
50--100 564 511
100--500 352 1,109
500ha 以上 -3,242 12,051
なんと、林業所得はほんの僅かで、補助金が無ければやっていけない状態。しかも規模が大きくなるほど所得が目減りして(農業と正反対)、500ha以上では完全な赤字。
補助金が無ければ成り立たない、林業って、一体何なんだろう?
林業の歴史は意外と新しく、戦国時代の築城あたりが始まりらしい。更に時代は下って、第二次世界大戦に突入すると、多くの木材や燃料が必要とされた。そして戦後復興~高度成長の時代に入り、木材の需要が高まるとともに、森林はどんどん伐採されていった。有名な秋田杉などは、戦争前から高度成長にかけてのわずか50年間で、すっかり伐り尽くされてしまったという。
「モクネット」さん参照。
昔は山の恵みは木材だけではなく、木の実やウサギや熊や鮭など、食生活そのものを山に依存していた。自然に対して敬虔な気持ちをもちながら、その恵みを利用させてもらう、という感覚を人々はもっていたと言われている。
また、森林があるお陰で雨水が川に集められ、人々の生活が守られた。また豊かな川の水が農作物を育ててくれた。他にも防風林になったり、土砂の流出や崩壊を防いでくれたり、山や森林や川というものは、我々にとって不可欠な存在なのだと思う。
つまり、山や森林や川というものは非常に公益性が高く、であるが故にみんなで考え、守っていかなくてはいけないのだと思う。だから植林や造林に対して補助金(支援金)が使われることはもっともだと思うのだが、そのような公益性の高いはずの山や森林が、個人の所有物になっていることにとても違和感を覚える。
現在、木材の需要はがた落ちで、森林の手入れも十分に行き渡っていないと言う。だとすれば、もはや金儲けのための林業に執着する意味など無いのではないだろうか。むしろ本来の公益性、みんなのための、「新しい林業」に脱皮する転換期が訪れているのだと思う。
小松

ヨロシク




